割とありやん!酷評が多い⁉【アニー映画2015版】の感想レビュー

皆さんこんにちは、Miami3です。今回のテーマはミュージカルにもなって2014年にリメイク映画として公開された「Annie」(アニー)という映画について語っていきたいと思います

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記事の要約

  1. 典型的なハッピーエンドパターンで安心して最後まで見られる
  2. 元作品のミュージカル要素(歌と踊りの挿入)がふんだんに取り入れられている
  3. 作品の流れを登場人物の気持ちのアップダウンで解説!
  4. 映画の評価はレビューサイトではなく自分で確かめなければ分からない!?

前書き

さて皆さん、いきなりですがわたしの経験上こういった人間関係を描く映画は3パターンに大体分かれます

  1. 全く最初から最後まで救いがなく、途中で出てきた救いも砕かれてしまう完全なバッドエンドパターン
  2. 基本的に上とは同じですが、途中で出てきたわずかな希望が少しづつ大きくなりながら結末を見せずに映画が終わり、今後どうなっていくのだろうかと考えさせる系のパターン
  3. 1つ目とは真逆のジェットコースターパターンで(勝手にそう呼んでます)最初のどん底から最終的に幸せになって終わるというハッピーエンドパターン

多くの方がそうだろうと思いますが、わたしは3番目が一番好きですね。ただでさえリアルな世界は生きづらくて、憂鬱な部分が多いです。それなのに架空の世界でも絶望を見せられたくはないですよね??

この映画はうれしいことに3番目のパターンです!!(てゆーか3番目のパターンだからこれを見ました)

ということで最後ハッピーエンド保証します!!(笑)

それでは少々長いですがおつきあいください

あらすじ

「アニー」という孤児黒人の少女がこの映画の主人公です

彼女は非常に機転が利き、周りの人間(大人も子供も)に非常に好かれる快活な少女です。更に口も達者で、ポピュラー音楽よりラジオのトーク番組が好きという面白い少女でもあります(なんか吉本の女芸人みたいですね(笑))

クラスでは歌と踊りを披露して上手いこと歴史の授業の学級発表を切り抜けるというシーンから映画はスタートします

この映画はミュージカルがベースになっているので歌と踊りの挿入が非常に多いのも特徴の1つですね

同時にいつか迎えに来るという手紙を残した会ったこともない両親を待ち続ける健気さもあります

アニーは他の養子5人と共に落ちぶれて飲んだくれている上に「里親助成金」が目的だと常々言っている元歌手の白人女性のもとで暮らしながらも決して希望を失わずに力強く息抜き、やがて市長立候補者の「ウォーバックス」との運命的な出会いで希望に満ちた自分の人生を切り開いていく物語です

アニーの転機

いい映画には必ず「転機」というものがあります

いい映画はプラスとマイナスの転機を巧妙かつ交互に挿入することで人を引き付けるのです。なのでここからはその転機に注目して話を追っていくことにします

アニーの転機(プラス)

ある日、市の職員がきちんと里親が里子の面倒を見ているかの確認のための面談に訪れました

そして、アニーたち孤児は彼が床に落とした大勢の里親候補者が記されている1枚の書類を見つけます

他の子全員がここよりマシな新たな里親のところへ行けると色めきだっている中、アニーだけが視点が違いました

里親候補の名前と一緒に全員の社会保障番号(日本で言うマイナンバー)が併記されているのに気が付きます

つまりこの番号がわかれば、自分の親が探せるかもしれないとアニーは考えた訳です

そう、アニーはまだ「自分本当すことをめていなかったわけです

アニーの転機(マイナス)

役所に行けば自分の情報を開示できるのでアニーは役所へ向かいます

申請受付窓口の女性に必要なもの(申請書とお金と保護者の同意書)を提出するアニー。心の中は「これで本当の親がわかるんだ」という期待でいっぱいです

そしていよいよ自分のデータが印刷されて紙になって手渡された瞬間、アニーは恐怖を覚えました

「もしそこに知りたい情報が無かったらどうしよう」

そこで受付の女性に読んでもらうよう頼んだのです。すると女性はこう読み上げました

「”アニー・ベネット”26分署の前に放置。発見時の年齢、推定”4歳” 里親制度へ 以後データなし」

アニーの転機(ちょっとプラス)

落ち込みながら役所を出るアニー。しかし持ち前の明るさと歌とダンスで自分の中の気持ちをドンドン盛り上げていきます

そしてその時うたわれた歌があの有名な「トゥモロー」なのです!

