皆さんこんにちは、Miami3です
今回はめちゃくちゃ困惑している現状で書いてます
さて今回の記事テーマはズバリ、「名門レイカーズの新ヘッドコーチがタイロン・ルーってマジ??」です!
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記事の要約
- レイカーズ新HCはほぼルーで決まり!
- レイカーズの現状(内輪もめ、残務処理、レブロンとの関係)
- タイロン・ルーのHCとしての能力はいまいち!?
- レブロンか組織か、ある意味究極の2択!
ページコンテンツ
前書き
ルールール―、ルッルッルッルルー
こんな鼻歌歌ってる場合じゃない!!レイカーズファンとしては今こそ立ち上がりたいまさに危急存亡の秋です!!
当ブログでは基本的に大正義レイカーズ&レブロンです
今そのレイカーズとレブロンの間で揺れている自分がいる!
それがタイロン・ルーHC就任問題なのです!!
*タイロン・ルーかティロン・ルー2つの言い方がありますが、当ブログではタイロン・ルーに統一します
当のルーは先日内定式まで済ませた模様でガッツリオンライン上にアップしてました
Tyronn Lue to the #Lakers 🤔 #NBA #LeBronJames pic.twitter.com/56h9hnLZtP
— Daniel (@MrDang_97) May 5, 2019
一応体裁としてはルーの誕生日祝いのケーキということになっていますが、実際のデコレーションから見て、まず確実にレイカーズヘッドコーチ内定祝いといっても過言ではないでしょう?!
実際新しいヘッドコーチがダラダラと決まらないよりさっさと決まった方がチームメンバー全員とのスムーズなコミュニケーションやチームの方向性を決めやすいので早く決まることは歓迎すべきことです
しかぁーし、ヘッドコーチがまさかタイロン・ルーとは、あまりに予想外なチョイスでした(そしてミスチョイスにならないことを望みたい)
そこでルーが新ヘッドコーチに相応しいかどうかをレイカーズの現状と彼自身の能力値の観点から語りたいと思います
レイカーズの現状
2016-2019シーズンまでの戦歴
まずはここ4シーズンにわたってのレイカーズのレギュラーシーズンの戦績とヘッドコーチを淡々と書いていきます!
シーズン | 戦績 | HC |
15-16 | 17勝65敗 20.7% | バイロン・スコット |
16-17 | 26勝56敗 31.7% | 同上 |
17-18 | 35勝47敗 42.7% | ルーク・ウォルトン |
18-19 | 37勝45敗 45.1% | 同上 |
かなり酷い戦績に見えますが、実際その通りです、はい
一番上の15-16シーズンはコービーの引退シーズンでありファンにとって唯一の希望はコービーがどれほどのプレーを出来るかということ
個人的には一番思い出深いシーズンです。何て言ったって彼の人生のラストゲームを見てレイカーズファンになったわけですから・・・・・・・
しかし一方で勝率を見てみるとわずかに2割を上回る程度、とてもエリートチームとは呼べないどころか、ドアマット(最下層チーム)の典型みたいな数値を叩きだしています
ただポジティブな要素として毎年確実に前年度より勝率を上げ続けたことくらいかな??
