皆さんこんにちは、Miami3です
最近(ここ3年くらい)のNBAのオフのフリーエージェント市場は信じられないくらいダイナミックに動いていますよね??
この流れの発端となったのが2017年のケビン・デュラントのウォリアーズ移籍だと思うのですが、先日デュラントの移籍以上に衝撃的なニュースが飛び込んできました!!
な、なんとサンダーの魂、「ラッセル・ウエストブルック」がロケッツにトレードされました!!!!
このトレードは2つの意味で衝撃的でした
まず1つ目は純粋にこのオフシーズンにサンダーが大きく体制転換を図るとはリーグの誰も予想できなかったことからくるものです
そしてもう1つが、というよりこちらがメインですが「フランチャイズプレイヤー」のウエストブルックをサンダーがトレードするとは想像できなかったからです!
ウエストブルック体制では限界が見えている=優勝は出来ない、と様々NBAファンやスター、メディアが噂していましたし、管理人としても的外れな批評ではないと思います
しかしデュラントととの最悪の別れ方をしたサンダーだからこそ、ウエストブルックがたとえ優勝に導けないエースだとしても、心中する覚悟だと思っていました
だからこそ*スーパーマックス契約を結んだと、そう思っていた矢先の話です
*後述しますが超巨額契約です
ところがサンダーが出した結論はラスのトレードというなんとも残酷でビジネスライクな結論でした
ここで簡単にロケッツとサンダーのトレード内容をまとめたいと思います
<ロケッツGET>
- ラッセル・ウエストブルック
<サンダーGET>
- クリス・ポール
- 2021年指名権(交換)
- 2024年指名権
- 2025年指名権(交換)
- 2026年指名権
と大量の指名権と大型契約を結んだクリス・ポール=CP3を引き取ることでトレード合意しました
これによってロケッツは全盛期真っ只中のMVPを2人確保することに成功、一方のOKCは2026年までに12本の1巡目指名権を獲得することで再建へとしっかりとした足取りで舵を切ることに成功しました
正直言ってポール・ジョージがOKCを離れることを志願した時点で優勝どころかPOすら怪しい状況だったのでOKCの選択は正しいと思われます
そしてロケッツの方もCP3&ハーデンのデュオではNBAファイナルまで到達できなそうなのでここで大幅なロスターチェンジは悪くない選択です
でも、言いたいところはそこにあるわけではなく今のNBAの契約システムやフランチャイズに関わる大きな視点からちょっとした意見をモノ申したいなと思い今回の記事を書いていくことにしました!!
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NBAにおけるフランチャイズプレイヤー
まずここから先の記事を読む前にこちらの方で2019年オフシーズンのフリーエージェントに関する記事を読んだ方がより状況が分かりやすいと思うので読んでいない方、詳しく知らない方は是非読んでほしいです!
今回のトレードがNBAファンに教えてくれたことは究極的に1つだと思います
それは優勝>フランチャイズプレイヤーという構造がはっきりしたことです
2017年のオフにFAで移籍したKD。2010年のオフに同じくFAで移籍したレブロン。彼らはそれぞれ移籍した先のチームで複数の優勝とFMVPを獲得しました
優勝するためにはドラフトされたいわばホームチームを捨ててでも勝ち馬に乗ってリングを手にする、こういった風潮に苦言を呈するプレイヤーは一定数いました
例を挙げるとしたらそうですね~、こんなのはどうでしょうか??
Now everybody wanna play for the heat and the Lakers? Let's go back to being competitive and going at these peoples!
— Kevin Durant (@KDTrey5) July 16, 2010
どうしてどいつもこいつもヒートやレイカーズへと行きたがるんだ?本物の挑戦者っていうのは奴らをぶちのめしてやりたいって思うものだろ!
BYケビン・デュラント
なるほど。これが特大ブーメランってやつですね(草)
まあでもKDを批判する気は一切ないんですけどこの一件で相当叩かれたことは事実です
そして同時に1つのチームに忠誠を尽くすスーパースター、具体的にはデイミアン・リラードやラッセル・ウエストブルックがもてはやされたのも事実です
ところが今回こういったタイミングでOKCがウエストブルックを手放したことは大きな意味を持ちます
現在のNBAフランチャイズプレイヤー
そもそもフランチャイズプレイヤーの定義って何でしょうか??考えるのが面倒何でウィキから普通にコピペすることにしました
長期にわたって同一のチームの第一線で活動し続ける選手を指す。狭義では入団から引退まで同一のチームに、最狭義ではプロデビューから引退まで出身地・出身校の地元チーム一つだけに在籍し続けた選手を指す。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC
NBAでは主に2番目の入団から引退まで同一チームに所属し続けた選手ということになります
ただしポール・ピアースのようにキャリアの晩年でチーム事情でトレードされた選手は例外です
で、実際連続10年以上同じチームに在籍し続けた選手は現在のリーグでどれだけいるのかって話です
これ、超意外な答えが出てきますよ!!
