八村が、渡邊が、あの男が魅せたっ!バスケ日本代表が【格上】アルゼンチン相手に接戦!?

皆さんこんにちは、Miami3です

熱さまだまだ続く中、8月22日は日本バスケにとってはまさに熱い一戦が繰り広げられました!!

日本代表強化試合の相手は世界の強豪「アルゼンチン」。FIBA(国際バスケットボール協会)のランキングは日本が48位なのに対して相手はなんと5位!ソース

圧倒的格上のチーム相手に日本はいかにして挑んだのかということを含めて今回は記事にしていきたいと思います!

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超満員のさいたまスーパーアリーナ

試合よりも、日本代表チームよりも、八村よりも、渡邊よりも、何よりも驚いたのがさいたまスーパーアリーナが大入り満員だったことです!!

今までの日本バスケの国際大会でこれほどまでに大勢の人間が実際に会場に見に行ったことがあったでしょうか??

それがなんと今回の1戦では16000人もの人が押し寄せて試合を見ました!!

正直日本バスケの1番の成長はチーム力よりも「代表選で16000人呼ぶことができたこと」、だったのではないでしょうか?

さらにTVで試合を見ていて感じたことが「ブーイング」がすごく多かったこと

あまり日本人のサポーターやブースターは試合中にブーイングを相手選手に飛ばすことが少ない印象を今まで持っていたのですが、今回はアルゼンチンの選手がFTを打つたびに大きなブーイングを聞くことが出来ました

会場の一体感が増したような気がして個人的には非常GOODなポイントです

以前にも記事にしたのですが「令和はBリーグの時代になりえるか?」というテーマに対してまた一歩YESへと近づくことが出来たと感じました

*面白いことをやって会場全体を盛り上げようとする感じが強く伝わってきたのが大相撲の力士たちに3ポイントを打たせるイベントを実施したときです

こんな風にすれば会場のお客さんもかなり盛り上がるし、力士たちは好きなバスケとの一体感を楽しめるし一石二鳥ですね(笑)!

アカツキ5の注目選手

日本代表=通称アカツキ5には何人かのキープレイヤーが存在します

そこで個人的に特に注目してみていた選手を軽く紹介しようと思います!

日本バスケ界最強のNBAプレイヤー【八村塁】

日本人唯一のNBAドラフト1巡目指名選手・・・・・・

この言葉をまさか2010年代に聞くことが出来るとは思っていなかった、、、、、、だからこそ

「めっちゃうれしい!!!」

八村選手については以前にもこちらの記事でほんの少しだけ取り上げましたが、取りあえずもう1度情報を確認!

  • 職業:NBA選手(ワシントン・ウィザーズ所属)
  • 身長&体重:203㎝&106㎏
  • 年齢:21歳
  • 出身:日本・富山県
  • 家族:父親がベナン(アフリカ)出身で母親が日本人

何といってもNBAで上位指名されたその実力は本物!先日のニュージーランド戦でも35得点をもぎ取るなど日本代表のエースとして君臨していると言っても過言ではありません

日本バスケのサラブレッド【渡邊雄太】

こちらも現在NBAに所属している立派なNBAプレイヤーである「渡邊雄太」選手!

彼はその生まれからまさにバスケをやるために生まれてきたような人物です!

父親も元バスケ選手で母親は何と元日本代表!

そんな2人のDNAをしっかり受け継いでいる渡邊選手の身長はなんと206㎝!八村選手より若干ですが高いです

そしてそんな高身長3人が揃えば渡邊選手が2mを超えているようには見えなくなるという視覚の不思議(笑)

さらにスピードとジャンプ力までしっかりと兼ね備えたプレイヤーで日本人プレイヤーが見せないようなダンクをしばしば見せつけてくれます!

その素晴らしい才能を活かして現在はNBAと2軍を行き来する2wayプレイヤーとして本契約を勝ち取るために奮闘しています!!

日本のダンクマシーン!?【馬場雄大】

現在Bリーグのアルバルク東京で活躍中の馬場雄大選手。上の2人とは異なり大学は日本国内の「筑波大学」に進学して、在学中にプロ入りを果たすという非常に将来を期待されている選手の1人です

彼のプレイを初めて見たときの感想は「ダンクが凄い」というスラダンもビックリな月並みな発言しか出てきませんでした

特に素晴らしいのは両手を使ったボースハンド・ダンク

日本のプレイヤーでダンクをする選手は大概が片手でジャンプ力に余裕がない感じでシュートを突っ込むようなダンクが多いのですが、馬場雄大選手は両手でなおかつしっかりとリングの上から叩きつけるようなダンクを出来ることが魅力です

これほど強烈でセンセーショナルなダンクをかませること自体で期待が高まります!

