何で【LGBT】は結婚できないの??ラップ【Same Love】で、【法律】で、考えよう!!

皆さんこんにちは、Miami3です

今回のテーマは巷で徐々に話題なりつつあるLGBTのお話です

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記事の要約

  1. LGBTとは?(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)
  2. 憲法と民法の問題(日本では法的結婚不可)
  3. 結婚賛成理由3つ(個人の意見、法律的観点、国家的&経済的利点)
  4. 反論への検証(伝統的価値観、少子化問題)

前書き

そもそも何ですが読者の皆さんはLGBTとはいったい何の略なのかご存知ですか?

LGBTとは性的少数者(セクシャルマイノリティ)の総称です

L=Lesbian(女性同性愛者)、 G=Gay(同性愛者)、 B=Bisexual(両性愛者) T=Transgender(性同一性障碍)というのが英語と一般的な日本語訳となります

つまりGayは男性女性の区別が無く、Lesbianは女性のみを表しているわけですね

昔見た映画でも確かに女優が「I’m not a gay」(ゲイじゃないわ)と言っていました

これらのLGBTは国籍、地域、民族、人種を問わず基本的には総ての国で人口の1割程度いると考えられています

最初に言っておくとわたし(Miami3)は同性愛者というわけではありません。

最近の報道などで日本の法律上LGBTの結婚が出来ないという話(外部リンク)を耳にして今回のオピニオンを書くに至りました

あとわたしは洋楽(特にヒップホップ)が好きでよく聞くのですが、あるアーティストのある曲を聞いて少し思ったこともあり、このオピニオンを書いています

その曲の名前は「Same Love(同じ愛)」という曲でアーティストの名前はマックレモアといいます

*有志の方の和訳です

歌詞の中で特に好きなのは「A culture founded from oppression, Yet we don’t have acceptance for ‘em 」(抑圧から生まれた文化だというのに俺たちはお互いのことを未だに受け入れられない)

これはHip-HopアーティストであるマクレモアがHip-Hopの成り立ちを通してのある意味強烈ディスになります

Hip-Hopは黒人音楽であり、もともと黒人奴隷だった人たちが現状や社会への不満を歌詞として届けたのが始まりでした。もともと抑圧から生まれた文化が今度は他人を抑圧し始めていると言いたいわけですね

さて、それではちょっと面倒くさい法律の話に入りましょう。そんなに長くないですからご安心ください。結論を先取りすると日本の法律では同性婚出来ません

日本国憲法

日本国憲法には結婚に関する規定が置かれています

第二十四条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。

2 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。

憲法24条には両性の合意のみで成立」する。そして2項(下の文章)では法律が具体的な制定をする」ことになっていますね

両性を素直に読めば、2つの性、つまりということになります

さらに具体的事項に関しては法律に委任しているので法律が決めた内容で結婚できることなるわけです

それではその法律とは何なのでしょうか?

民法

憲法で書かれた法律とは「民法」のことです

民法とは基本的に社会ルールについて書かれています(契約に関することが大部分)