なんとなんと、その数1
たった1人しかいないんですよ。正に絶滅危惧種です
その貴重な1人がステファン・カリーです!!
あとは途絶えてしまったウエストブルック、そして半ば不良債権化しているジョン・ウォール(9年)がいます
となるとまっとうに(トレードされずに)選手生命を終えられそうなスーパマックス選手はカリーくらいのものですね・・・
歴代で見ると21年間ダラス一筋のノヴィツキー、レイカーズの魂、コービー。史上最も地味なスーパースターダンカンなどがそれぞれ20年、19年の間同一チームに所属して引退しました
優勝>フランチャイズプレイヤー
近年のNBAではもう常識となっていること、「優勝するなら移籍しろ!」
これが非常に顕著になったのは2011年のレブロンのキャブズ見限りでのヒートへの移籍。次は2017年のKDのウォリアーズ移籍
そしてその最たる例が2019年のカワイ・レナードがラプターズへと移籍して見事優勝勝ち取ったNBAファイナル
このレナードのラプターズへの移籍はフランチャイズプレイヤーであるデマー・デローザンとのトレードが絡んでいました
デローザンと言えばトロント・ラプターズにドラフトされて以来ラプターズ一筋を貫いてきた忠義の人でしたが毎年のプレイオフでレブロン相手にどうしても結果を残せず結局1度もNBAファイナルへと進出を果たすことが出来ませんでした
しかしリーグで1,2を争うほど忠誠心に篤い男をあっさりトレードしたラプターズとその決断をしたGMのマサイ・ウジリ
最初は数多くの非難にさらされましたが結果としてこのトレードは大成功!ラプターズは1年でフランチャイズ初の優勝を勝ち取りました
ここからは管理人の推測ですがこの優勝が与えた影響がNBA全体にとってファンが考える以上に大きかったのではないでしょう?
ファンやチームにとって最優先にするべきフランチャイズプレイヤーを切り捨てたとしても優勝を目指して賭けをして、それに勝てればファンは納得する
それならばフランチャイズプレイヤーの大型契約を切り捨ててチームの再建を図ることを十分考えうる!
その結果発生したのが今回の全盛期真っ只中のMVPウエストブルックをトレードで放出することを前提とした解体ということなのでしょう
その上こういったスーパースターの移籍を食い止めるための新しい契約の形態である「スーパーマックス契約」がこのチーム解体でフランチャイズプレイヤー放出の流れを加速させていることがなんとも皮肉ですね
スーパマックス契約
スーパーマックス契約の仕組み
そもそもスーパーマックス契約とは何なのか、それを出来るだけ簡潔に分かりやすく説明していきます!
以下はこちらの記事を参考にしました!(外部英語リンク)
スーパーマックス契約とは一言で言えばスーパースーパースターのための超巨額契約のことです
基本的に覚えることは以下の4つです
- 貰えるのは一定の条件を満たしたスター選手のみ=スーパースーパースター
- 最長で5年間の契約
- サラリーキャップの35%の契約額で毎年8%ずつアップしていく
- スーパーマックス契約1年目が終わるまではその選手はトレードされることはない
ここから少しだけ細かく説明しますが「頭が茹で上がっちゃう~」って方はスクロールしてください
一定の条件ですが以下の3つです
- オールNBAに直近のシーズンで選出されるか、過去3年間で2度選出されること
- MVPに過去3年間で1回でも受賞すること
- 最優秀守備選手賞に直近のシーズンで選出されるか、過去に3年間で2度選出されること
次に契約年数ですが、ちょっと条件が面倒なので大幅にはしょります
要するに残っている前の契約期間によって4年契約になってしまうか、5年契約になってしまうかが変わるということです
パターンとしては以下の3つです
- 前の契約残り2年+スーパーマックス契約4年
- 前の契約残り1年+スーパーマックス契約5年
- フリーエージェントでスーパーマックス契約5年
6年は合計で越せないということが肝ですね
で、契約額ですがサラリーキャップという選手契約に使用していいお金の量が毎年決まっていてその総額の35%を1人で使うことが出来るのです
サラリーキャップが例えば100億円だとしたらその内35億円を使うことができ、さらに翌年には8%アップの2.8億円が加算されたサラリーがもらえ、さらに次の年も2.8億ずつ増えていきます
日本人の生涯収入が1年間にエクストラでもらえる契約って一体、、、、、、
ちなみにマックス契約については「リクトAFさん」がユーチューブのほうで解説してくれています!