この歌は非常の有名だったのでわたしは知っていましたが「アニー」の歌だとは知りませんでした

有名なさびの部分は50秒~くらいからです

何かこの歌を聞きながら少し泣きそうになってくるのは自分だけでしょうか?

そんな時にアニーに更なる転機が訪れました

彼女が帰り道で犬をいじめている少年2人を見つけます。正義感の強い彼女はそれをやめさせようとして2人の少年を追いかけます

道の反対側に犬が逃げてアニーがその後を追いかけると道を歩いていた黒人男性にぶつかります

しかし急いでいたアニーは気にせず道路に飛び出しました

瞬間車が目の前に現れます

あわや轢かれかける!と思ったとその時、直前にぶつかった黒人に彼女は引っ張られて辛うじて危ない場面を乗り切りました

彼の名前は「オリバー・ウォーバックス」彼との出会いがその後のアニーの人生を大きく転換させました

ウォーバックスは実業家で市長選に立候補している候補者の1人でもありました

彼の経営する通信会社はかなりの大企業で実業家としては完全なる成功者でした。しかし政治の世界ではそうはいきません

あまりに金持ち過ぎて低所得者層の有権者からは好かれず、せっかく無料で自社の携帯を配ったのにもかかわらず費用対効果が見合わず支持率は伸び悩んでいました

その上、支持率アップのキャンペーンとして炊き出しでマッシュポテトをホームレスに直接配っていた時、そのうちの1人に「食ってみろよ」と言われて食べたら、あまりの不味さに吐き出したためそれがネット上で笑いものになる始末でした

そんな中、アニーを助けたムービーがアップされたことで、何と支持率が爆上げとなりました

これを見た実業家のウォーバック、使えると確信したのでした

アニーの転機(プラス)

ウォーバックスは早速アニーの里親の家に女性部下を送ります。目的は「アニーを自分のもとに連れてきて無事を確認する素晴らしい人間性をもった市長候補」という写真を撮らせること

ところが彼のオフィスに着くと早速写真を撮ろうとするのをアニーは拒否

「ランチが先よ」と貫禄の一言(笑)

傍に用意していたテーブルに着くや否やまたしてもウォーバックスが写真を撮ろうとするのでアニーはこう質問します

ア「どうしてわたしを招待したの?」

ウ「そりゃ君が心配だからだよ」

ア「嘘ね、そんなこともう10歳だから分かるんだから。わたしバカじゃないわ。どうして写真を撮るの?」

ウ「・・・・選挙に勝つためだ」

ア「どうして写真を撮れば選挙に勝てるの?」

ウ「そりゃ、君は賢いがみんな君ほど賢くない。だから子供を助けたいい人を演じるだけで票が手に入る」

こうウォーバックスがぶっちゃけるとアニーは鼻で笑います。そして持ち前の力強さと口でとんでもない発言をぶちかますのです

「なーんだ。そんなくらいでいいの?わたしと一緒に住めば大統領にだってしてあげる!

流石のウォーバックスもこの発言には仰天してしばらく口がきけなくなりましたが、すぐに考えを改めます。この作戦行けるぞと

個人的には利害が一致した2人が手を組む系の作品が大好きなのでずっとニヤニヤしながら楽しめました

アニーの転機(プラス)

そこからは暫く想像をはるかに超えるような豪華で周りから注目されっぱなしの人生がスタートします。様々なパーティー会場や映画の試写会などに有名人として顔を出してそれと共にウォーバックスの支持率もうなぎ登り

そんな中いつも人を信じず、ただ孤独に仕事の実の没頭し続けるウォーバックスの心も徐々に溶かしていきます

2人はドンドン相手を信頼していき、ウォーバックス自身も少しずつ本来の自分を表現し始めるようになるのでした

アニーの転機(マイナス)