日本代表のスタメン&注目選手

今回の日本代表は前評判からCMから何から何までめちゃくちゃ我々ファンのハードルをいい意味でブチ上げてくれます!

いわく、「歴代最強の日本代表、、、!!!」

しかしこれをそのまま受け取るほど日本代表には悪い意味で期待していません・・・・・でした!

取りあえず今回の試合のスターティング5を見てみましょう

  1. 篠山竜青:178㎝
  2. 馬場雄大:195㎝
  3. 渡邊雄太:206㎝(NBA)
  4. 八村塁:203㎝(NBA)
  5. ニック・ファジーカス:210㎝(NBA経験)

PG(1)の篠山以外は身長だけなら十分世界レベルと言えます

さらに言えばNBA経験or現在所属中の選手がスタメンの中に3人もいるのは今までの代表ロスターとしては史上初です

更にスタメン外の注目選手と言えば田中大貴選手。パス、ドリブル、シュートとオフェンスにおいては隙が無いオールラウンドな能力を持っています

少なくとも前評判に恥じない素晴らしいスターティングラインナップです

欠場:富樫勇樹

非常に残念なことなのですが、日本代表のスタメンPG候補だった富樫勇樹選手は残念ながら怪我のため欠場となってしまいました

日本代表選:ポジティブポインツ

まず今回の試合が管理人とって初めて見た現在のロスターでの代表戦ということになりました

そのことを踏まえて率直に代表戦を見た感想を一言で表すならば「想像通りよかった・・・」です!

まず基本的に高さスピードで十分に勝負が出来ていた、活かしたいポイント=八村塁のオフェンスがそこそこ機能していた(24得点)

そこで今回の代表戦のロスターを見たときのポジティブポインツを3つ紹介しようと思います

アスレチックな日本人選手

スタメン選手たちの中でも今までの代表との決定的な違いとして強く感じたことは、「積極的にダンクとスティールを狙っている」という点です

特に日本のエース「八村塁」は開始早々強烈なワンハンドダンクをアルゼンチン相手に叩き込みました!

*24秒~

さらに2大エースの一角である渡邊雄太が今度はプットバック(外れシュートをそのままダンクで入れなおすこと)を叩き込みます!!

*29秒~

さらに個人的な一番の今試合ハイライトは2分34秒くらいからの馬場の圧倒的なスピードと優秀なフィニッシュ力から繰り出された2Q終了同時のAND1プレイ!!

NBAでもブザービーターAND1は見ることが難しいのでかなりいいプレイを見させてもらったとホクホクしているところです(笑)

基本的にはこの3人のドライブペネトレイトが効率的なチームのオフェンスのキーとなっていた感じがします

世界レベルの身長(フロントコート)

運動能力が高い選手だけを揃えていても勝てないのがバスケというスポーツの悲しいところ・・・・・

Gはそこまで必要とされませんがFやCはどうしても上背が要求されます

しかしスタメンフロントコートは渡邊206、八村203、ニック210㎝と平均身長206.3cmとNBAでも十分通用する高さを誇っています

しかも彼ら3人はそれぞれ単純な身長以上に次のような強力な武器を持っているわけです

  • 八村→身体能力、ミドルレンジの得点能力、ポストアップできるパワー
  • 渡邊→長い腕を活かした強力ディフェンス、十分すぎるスピード、優秀なシュート能力
  • ニック→意外と走れる走力、正確なシュート精度、広いコートビジョンと技ありアシスト

デカいだけで使えない選手を集めた訳ではないという層の厚さを感じさせるフロントコートです!!

前半の15点差を弾き飛ばす底力!!

個人的に一番驚いたのがここ

1Qからアルゼンチン側の3が異常ともいえる制度でスパスパ決まっていたので5点差をつけられてしまった日本代表。本来なら5点差程度何ということもありません

しかし日本代表の今までを振り返ると毎Q5点差付けられて気がつけば20点差で負けていたなんてことが普通にありました、、、、

だからこそ2Qの中盤くらいで15点差に開いたことはすごく残念だったし、このままズルズル世界の強豪相手では逆転できずすり潰されてしまうのかとちょっとがっかりしました

が、、、、、「ごめんなさいっ!完全見くびってました!!」

全然違った、選手たちは見ていた自分よりはるかに落ち着いていたし、確実にオフェンスをエクスキューとして徐々に10点差、一ケタと確実に点差を縮めることに成功して、一時は逆転さえしました

