【白黒レビュー】ツギクルの”僕のかわいい娘は双子の賢者”を異色のレビュー!!

皆さんこんにちは、Miami3です

突然ですが皆さん小説って読まれますか?管理人は割合読む方だと思います!

現在ちまたには様々な小説が溢れていますよね?大衆小説と言われるものから純文学、ライトノベル、紙媒体に留まらず電子書籍なども大量に出回っています

そんな中で無料で一般の有志が投稿する小説投稿サイトというものが数多く存在しています!その中の1つでツギクル(リンク)というサービスがあることはご存知でしょうか??

割と新規のサービスですがその影響力を徐々に伸ばしてきている印象が管理人的には強いです。そんなツギクルでたまたまレビューの応募をしていたので実際に応募してみました!

レビューというのは書籍化する小説を発売日より早く無料で送ってもらい読める代わりにその小説に関する感想をSNSなりブログなりに掲載するというものです

実際1月~3月までの3か月間で月1の投稿だったので抽選ということもあって何の気なしに応募したところ・・・・・・

今回見事当選しました(汗)!!

というわけで今回はツギクル発の小説「僕のかわいい娘は双子の賢者~特技がデバフの底辺黒魔導士、育てた双子の娘がSランクの大賢者になってしまう~」についてのレビュー記事ということになります!!

異色の白黒レビュー

さてここから早速レビューをしていこうと思うのですが、管理人的にはただただあらすじをなぞって登場人物を紹介&見どころを軽く紹介からのフィニッシュではせっかくの機会が勿体ないと感じました

そもそも小説のレビューどころかYoutubeのコメントすらほとんどしないので、どうやったら面白くレビューを書いていけるのか、それすら手探りの状況です

で色々考えたんですが少し他のレビューとは趣旨を変えて書いていきたいいなと思いあるアイディアが閃きました

例えばですがある1つの作品に関して賛否両論あると思います。そして両方の意見がふんだんにあった方が作品を客観的に観察するという意味では面白いんじゃないかと!

ということで今回のレビュー方法は題して「異色の白黒レビュー」です!!!(イエエエイーーーー)

まあまあまあ、何を言っているんだという人もいると思いますが、ちょっと待って。ここからちゃんと説明するから(笑)

どういうことかというと記事の最初の方ではこの小説について管理人が基本的にポジティブに、そして面白いところやお勧めのところを中心に書いていきます!

そして後半では気になったところと不満を中心にぶちまけていこうと思います(ゲス)

まさに前後半で白レビューと黒レビューをしていくわけなんですが、最終的には買う買わない、おもしろいつまらない、それぞれをこの記事を読んでくれた方が白黒はっきり決めて欲しいという感じのレビューとなっています!!

それでは白レビューの方に行く前に小説の基本情報から整理していきましょう!

あらすじ

「パパ、アタシたちと一緒にパーティ組も!」

底辺黒魔導士のエルカンは、攻撃魔法の才能がないことを理由に冒険者パーティから追放されてしまう。途方に暮れて夜の街中を歩いていると、捨てられた双子の赤ん坊に気づき、

「立派な黒魔術師にはなれなかったけど、この子たちくらいは幸せにしてやりたい」

と冒険者を引退し、彼女たちの面倒を見ることに。その後、立派に育った双子は一人前の女性になり、父の元から巣立って――――いかなかった!

「お父様、私たちSランクの【賢者】になりましたの♪」

いつの間にか、セレーナとコロナは【伝説の双子の大賢者】と呼ばれるようになっていった。黒魔導士に憧れた父と、生ける伝説と呼ばれる双子の新たな冒険が始まる!

いや、コピペ丸出し(笑)!!

シンプルに思った疑問が黒魔導士なのか黒魔術師なのかはっきりさせてほしいところ(笑)

さて若干の補足をさせてもらうとこの作品はジャンルとしてはファンタジーです。いわゆる剣と魔法が織りなす異世界ファンタジーなのですが現在の流行りと少しだけ違う点は「転生物」ではないというところです

主人公であるエルカンは普通に異世界生まれ異世界育ち悪いモンスターは大体友達、というスタートなのでいわゆる現実の日本から何らかのトラブルで異世界に飛ばされてくるといった現在の王道ストーリーとは若干異なります

で、この出来ない黒魔導士である主人公が拾った少女が成長して高校生くらいの年齢になってから物語の本筋が始まっていきます

この美少女双子とエルカンは血が繋がっていないので明らかな格差レベルで才能に差があり、結果少女たちは世界一優秀な魔法学院で超絶レアな称号である【賢者】の称号を勝ち取り、攻撃系魔法が満足に使えないけど黒魔導士になる夢を捨てきれない父の為に精霊の力を利用して魔法を使えるようにする冒険に出かける

とここまでが大まかな流れになります!

ここからは主要登場人物を紹介していこうと思います!