民法の後半には家族に関する規定が置かれていてそこを家族法と呼ぶこともあります

この家族法は憲法の趣旨を汲んで、作られているわけですが結婚(法律用語で婚姻)できる要件が書かれているわけです

簡単にまとめると以下の3点です

  1. 両性の結婚意思が合致すること(憲法)
  2. 届け出を出すこと(婚姻届け
  3. 婚姻障害が無いこと

1と2は普通に分かりますね?問題は3ですが面倒だしあんまり今回のテーマと関係ないのでざっくり書きます

簡単に言うと極端に低年齢ではない、近親婚じゃないなど基本は常識的範囲内の縛りです

ちなみに1に関しては民法内にはどこにも明文規定がないんですが(多分)、家族法の中を読むと明らかに男女婚姻しか想定していないのは明らかです

ということで日本ではLGBTは同性婚出来ないことになります

現在は渋谷区などが独自にパートナシップ証書条例外部リンク)などを出していますが所詮は条例にすぎません

一方結婚できない(法律で認められない)と明確なデメリットが発生します

例えば遺産相続はできません。また近親者や配偶者でもないので同意書などにも名前を書くことは出来ません

結婚という法律制度に守られないことは結構負荷になるものなのです

賛成する3つの理由

タイトルにある通り、わたしは同性婚を認めることに賛成です

ただこれだけで終わるのではなく3つの理由と共に自分の意見を書こうと思います

他人の問題

まずわたしが同性婚に賛成する一番大きい理由は他人問題だからです

わたしは基本的に「自分のことを他人に指示されるの嫌い」なので他人にも立場以外で指示することはないです

それなのに結婚という超家庭的個人的問題に法律が口出しをするという状況が嫌いなのです

日本の法律の基本的な考え方は「法は家庭に立ち入らず」です

例えばDVなどでもけっこう警察が後手に回る場面が多いですが、この理由の1つが警察という法執行機関が家庭問題に介入するのは国民生活にとって好ましくないという考えがあるからです

流石にDVはヤバくなることが多いので介入してもいいとは思いますが・・・・・

憲法と民法の基本原理

憲法にはこんな条文があります

第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
憲法って意外かもしれないですけど個人主義なんです(日本人の国民性とは別の話)。まあアメリカが作った憲法ですからね
この個人主義を色濃く引き継いでいるのが民法です
そして民法にはよりも大事大原則があります
それは「私的自治」の原則です
私的自治とは「自分のことは周りに迷惑をかけない限り(公共の福祉に反しない)すべて自己責任自由にできる」という原則です
家族法は民法の一部なので家族法にも当然これが適用されていいんじゃないかと思います
ということは結婚に関しても周囲に迷惑をかけないなら自分たちで決めればいいじゃないかと思います

国家的な問題

最後はかなり毛色が違います。わたしが今回注目したデータは「LGBTにとって暮らしやすい都市」「都市競争力」の関連性についてです

以下は都市競争力ランキングです(外部リンク

21位 ウィーン(オーストリア)

20位 サンフランシスコ(アメリカ)

19位 上海(中国)

18位 トロント(カナダ)

17位 メルボルン(オーストラリア)

16位 ベルリン(ドイツ)

15位 シドニー(オーストラリア)

14位 モスクワ(ロシア)

13位 マドリード(スペイン)

12位 ソウル(韓国)

11位 ワシントンD.C.(アメリカ)

10位 ブリュッセル(ベルギー)

9位 北京(中国)

8位 シカゴ(アメリカ)

7位 シンガポール

6位 ロサンゼルス(アメリカ)

5位 香港(中国)

4位 東京(日本)

3位 パリ(フランス)

2位 ロンドン(イギリス)

1位 ニューヨーク(アメリカ)

1位から25位までのうち太字の都市がLGBTにとって暮らしやすい都市ランキング(*英語ソース外部リンク)にランキングしていました
更に赤字のロサンゼルスは全米でも大きなLGBTコミュニティがある都市の1つです(*英語ソース外部リンク
こうやってランキングでみてみると緩やかとはいえ相関関係がありそうじゃないですか?

相関関係の原因

個人的にこの相関関係には一定の理由があると思っています

まずここに挙げられている都市は世界的な大都市が多く高度に都市化されています

皆さんも経験があるとは思いますが都市化されればされるほど、地縁的要素がかなり薄れていきます

分かりやすく言えば近所の目やしがらみがないからこそLGBTが集まって来てコミュニティを形成しやすいということだと思います

ただ別の視点もあると思います

LGBTという自分達とは違う存在が近くにいて交流できることで同じ人間だけでは思いつかないようなアイディアやイノベーションが生まれる可能性が高いという仮説です

同じ人間ばかりでは生み出せない大きな変化が起こされればそれが大きなパワーとなります

そしてそのパワーが都市競争力に繋がるのだとわたしは考えています

こちらのソースはないですが、全米の都市で競争力が高い都市は一定以上の大きさのLGBTコミュニティを抱えているという話を聞いたことがあります

わたしは個人的に東京にこれ以上ニューヨークとロンドンに後れを取って欲しくないです。経済規模、人口、安全性、食品の質で優っている東京がさらに一歩前進するためにはこんなところにも手を付けてみてはいかがでしょう?