やっぱり、伝説のTマックの試合のようにバスケは最後までしっかり見なければいけないなと強く感じた次第です(謝)

代表戦の改善点

ただしいくら褒めちぎったところで負けは負けなわけで、改善点は分かりやすいのがいくつかありました

そこでそこを3つに分けて思うことをつらつら書いていきます(あんまりくどく書きたくないのであっさりいきます(笑))

<1>PGの不安定さ(ターンオーバーなど)

まず第一に今回の日本代表はベストメンバーとは言い難かった。その理由は上でも書いた通り富樫が欠場していたからっていうのが大きいです

やっぱりBリーグ初の1億円選手で、日本代表のスタメンPG最有力候補なわけですからね・・・・

しかし試合を通して篠山(今試合のスタメンPG)の手にボールが着いていない印象がありました

アルゼンチンのディフェンスがけっこうアグレッシブにボールを狙いに来ていたのと、日本の選手同士のパスの連携が随所で乱れてターンオーバーへと繋がって相手にボールが渡り、大量連続得点を許してしまいました

もちろん富樫がやって来たらまた大きく違ったゲームを展開できる可能性も大いにありますが、どうしても日本チームのPGの身長が低くてウィングスパンが足りない部分が目立つのでそこをしっかり認識しつつ弱点を潰していく必要があるかと思います

<2>腕の短さによるディフェンス不安とゾーンディフェンス

アルゼンチンのシュート場面では、日本側のディフェンスが大幅に遅れた訳でもなく、なおかつ相手選手はいわゆるロング3と言われるレンジからシュートを平然と決めてきます

(残念ながらピンポイントの動画はありませんでした・・・)

身長差以上にこのディフェンスで目立ったのが「ウィングスパン」=手の長さです

比較的慎重に対しての手が短い日本人選手が代表メンバーには多く(八村、渡辺などは例外)、それが自信を持って相手にシュートを打たせてしまう原因となっているのではないかと感じるところです

あとは日本代表が多用しているゾーンディフェンスですが、ドライブやインサイドアタックには非常に効果的な反面、3ポイント、特にコーナー3へのプレッシャーがおろそかになりがちです

5分40秒からのコーナー3がまさに今回の代表チームのディフェンスの改善点を象徴しているようでした・・・

またオフボールムーブへのディフェンスがおろそかで、しばしばコーナーフリーが発生した所も悪い点です

逆に言えばそれ以外はけっこうしっかりと守っていたし、オフェンスで強烈な印象を残せています!!

<3>フリースローの精度

これはしばしば言われていることなのですが、「日本人選手のフリースロー成功率が世界レベルでは低すぎる」という話です

実際NBAにおいても最も効率がいいシュートはFTということは確実視されています

得点期待値というものがあって、2ポイントシュートを50%決めると1点、3ポイントを4割なら1.2点、そしてフリースローを8割なら1.6点が期待できます

そして他の2つとは全く異なる点がFTには2つあります

  • 毎回同じ距離と条件で打つことが出来る
  • ディフェンスが邪魔をすることが無い

つまりはフリースローはフィジカルや技術の問題ではなくメンタル次第で8割越えが十分視野に入ってくるわけです

ところが今回の試合のチーム平均成功率が70%。ナショナルチームの試合としては物足りない。というか日本代表的にはかなり悪いと言わざるをえない

基本的にはフィジカル勝負のゴリゴリプレイが出来る選手は代表中で八村とその他数人しかいない訳なのでどこで勝負するかと言ったらシュートの正確性なわけです

その最も効率よく得点を重ねられるFTに関してはどうしても8割を軽く超えて欲しい!

そこが日本代表の当面の最大の課題なのかな?

まとめ

今回は日本代表の当面の課題と大きな成長を見ることが出来た良試合といえる内容でした!

惜しむらくは負けてしまったこと、とはいえ格上のチーム相手に堂々たる戦いぶり、とても48位と5位のゲーム内容とは思えないようなシーソーゲームを展開しました!

さらに次の試合ではドイツ相手に逆転勝利を収めることが出来たことからも、日本代表は歴代最強、これ事実です!!!

やっぱりナショナルチームが強くなきゃその国でそのスポーツは盛り上がらないよね(笑)!

そんな日本代表には是非ともワールドカップと来年のオリンピックで鮮烈な勝利を飾りまくって欲しいところです!!

今年と来年の夏はNBAが無くても退屈せずに済みそうです(笑)

それではみなさん、また~

最後まで読んでいただきありがとうございます

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