そんな中、ウォーバックスが主催したパーティーにアニーは一緒に出席することになりました

そしてステージ上で見事なスピーチと歌を披露することで会場を感動の渦に巻き込みます

ところがウォーバックスのスタッフ(この人はクライマ一クスに欠かせない人物です)の一人がスクリーンに映された「ウォーバックスへの感謝の言葉」を読むように指示

するとその瞬間に凍り付くアニー

アニーは何も言わず会場を飛び出してしまいます。この騒動で会場は一気にどよめきました

アニーに何かあったと直感的に感じたウォーバックスは急いで彼女の後を追いかけます

会場を出てビルの外で立ち尽くすアニー。彼女にウォーバックスはこう尋ねます

ウ「アニー、一体何があったんだ?」

ア「ごめんなさい。パーティーをめちゃくちゃにしちゃって」

ウ「そんなことどうだっていい。アニーどうして急に飛び出したりしたんだ?」

ア「・・・・・・わたし文字が読めないの」

ウ「え???」

何とここで衝撃の発言!というか凄まじい伏線回収だと思いませんか??

わたしが冒頭で書いたように映画自体は学校の授業シーンから始まります。そこでアニーは一切台本を用意せず、歌と踊りで切り抜けました、と思っていました

真実は、アニーは文字が読めなかったというわけです

多分映画を初見でこれを気が付けた人はいなかったんじゃないでしょうか?(わたしもです)

アニーの転機(若干プラス)

ウォーバックスはそこから真剣にアニーにむきあうようになります

まず、字が読めいない彼女に専属の家庭教師をつけます。選挙活動に利用しようとしただけの関係なのに、いつの間にか本当に大事な存在へと変わっていたのでした

そしてついに養子縁組を結ぼうという具体的な方向性まで考え始めます

ところがそこで急報が入りました

「アニーの両親が見つかった」

アニーの転機(フラフラっとマイナス)

アニーは小さい頃から両親を知らずに里親に預けられて成長してきました。彼女にとっての悲願はいつか両親が迎えに来てくれることでした

その夢が今叶ったのです

ウォーバックスとしてはアニーの心を知り、そして自分の気持ちを隠して何とかアニーを笑顔で送り出してやりたいと考えました

そして、ついにその日は来ました。アニーは正式にニューヨーク州法のもと、両親と再会して親子関係が復活しました

アニーの転機(大幅マイナス)と同時にクライマックス

アニーが去ってからも仕事に身が入らないウォーバックス。そんな彼のもとへとんでもない話がアニーの里親(最初の白人女性)から入ります。

なんと、「アニーの両親と名乗るカップルは偽物だった」という話です

彼女曰く、上述したスタッフが彼女に話を持ち掛けて、偽物の両親を見つけ出してアニーと再会させることでウォーバックスの支持率のブーストを図ろうとしたわけです(実際成功)

それを聞いたウォーバックスはすぐに行動に移りました

取りあえずそのスタッフをその場でクビにします

そして社用ヘリと、会社の通信網(通信会社なので)の総てを駆使してアニーの現在地捜索に乗り出します

するとツイッターでアニーの現在地がリアルタイムで呟かれていることに気が付きました(ここらへんは現代リメイク版っぽいですね)

そしてアニーが乗せられている車に何とかヘリで追いつくと彼女を確保します

アニーの転機(大幅プラス)続クライマックス

ようやく再開したというのにアニーはかなり不満そう。車中で今回の事件を実行させたのはウォーバックスであるという間違った情報を吹き込まれたためでした

必死で許しを請うウォーバックス(悪くないのに)彼はアニーに自分の本心を示すために仰天の行動に出ます

集まってきた報道陣を目の前にしてウォーバックスは自分が今まで追及していたものを諦めます

「わたしは市長選の立候補を辞退することを決めた。今後は一番大事なものの為に自分自身の力の総てを使いたい」

こうしてアニーとウォーバックスは本当の家族となることが出来てクライマックスを迎えました

まとめ

いかがだったでしょうか?

かなり長い記事なりましたがこれでも大分はしょりました(汗)

アニー自体はリメイクということもありかなり評価が低いです。またコメディということもありそれほど考えさせる話でもありません

ただ個人的にはこれほどミュージカルに寄せた映画は初めて見たので結構満足しています

何より見ていてこんなにもノリノリになれる曲がたくさん入っているのは個人的にかなり嬉しかったです

気になった方は現在アマゾンプライムの方でプライム会員は無料になっているので是非チェックしてみてくださいね

それではみなさん、また~

最後まで読んでいただきありがとうございます

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