皆さんこんにちは、Miami3です
今回の記事内容はドローンがこれから作り上げていくだろう未来について新聞の記事を踏まえての考察なります
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今回の記事を書こうと思ったきっかけは1月25日の日経新聞の記事にあります(外部リンク)
簡単に要約すると楽天が2019年度中にドローン配達サービスに乗り出すというものです。まず第一弾として過疎地域での実装が予定されています
この記事を読んだとき、個人的にはいよいよ本格的なドローン時代に突入するのかと少しワクワクしました
この実装をいきなり都内や大阪などの大都市でやるのは様々な面で無理があります。そもそも電線や高層ビルが多い都市部ではドローンが安全に飛ぶことが出来るスペースが確保できるかが疑問だからです
また交通網が整備され、多くの運送会社が既にある都市部では試験段階の配送システムの需要がどれほどあるか微妙なうえ、不必要な軋轢を生む危険性もあります
一方過疎地域ならそもそも人口の絶対数が少ないのでトラブルの可能性も低く、空中に渉外部も少ないです。また最大の理由としては人手不足が社会問題となっているのでここへのコミットが図れそうだと思います
ところでそもそも論なのですが、皆さんはドローンについてどれほど知っていますか?わたしは少し前までラジコンとドローンの区別がつきませんでした
そこで今回はドローンについても軽く解説したうえで、今ドローンを取り巻く状況についてまとめていこうと思います
記事の要約
- ドローンとラジコンの違い(自律性の有無が両者を分ける)
- ドローンの種類(撮影、宅配、農業、軍事用)
- ドローンをめぐる法律問題(民法の所有権、改正航空法の弊害)
- 国際市場でのドローン(市場規模は14兆円、機体シェア7割超が中国企業)
- ドローンとこち亀
ドローンとは?
ドローンとは英語で「Drone」というスペルがあり、本来の意味は「蜂の羽ばたき音」です。日本語で言えば「ブーン」ってことですね
それでは一番大きな疑問「ドローンとラジコンってどう違うのか」について考えましょう!
両者の違い
ドローンとラジコンは基本的にめちゃくちゃ共通点が多いです。画像で比較すれば分かりやすいでよね?
どっちがどっちかわかりますか?
左がドローンで右がラジコンヘリになります。両方プロペラが付いていて空を飛ぶというのは同じです。そして両者は無人航空機という点でも同じです
なら2つには違いはないのか?プロペラの数が2つか4つかだけの差なのか?(それも違いといえば違い)
両者の決定的違いは「自律性」です
つまり、ラジコンは常に遠隔操作のコントローラを操っていなければ飛びません。一方ドローンの方はGPSなどを搭載して自分で空中の動きを制御して高さも変えながら飛び続けること出来ます
ということで皆さん、女の子に「ドローンって何?」と聞かれたら、「ドローンは自律制御(コントローラいらず)できるラジコンだよ(どや)」って答えてあげましょう!(うざいので多分嫌われます(笑))
*女の子がこれを説明できたらそれはそれでカッコイイですね(不平等)
ドローンの種類
現在ドローンは大きくつほどの種類に分けられます
- 実験用、撮影用ドローン
- 配達用ドローン
- 軍事用ドローン
- 農業用ドローン
1はすで普通に使用されていますね。これはユーチューブにアップされた実際の映像です
2は上でも取り上げましたが徐々に普及してきています
3は無人戦闘機がかなり前に米軍で実用化されていましたが、現在はより高性能かつコンパクトになっています。もう人が人を殺す時代は過ぎていくのかもしれませんね・・・・
4の農業用ドローンも、農業用水や肥料、農薬散布で普通に現役化していますね
ドローン関連の法律
人間は社会の中で生きているのでどうしても社会のルールが必要です。それは最新技術であっても例外ではありません
現在日本では様々なドローンに関する法律があり、それが時には足かせにもなっています
2015年に首相官邸にドローンが落下した事件が記憶にある方も多いと思います(外部リンク)
犯人は特定されて(自首)事件の概要としては政府の原発政策に不満がある一般人が福島の砂をぶら下げて飛ばして落ちたというくらいの内容です
しかし、この辺りから急激にドローンに対する風当たりが世間的に強くなった印象があります
わたしは他の記事でも述べていますが、「技術や内容のクオリティとそれを扱う人間のクオリティは別個に考えるべきだ」と思っています
*関連記事です
ただし世間的にマイナス評価なものを政府が法的に優遇しようという気にはどうしてもなれないのでしょうか?法的には多くの障害が残っているのでその例を紹介します!