ところがレイカーズというチームは勝って当然、プレイオフは目標ではなく通過点のチーム。到底満足できる数値ではない訳です
更にこの4年の間に様々な問題がチーム内外で紛糾した4シーズンでもありました
フロント内部抗争
バス家のお騒がせライフ
先ず大きな問題として勃発したのはオーナー一家間のとんでもない内輪騒動
事件の経緯をかいつまんで説明しますとレイカーズのオーナー家はバス家(Buss Family)なわけですが、その一家の主であるジェリー・バスが2013年に亡くなりました
どうでもいいけどバス家ってバスケ・・・・・いえいえ何でもありません
80歳という高齢なこともあってた・ぶ・ん事件性はありませんが(あったら困るわ)そのことでレイカーズを引き継いだ子供たちの間大きなトラブルへと発展しました
兄であるジム・バスと妹のジェニー・バスの骨肉の争いということもあってまさに泥沼の状況へともつれ込みました
チーム経営者としてどちらが主導権を握るかという争いに巻き込まれて一番迷惑のなのは実際にプレイする選手やそれを見る観客たち
2014年からジム・バス(兄)の下で始まった新体制は2017年にジェニー・バス(妹)の手によって終了しました
具体的にはジムをバスケットボール部門での役員として権利を行使できないようにします
つまりは事実上の経営側からの追放ですね
さらにジムの人事によって職を得ていたGM(チーム統括者)とHC(監督)をそれぞれ解雇
同時に今度は自分が選任したGMであるロブ・ベリンカと、HCとしてウォーリアーズで当時ACをしていたウォルトンをHCに引っぱってきます
更には往年のレイカーズのスーパースター”マジック・ジョンソン”までを引っ張り出してきて球団社長の地位につけます
さらに前体制の残務処理にあたります
まず大きかったのが無駄に大金を払い過ぎたルオル・デンとティモフィ・モズコフの契約から解放されること
2人合わせて1億3600万ドルを4年間に支払わなければならないという最悪の負の遺産でした
選手のトレード
こういってチームの屋台骨であるフロントがガタガタだと選手への悪影響が非常に問題となります
その影響もありレイカーズにとって利益に結びつかないトレードを実施する必要も数件あったことが非常に大きな問題となった4年間でした
ディアンジェロ・ラッセル編
ここで登場する登場人物は3人
まずは1人目、お騒がせルーキーのディアンジェロ・ラッセル(以下ディーロー)
そして2人目はディーローのチームメイトだったニック・ヤング(以下ヤング)
そして最後にヤングの元婚約者のラッパーのイギー・アゼリア(以下イギー)
事件の要約としてはヤングとディーローが一緒の部屋でくつろいでいる時に浮気の話になって、ヤングが自分が浮気をしていることを認めました
しかしディーローはこれをこっそり録音しており、ここまでならまだいいのですがこともあろうにそのテープがオンライン上に流出してしまいました
で、当時婚約までしていた大物ラッパーの”イギー”がその内容を知ってブチ切れ!、当然のように婚約解消の流れとなります
なんか登場人物が物凄い豪華なだけで日本の「バカッター」と本質的には変わらない気がする
普通に考えれば完全な被害者であるイギーには同情しかありません
その一方でディーローは自分の子供っぽい行為の為にとんでもなく高価な代償を支払う羽目になりました
この行為でディーローが責められている部分は2つあって
- 勝手に録音したこと
- それを無断でネットに流出させた?(してしまった)こと
これがめちゃくちゃ叩かれている根本的な原因になっています
海外のコメントなどを見るとディーローは「Bro Code」を破ったと批判されています
Bro Codeを日本語で言うのは難しいですが暗黙の了解的な意味合いでしょう
要するに浮気は悪いけどそれをちくったディーローはもっと悪い、そういうことです
これは挙句の果てにアメリカの有名スポーツ番組の「First Take」にまで取り上げられる事態となりました
基本ネガティブな言われようですね・・・・・・・
このことによりディーローは完全にチームから孤立、裏切り者、密告者などのレッテルを張られてチームを追い出されるようにネッツにトレードされてしまいましたとさ・・・・・・
と、ここで終われればどんなにいいことか!!(いや、よくないけど)
この話には後日談があります
今回の一件で反省したディーローはネッツで心を入れ替えたかのように真面目な選手となりリーダーシップを発揮し、何と今シーズンはキャリア初のオールスターに選出されるレベルの活躍を見せています
それどころかグランドゼロとまで言われたネッツがプレイオフに進出する立役者にさえなりました!!
そう、彼はただガキっぽかっただけで素質は十分ある選手だったのです。レイカーズが逃した魚がいかに大きかったかが分かるエピソードではないでしょうか?
以下がラッセルの直近2シーズンのスタッツの変化です(ソース)
シーズン | 得点 | リバウンド | アシスト | 出場試合数 |
17-18 | 15.5 | 3.9 | 5.2 | 48 |
18-19 | 21.1 | 3.9 | 7.0 | 81 |
- *追記
- ディーローがとんでもないオチまで用意してくれたので追記します!(笑)
- ニューヨークの空港でマリファナの不法所持をしていたところを空港当局に抑えられたみたいです
- 缶の中に隠し持っていたようで出廷命令だけを受けて、現在は拘束が解除された模様
- これにはニック・ヤングもにっこりですね(笑)
それではみなさん、ご一緒に―――!