スーパーマックス契約成立の経緯
このスーパーマックス契約が新しく設けられた経緯には何度も書いている通り2017年のケビン・デュラントの移籍をきっかけにリーグを代表するようなフランチャイズプレイヤーが簡単に移籍することはファンビジネスの観点から好ましくないものとして成立しました
つまりドラフトされたホームチームに残ってやるメリットを与えなければ残らない、そうリーグとしては考えた訳です
そこで通常のスターでは貰うことすら出来ない超巨額契約を結ぶ権利を一部のスーパースーパースターに与えることにリーグの仕組みを変更しました
現在のスーパーマックス選手たち
現在リーグではスーパーマックス契約を受け取っている選手は以下の4人です
- ジェームズ・ハーデン
- ラッセル・ウエストブルック
- ステファン・カリー
- ジョン・ウォール
さらにデイミアン・リラードがスーパーマックス契約を結ぶことで合意しました
一方でその権利があったケンバ・ウォーカーはFAとしてボストンへ移籍したのでその契約は結べませんでした
またADもペリカンズとの契約延長をせずトレードされたのでスーパーマックス契約を受け取ることが出来ませんでした
今後受け取れる可能性があるのは来年以降のヤニスとかでしょう
しかし色々考えた結果必ずしもこのスーパーマックス契約がフランチャイズプレイヤーをチームに長くとどまらせるインセンティブとならないんじゃないかと最近強く思います
スーパマックス契約は役立たず?!
さて、実際上スーパーマックス契約ってどういう感じの扱いになっているのかって話ですがハッキリ言いましょう
スター選手をとどめるために全く有効ではない、むしろ機能不全状態の契約です
わかりやすい例がトレードされたウエストブルックですが、それ以外にも結局キャブズに残らなかったレブロンやトロントから移籍したレナードなどそもそも5年以上同一チームに留まるスター選手の数さえまばらになっています
それではなぜ、このスーパーマックス契約が機能不全ともいえる状況に陥っているのでしょうか?そこを考察していきます
大きすぎる契約
まず最初の原因としてはスーパーマックス契約が明らかに巨大すぎることにあります
1人の選手に35%を投入するわけですが、仮にスーパーマックス選手を2人獲得したとします
すると単純計算でチームサラリー総額の7割を2人にかけることになります
そして残りの13人に30%を分けてあげるわけですが1>13っていう数式が成立しますからね(数学を超えた何かを感じられますね(笑))
更に2人が毎年8%ずつサラリーが上昇していくわけですので黙っていていても2人に使うお金は*5.6%ずつ増えていくという計算になります
*サラリーキャップ総額×30%×8%×2=サラリーキャップ総額の5.6%
来シーズン(2019-2020年シーズン)のサラリーキャップが109ミリオンドルなんですがこのうちの5.6%となると約6.1億円にあたります
昨シーズンのサラリーキャップが101ミリオンドルなので上昇した額は8ミリオンドル=約8億円。上昇値の大半が2人ぶんの加算数値に消えていくことになります
何を言いたいのかというとスーパーマックス選手を2人以上獲れない上、スーパーマックス選手が怪我をしてしまうなど不測の事態が起こった場合は身動きが取れなくなってしまう、ということです
この好例が現在のウィザーズのジョン・ウォールです
ウォール自身は良いプレイヤーですがそもそもスーパーマックスに値するほどの価値を出せるプレイヤーなのか疑問ですし、現在怪我のため一切試合に出場することが出来ません
そしてウィザーズのフロントが今必死になってやっていることは何か?ウォールのトレードです
フランチャイズプレイヤーを手放さないための契約なのに身動きが取れなくなったと判断したフロントにより何とか放出しようとさせられるという残念過ぎる結果に・・・
またジョージがトレードを志願したことで一気にウエスト4強から脱落したOKCもサラリーの柔軟さを求めて放出した面もあると思います
つまり不測の事態が起こった場合大きすぎて柔軟さを欠く契約のせいでむしろ真っ先に放出対象になりかねないという話です
これでは機能しているとは言えません
やっぱり魅力な大都市
レイカーズと言いニックスと言い、名門の大都市チームはことごとくFAで敗北しましたが大都市自体の人気はやはり高いです
実際NYのネッツとLAのクリッパーズは大成功したわけですから
そもそも選手の収入はチームからの年棒のみに頼っているわけではないですよね?