*あと前々から思っていたんですが絶対にパリには勝ってる筈だと思います(何で負けてるのか分からない)

反論

伝統文化の破壊

同性婚反対で一番多いような気がする反論がこの「伝統文化の破壊」じゃないかなという印象です

そこでちょっと疑問なのですが「伝統文化」って何を指しているのかということですね

1:1の男女がするものが結婚である」というのが伝統であると仮定します

するとこの1:1の結婚がいつからのモノかという話になります

今の結婚制度の直接のもとは明治時代の明治民法なので200年しないくらいの伝統ということになります

それ以前では身分によってそれぞれ結婚相手の数がかなり違いました

大名は正室(正式な妻)以外に側室(その他の妻)も大勢いました。それが庶民レベルになると基本一夫一妻でした

わたしとしては200年くらいの欧米から輸入された法律(明治民法の元はフランス民法)に基づく制度を特別重要伝統だとはそこまでえていないです

ただ、それを伝統だと思う人の考えを否定しません

しかし、そう思う人はLGBTと結婚しなければいいだけの話なんじゃないか、他人の結婚にごちゃごちゃ口を出すのは違うだろ、そう考えます

さらに戦国時代には衆道文化、江戸時代には時代の最先端文化人である井原西鶴「男色大鑑」(だんしょくおおかがみ)を出版するなど日本では特別男色も珍しくないですね

現代でもBL小説や漫画が大人気ですし、これは伝統なんでしょうか?

少子化の原因となる

これは割と意味からないです(笑)

同性同士が結婚したら少子化の原因となるんでしょうかね?

意味が分からないので調べてみたらこういう図式のようです

  1. 同性婚
  2. →カップル内での子供が出来ない
  3. 未婚の男性ないし女性が2の倍数人数で減る
  4. →異性婚をしたい人の相手の数が減る
  5. →異性婚も減る
  6. →子供が出来ない

多分こういう図式を主張しているのではないでしょうか?

でもこの図式だとある前提条件が必要になります

それは「同性婚が認められなければ、同性愛者は異性愛者と結婚するだろう」

この前提条件成り立たないですよね。同性愛者の大半は結婚しないまま人生終えると思います

だとすれば、子供はどっちにしろできないですよね?それに仮に一部の同性愛者が一般的な結婚をしたとして子供作るんでしょうかね?

恐らく同性愛者は自分のDNA(遺伝子)を引き継いだ子供も同性愛者になって苦しんだらどうしようと考えて結婚しても子供らない気がします

となると結局出生率は上がらないので前提からこの説は崩れると思います

まとめ

わたし自身がなぜこのLGBTの結婚制度を新設することに賛成なのかを考えてみました

すると恐らく核になる感情は1つです

「他人に自分のことを過剰干渉されたくない」というただの自分の感情からこう考えているんだと思います

別にLGBTの権利がどうのこうのと政治的に主張しようとする感じでは全くないです

ただたかが他人にごちゃごちゃ言われたくない」、それだけです

「人間は感情の生き物」なので反対派も伝統とか少子化とか言っても結局それは後付けの理由で究極的にはただ「LGBTという異物が嫌い」という感情に基づいているのだと思います

だからその感情を理論で否定しようとしてもあんまり効果はなさそうなんですが、それでも感情のみで動く危険性は大きいので今後も話し合う必要があるのではないかと思いました

最後まで読んでいただきありがとうございました

それではみなさん、また~

最後まで読んでいただきありがとうございます

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