“Ice In My Veins”(意味深)
*アイスは覚せい剤の隠語
ジュリアス・ランドル
2014-15シーズンにドラフト7位でレイカーズに指名されたランドル。彼のNBAキャリアのスタートは最悪なものでした
開幕戦からいきなり足を骨折する重傷を負ってしまいそれによってそのシーズン全休が決まります
当時わたしはレイカーズファンではなかったのですが、このことはある歌のせいで鮮明に覚えています
その歌というのがあの一世を風靡したディズニーのアニメ映画「アナと雪の女王」の主題歌である”Let It Go”
ではなく、それのパロディーである“Let It Tank”(負けさせてくれ)の歌詞の一説にこんなのがあります
”My Power Forward Broke His Shin In First Game ”(チームパワフォワードは最初の試合で脛を骨折してしまった)
当時は爆笑した思い出が今は懐かしい・・・・・・・
*ちなみに件のフレーズは2:40くらいのところです
ただ、翌シーズンからはしっかりと試合に出場することが出来ており、毎年確実に成長してくる有望株の1人でした
特にコービー引退シーズン以降酷いシーズンを送り続けてきたレイカーズにとって、「せめてプレイハイライトだけは豪華にみさせてくれる」プレイヤーだったランドルは非常に素晴らしい選手でした
ところが2018-19シーズン開始前にランドルはペリカンズへトレードされることが決まりました
このトレードはサイン&トレード(契約を結んで即他のチームへ契約ごとトレードしてしまう)という方式で、正直ランドルがチームを離れることには多少の抵抗はありました
しかし前述のように前体制の負の遺産であるルオル・デンの激重契約を巧い具合に処理するためには非情ですが致し方ない決断ではあります
また当然予想されるのが来る2019-20のオフシーズンのフリーエージェントのためにキャップスペース(選手契約に使える予算)を確保する為にも重要な決断にはなったかなと思います
基本的には他のメディアでもSmart、賢い戦略としてそこそこの高評価となったトレードでした(英語外部リンク)
しかも案の定というかレイカーズを離れたとたんにスタッツ(成績)が爆上がりするランドルでした
ディーローといい、ランドルと言い、ロペスといいなんかそんなジンクスでもあるんだろうか??
以下が直近2シーズンの比較になります(外部リンク)
シーズン | 得点 | リバウンド | アシスト | FG% |
17-18 | 16.1 | 8.0 | 2.6 | 55.8% |
18-19 | 21.4 | 8.7 | 3.1 | 52.4% |
アンソニー・デイビス
アンソニーデイビス、ADに関しては以前記事にした通りなので詳細はそちらの関連記事をごらんください
*関連記事はこちら!!
簡単に言うとADのトレードの駒として差し出されそうになった若手選手たちのメンタルが今後のチーム力減退につながってしまうのではないかという懸念です
レイカーズ現状まとめ
現状をまとめると、
- 前体制の負の遺産が多すぎて残務処理に追われていた
- 残務処理の過程で有能な若手を何人も放出する羽目になった
- レブロンがやって来て心機一転出来ると思ったが今年もPO進出不可
- 球団社長のマジックジョンソンが辞任
- ウォルトンも解雇
これだけ問題が山積している状況なわけなので、タイロン・ルーでなかったとしても現状を打破するのは非常に困難です
加えてレイカーズというチームの特性上、「優勝以外は失敗」かつ「再建に時間をかけさせてくれない」という2重苦が待ち受けています
これらを一気に打破する方法はこの夏のFAに賭けるくらいしか思いつかないのですがさてここからは新しくHC職を引き継ぐであろうタイロン・ルーについて迫ります
HCとしてのタイロン・ルー
2016-19シーズンまで
個人的にはルーのことは結構好きです
というのもHCとしての手腕はともかく非常に選手から好かれる人間だなと感じるコメントがチーム内から非常に多いからです
さらに2015-16シーズンには歴代最高勝率を挙げたウォーリアーズに対して圧倒的不利な状況から見事に逆転優勝を決定しました
*当時のことについてはこちらの記事をご覧いただけます
このシーズンはACから始まったルーなのですが、シーズンの途中で解雇された前HCに代わって昇格したシーズンでもあります
さてそれでは一気に戦績を4シーズンぶん見ていこうと思います
シーズン | 戦績 | HC | 備考 |
15-16 | 27-14 | タイロン・ルー | 優勝 |
16-17 | 51-31 | 同上 | ファイナル |
17-18 | 50-32 | 同上 | ファイナル |
18-19 | 0-6 | 同上 | HC解任 |
15-16シーズンは引継ぎ、18-19シーズンは6連敗後の解任という結果になっています
ただしこのHC時代の平均勝率で見てみると128-83となんと6割を上回っています(外部リンク)
つまり見た目に反して勝てるHCというわけですね
*下の画像は一切関係ございません
ただしここには当然数字マジックがあるわけですね
15-18までのシーズンはチームにある男がいました。それはもちろんレブロンジェームズです
流石にチームにレブロンがいればどんなHCであろうとそれなりの結果は残せるというものですからね
それでは次に彼自身の評判について見てみましょう!