例えばNBA1収入が多い男レブロン・ジェームズは88.7ミリオンドル=約88億円を稼ぎますが、その内サラリーは30億円程度
全体の3分の2ほどはコート外のビジネスで稼いでいるわけです
やはりこれを可能にするのは大都市という大勢の人間と金が集まる好条件を利用できるからに他なりません
これはクリーブランドでは得難い部分でしょう!
スーパーマックス契約を仮に結んでもこれほどの金額を35%で受け取ることは不可能ですが、5年間田舎のチームに縛り付けられることになります
結果、実力と人気で大金を稼ぐ自信がある選手は大都市へスーパーマックス契約以外で移籍して、ちょっとそこよりワンランク下の選手がスーパーマックス選手として残ってしまう危険性(?)があるのは否めません
過剰に評価される優勝
チームとしてフランチャイズとして短期、中期、長期、すべての場合で目標に掲げるのは優勝です
しかし、ある時期から過剰なまでにその優勝が評価されるようになったと感じます
恐らくですがジョーダン、コービー、レブロンディベートが本格化し始めたあたりから「優勝しなければ選手としてのキャリアに価値がない」くらいの勢いで優勝をスター選手たちが追い求め始めたような気がします
もちろん超一流の競争者たちが優勝を求めることに何の疑問もありませんが、例えば下の動画のように優勝しなければ歴代でも1段階格下とみられる風潮が特にNBAでは強い気がします
スポーツも国も違い比較になりませんが日本プロ野球で選手の格を考える際そこまで優勝回数に拘っている気がしません
それも1人の選手にかかる人気や責任、期待が大きいバスケ、そしてNBAだからでしょう
ここまで優勝の価値が高まっている状況なら、スーパーマックス契約を取らなくても優勝をしたいと思うスターが大勢出ても不思議ではないし、その為の防波堤となる契約になりえないと感じました
だって相当なことをやってもカワイもKDも十分な評価は勝ち取れたわけですから・・・・・・
スーパースター残留のための提案
さてここまで長々と契約やフランチャイズプレイヤー、チームの運営などに関して意見を述べてきましたが、肝心の解決策を出していないのでここからは管理人が考えた解決策を提示してみます
上の3つの内一番どうしようもない原因は何でしょか?
それは小都市と大都市の魅力格差の解消です。流石にこのレベルはNBAであっても解消不可能です
そこで何とかできそうなのと言えば「スーパーマックス契約」の見直しか「優勝に関する考え方」の変更のどちらかなのかなと思います
スーパーマックス契約の見直し
現在はサラリーの伸び率とスーパーマックス契約の加算率のバランスが大分悪いと思われます
もちろんNBA自体は収入も人気もアゲアゲなリーグ(笑)なので、今後ますますサラリーが上がっていきますが本来の趣旨を考えれば機能していないのは明らかです
むしろ選手もここまで大金(35%)を手に入れれば伸び率を多少抑えられたとしても、チームが永遠に選手へと最大限のリスペクトを払うことの方が重要だと感じるのではないかと推察できます
そこで解決策は金銭以外の価値の提供です
マイノリティオーナー参加権
今現在のスーパーマックス契約の上げ幅が8%なので、取りあえず半分の4%に下方修正しましょう!これによってサラリーの柔軟性を確保します
上でも指摘した通りこれだけの大金を手に入れた選手たちがむしろ欲しているのはレガシー(遺産)なのだと思います
事実、アンソニー・デイビスがレイカーズへと移籍した理由もレガシーを残したいからだと言っていました
All my people that look up to me, the younger kids, I want them to know about AD’s legacy. Championships, the things I do in the community, being a good teammate, playing hard. All that stuff matters the most to me.