民法
民法では所有権について規定されています。所有権とは文字通り何かしらの物を排他的所有できる権利です
例として不動産=土地が挙げられます。自分の土地は自分のものなので他人に使わせる必要はないわけだし、勝手に使ったら止めるように要求できます
しかしこの所有権がドローンにとってネックとなるわけです。土地への所有権はその土地のみならず、空中と地下にまで及びます
地下に関しては地下鉄の問題がありますが、これは法改正により40m以上の深さの部分を公的目的で利用するならOKとなりました
問題は空中です。当然航空機も原理原則からいけば誰かの所有権を犯しまくっていることになります
しかしこれに関しても、法の特別枠ということで所有権侵害には当たりません(そもそも地上何千メートルの所有権なんて誰も気にしないってのもあります)
しかしドローンが飛ぶのは地上数十メートルです。人によっては非常に邪魔な場合もありますよね
例えば高層マンションの景色が自慢の部屋を買ったとします。ところがせっかく夜景を見て優雅な夜を楽しもうとしていたら目の前を蜂もどき(ドローン)がブンブン荷物背負って飛んでるわけですね(笑)流石に嫌です
改正航空法
上述した事件を受けて、ドローンは人口密集地域(東京&大阪都心)での飛行禁止となりました。それ以外の地域でも飛行は昼間のみ等の時間制限が設けられています
さらにドローンの宅配利用に大ダメージを与える一文があります
「ドローンを飛行させる場合は目視の範囲内に限定する」
これは逆言えばIoTなんかを利用した中央管理型でドローンの物流の管理というのが困難になるということです。目視の範囲内だと言うなら直接配達現場に行かなければならない訳ですから
これだったら普通に配達するのとあまり変わりませんよね・・・・
*一応航空管制システムによる監視で代用できるように環境整備はしているみたいです。ぜひこちらの方で実現を
ドローンと国際競争
ドローンの利用が拡大しているのは日本だけではありません
アメリカ、ヨーロッパ、中国などの各国が猛烈な競争の真っ只中です。一説によるとドローンの世界での市場規模は14兆円に上ると言われています(参考までにゲームコンテンツ市場が8,3兆円:外部リンク)
特に中国企業のDJIはドローンの機体そのもののシェアが7割超で圧倒的な勝者となっています(外部リンク)
他の国々はドローン利用の法規制を緩和する方向に動いているのに、日本だけが反対方向に向かうのはどう考えてもマイナスです
もちろん新技術の信頼確保のための安全管理は非常に重要です
さらにIoTや5Gなどの関連技術がドンドン発展してきているのだから、インターネットを通じたドローンの安全管理は可能であると思います
このまま「国際競争力を下げて負けるしかない状況は市場縮小環境にある日本では最悪の結末」です
おまけ
皆さんここで少しテイストを変えた話をしようと思います!
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」という長寿漫画をご存知ですか?通称こち亀といわれて200巻近くまで続いて連載終了しました。
漫画内のストーリでは度々時事ネタが取り上げられていますが、随分前にすでに無人機やドローンについて取り上げていました
そこで主要キャラの麗子と中川の会話が的確過ぎて個人的にツボに入りました
麗子「驚くのは法整備の早さよね」
中川「技術より実はそこなんだ」
法律無くして社会は成り立たないのは事実です
しかし、「社会のための法律であって法律による社会ではない」これを忘れずにいたいですね
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はドローンとその周辺状況について長々と語ってきましたが簡単にまとめますね!
- 楽天がドローンを宅配利用本格開始
- 現状日本では法律問題や事件などでドローンの恒常利用が阻害されている
- 世界のトレンドは規制緩和によるドローン推進
- こち亀は時代を先取りした凄い漫画!(笑)
こんな感じで大体まとめきったのではないでしょうか?というか3000字が4行になるのは地味に悲しい(笑)
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