メディア上での評価
Reddit(アメリカの5ch)
キャブズがレブロンが去ってから開幕6連敗をしてルーを解雇した直後の書き込み
あまりにも辛辣なコメントでしたが正直ツボでした(外部リンク)
Q: Why fire one of the best tank commander in the business though?
A: To replace him with Byron Scott, an even better tank commander
質問:何で戦略的にタンクしている(負け続けている)指揮官をクビにするんだ?
解答:彼(ルー)に代えて更に有能な指揮官であるバイロン・スコットを任命するため
皆さん、これが答えですよ(笑)
さらにわざと負けることを意味するtankと戦車のtankがかかっている点も中々秀逸だなと感じました
まぁ5chの書き込みに過ぎないのですが、それでもこれはあまりにもひどすぎるし、それが今まさに逆バージョンで実現しようとしているのは鳥肌ものです(笑)
SNS等の動画
以前よくバズっていた動画で「ルーに代わって指揮を執るレブロン」というものがありました
この動画の30秒前後を見ると面白いのが見れますよ(笑)
本当に風格からしてどっちがHCなのか分からないレベルだ(笑)
まとめ
結局の所タイロン・ルーがレイカーズのHCの最有力候補になっているのはレブロンの意向が非常に強いのかなと思います
レイカーズとしての成功を望むなら上述のようにこの現状をどうにか出来る能力が到底あるとは思えないのがタイロン・ルーです
組織を0からやり直して、チームを0から組み立てる、それくらいの意気込みが求められる、そう感じています
一方、レイカーズファンであると同時に1人のレブロンファンとして考えれば、レイカーズの持ちうる資産を全振りしてでもレブロンの優勝に必要なものをかき集めて欲しいとも言えます
その場合優勝リングを手に入れたとしても、レブロンが去った後は確実に焼け野原が広がりそうですが(笑)
しかし優勝にはそれだけの価値があると思える自分もいます。少なくともキャブズの首脳陣はそう考えたわけです
だからこその2016年の優勝であり、今の現状であると思います
実際レイカーズのレジェンド「コービーブライアント」も以前このように言っています
「友は去ってもチャンピョンシップは永遠・・・・」正にコービーらしいっちゃらしい
その一方で友も優勝も呼び寄せてキャブズのレジェンドとなったレブロンはレイカーズではどのようなレガシー(遺産)を残せるのかが注目です
よって、組織(レイカーズ)としての継続性を考えるならルーは無い
一方レブロンを気持ちよくプレイさせてここ数年に懸けるというならルーはあり
逆説的ですがレブロンかレイカーズかという2択だと考えています!
正直迷う余地がない状況だと思います
だってもうレブロン獲っちゃったからね(獲る前に悩むべき)
と、いうことでルーとレブロンと心中するのがレイカーズの後5年くらいの運命ということになります
皆さんはどのように考えますか??是非コメント欄等でお知らせください!
それではみなさん、また~
どうやらルーをHCにすることをレイカーズは断念しました。代わりのHCはフランク・ボーゲル。レブロンとは浅からぬ因縁がありますが実績もあるHCです。さらにACはジェイソン・キッド。ヤニスをヤニスにした人物です!!
来季のレイカーズは期待できるのか!?
レイカーズの新HC決定
指揮官の座を射止めたのはペイサーズなどでHCを勤めたフランクボーゲルHC
レブロンとはイースト時代バチバチにやりあったなかですが多分大丈夫なはず😅 pic.twitter.com/KlOIfGqBxi
— ひろ@デイリーチップス (@DailyClips4) May 12, 2019
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