Don’t get me wrong, money is amazing. But I think in that sense, money or legacy, I think my legacy will win that battle every time
訳:俺をサポートしてくれるすべての人、特に子供たちにはチャンピョンシップや、コミュニティのためにどれだけ有益なプレイヤーとして尽くしたかっていうようなレガシーを残した人間なのかを知ってほしいんだ
誤解しないでほしいんだけど、お金は素晴らしいものだよ。だけどある意味お金とレガシーの価値を比べるとするなら、俺にとって大事なのはレガシーってことさ
ソース:https://www.espn.com/nba/story/_/id/25593855/anthony-davis-new-orleans-pelicans-says-legacy-more-important-money
となると、チームとしてその選手は歴代で最も重要視している存在だとアピールすることが最大限のリスペクトを示すことになるのではないかと考えられます
それは単純に金を積んだだけでは示すことは出来ないので、いっそストックオプションなどを契約に混ぜて将来的or現役時代から経営陣の1人として参加させたりはどうでしょうか??
もちろんマイノリティオーナーなのでチーム運営自体の大幅なかじ取りを出来ませんが、確実にその他大勢の選手としては特別なロイヤリティ感を感じさせると思います
更に現役引退後はフロントとしての席を確約しておいて望むなら就任できるとか、当然に永久欠番、場合によってチームの施設に名前を刻む権利、なんていうのもパッケージとして契約年棒以外のオプションとして混ぜることでお金には換算できないリスペクトを選手に示すことが出来ます
さらに契約金自体は下がるのでチームの補強はよりやりやすくなることは確実なのでスモールマーケットチームにも有り難いはずです
優勝の価値をコントロール
アンソニー・デイビスがインタビューで言っていたことからもわかるように明らかに優勝の価値が高騰しています
多分この流れはレブロンが移籍した2011年からより顕著になったと感じられます
レブロンがそこから優勝してジョーダンへ迫り、コービーと並んだor追い越したと比較されるようになったのも優勝と密接に関係してます
さらにKDが優勝目指してチームをある意味捨てたことも結局レブロンとの比較で優勝の二文字をちらつかされたからです
だからこそリーグで数多くのデュオが今季も誕生したのです
*ここからの提案はかなり突拍子もないというか、実現の可能性が低いですが取りあえず聞いてください
言い方がかなり悪いというか偏った言い方になりますが「優勝する為に無理矢理スター談合をする」のが今のNBAです
ならいっそ「談合優勝の価値を下げてしまえばいい!!」という考え方も出来ますね
ちょっと意地わるいですけど続けます(悪)
でも価値を下げるって言ってもどうやって??っていうのが当然の疑問となりますよね?
そこで提案です、「殿堂入りの条件に談合優勝は含まない」っていうのはどうでしょうか??
バスケットボールの殿堂がありそこに加えられることがレジェンドとして認められる1つの指標になっています
その殿堂入りの条件が明確に提示されているわけではないですが、優勝回数というのも大きな条件として加わってきます
それならいっそ談合優勝と正統派(?)優勝の価値を大幅に開かせれば今後やろうという選手が出てこなくなるかもしれませんよね?
いやいやいや、どうやってその2つを分けるの?誰が決めるの?みんな納得するの?って思っている皆さん!!
「まさにその通り。現実味が薄すぎて笑えますwww」
しかしちょっとくらい試してみる価値はあるのではないでしょうか?実際オールスターのフォーマットだって変えてみたら面白かったでしょう?
まとめ
今回はウエストブルックのトレードにビックリしすぎて現代NBAの問題点であるかのようにスター選手の移籍を書いてきましたが個人的にはこの流れに反対ではありません
3年か4年に1回くらい洗濯機で弁当箱をぐっちゃぐちゃにかき回したスター選手の移籍があるとオフシーズンも退屈せずに済みますし、次に優勝するのがどこになるのかと予測するという楽しみが出来ます
それに実際昔に比べて楽をしているかのように言われることがありますが、今季のFA戦線で分かったように決して大都市の名門チームだけが得をするわけではないのです(LALやNYK)
むしろ組織からしっかり整えて優秀なロールプレイヤーを引き付けるorすでに確保しているチームに大物FAがやってくるという傾向が高まっているので組織づくりを土台からしっかりやることが求められます
とにかく今のNBAを全力で楽しんでいきたいとなということが管理人の目標です
それではみなさんご一緒に
GO LAKERS GO(笑)
それではみなさん、また~
最後まで読んでいただきありがとうございます
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