エルカン・ハルバロッジ

初期登場時19歳→物語中盤以降36歳

黒魔導士としてパーティに加わるも戦闘魔法が一切使えず、黒魔導士としては無能扱いされてパーティを追い出されることになる能力的にはダメ男

唯一使える魔法が下降支援魔法(デバフ)と呼ばれるもの。物凄くざっくりいうと「ステータス下げる系魔法」

魔導士になりたかった理由は子どものころに助けてくれた魔導士の姿にヒーローを見たから

双子の少女が子どもにいるが血が繋がっていない。彼女たちに親子以上の愛情を寄せられているのにそこに全く気が付いていない・・・

セレーナ・ハルバロッジ

初期登場時0歳→物語序盤→10歳→物語中盤以降17歳

子どもながらにして大人っぽさを既に備えている。10歳の時点で攻撃系の魔法はC級(父親より既に使える魔法のレベルが上)を扱えるようになっている。そしてハーフェン魔術学校でトップ成績を収めて【賢者】の称号を手に入れる

オシャレにも気を遣いつつ、思慮深く周囲への配慮も忘れない。一言で表すなら「おしとやか才女」

でもスーパーパパラブ♡

コロナ・ハルバロッジ

初期登場時0歳→物語序盤→10歳→物語中盤以降17歳

物語序盤、中盤、最後まで基本的な性格が変わらない子どもっぽい少女。ただし姉妹同様に才能は折り紙付き

3人でいるときはムードメーカとなる元気印!一方でセレーナと違い服装などには全く気を遣わない

一言でいうなら「天衣無縫の元気系美少女」

こっちもスペシャルパパラブ☆

クレイチェット教授

世界最高峰の魔術学校「ハーフェン魔術学校」の教師

非常に優秀な研究者という肩書があるのだがどこか抜けている

また基本的に属性魔法(ほとんどの魔法)が使用できないが、空間に作用する古代の魔法「空間魔法」のみを使うことでき一芸入試的な感じで教師になった(笑)

顏が半分髪の毛で隠れて黒を基調とした服を着ているうえ、エロい話もけっこう好きという若干の(腐)要素すらもっている(笑)

白レビュー!!!

それでは早速前半の白レビューの方をやっていこうと思います!

勿論内容に全面的に触れるつもり有りませんが(実際読んでほしいので)少し前提知識としてアドバイスをしたい部分があります

この本の世界観では魔法をメインで出てきていて、同時にRPG的な要素も強く含んでいます。具体的にはステータスや魔法に関する要素がかなり多いです。なのでRPGなどを普通程度にやっていればかなり脳内再生が余裕ですが、それがないとイメージしきれない部分があるかもです!

人生にやり残した夢がある人に読んでほしい作品!

この作品をぜひ読んでほしい人は「昔熱中した何かがあった人全員」です!

何か夢を追いかけることは体に力を与えてくれる強烈なモチベーションを湧き上げてくれます!しかしそこには決して保証などありません

「成功するかどうか?」それを考えたり、そもそもそこまで試す気すら起きなかったり人生いろいろだと思います

この物語の主人公であるエルカンもそういった夢追い破れた人の1人でした。努力はしたが才能を否定されて、組織から追い出されることになりました・・・・・

しかしそんな時に偶然双子の赤ちゃんに出会うことになります。捨て子2人にこうして出会ったという偶然がエルカンの人生を再び好転させることになりました・・・!

今現在の社会はすごく移り変わりのスピードも速くどんなことに価値が生まれそして価値が消えていくのかわかりにくい社会です。もちろんこれを不安定と見ることもできますが、チャンスにあふれているともとれます!

エルカンはそんな気はないけど子ども2人を拾って親としての愛情を注いだ結果17年越しにリスタートのチャンスを手にしました!だからこそ今までやりたかったけどやれなかった、やってきたけどうまくいかなかった人たちに読んでほしい!!

読んだ後ほっこりした気持ちになれるのと同時に自分が情熱を傾けたい何かをまた探しに行く旅のきっかけになるかもしれませんよ!?

超絶キュートな双子から愛されプレイをしたい方(笑)

まあ定番でしょう(爆)

こういうジャンルの作品を読むならこういうことを期待したくなりますよね??そしてその期待を満たしてくれますよ!

ライトノベルの基本要素ともいえるのが「美少女ハーレム」。その傾向をしっかり抑えつつキャラクターが覚えられないほどは出てきません(笑)

天真爛漫なうにゅ~系ロリによるパパ大好きがある一方で、子どもなのに真面目で一生懸命頑張ります、ですわよ系女子によるパパ大好きのラブアタックを楽しむことが出来るのではないでしょうか?

この2人と主人公エルカンによるストーリー展開が基本なのですが、同時にサイドキャラもしっかり魅力的だと思います。

教師として学園で双子を指導していた教官であるクレイチェット先生は引きこもりがちロリオタクっぽいです。物凄く優秀だけどあまりコミュニケーションが得意ではない。しかし同時にエッチ系の話には興味津々。でも恥ずかしいから真っ赤になっちゃうてきな(笑)

魔法が使えないけど1つだけ特技を持っていてそれが世間に認められるあたりは「主人公キャラとしても独り立ちできるよ!」と言いたくなります

いかがだったでしょうか?以上の2点で特におすすめだったわけでしたが、やはり一番大事なことは読み終えた後気分よく眠れるのか?気分よく次のやるべきことに踏み出すことが出来るのか?そこに燃料投下してくれる作品なのかということが大事だと思います!

そんな気分を呼び覚ましてくれるならきっとこの作品はあなたにとってベストピックだと思います

ちなみに管理人クレイチェット教授推です(笑)

下記のリンクから是非

リンクから公式サイトに飛ぶことが出来るので是非飛んでみてください!(公式サイト

黒レビュー、、、

さあってここからは随分と黒い話になると思います・・・・・嫌な人はこちらでブラウザバックされることをお勧めします(クズ)

とはいえあまり誹謗中傷に近いような「単純につまらん!」みたいなレビューは書きたくないですし、それはただの公開の悪口です。なのでそういった内容のことを書くことはないと約束します!

主人公年寄り過ぎる問題・・・

管理人がまだまだ若いというのもあるかもしれませんがシンプルにここには感情移入が出来ませんでした。とはいえこれがコミカルなギャグ路線なら全然受け入れることが出来ます

例えば管理人個人が凄く好きなのは「こち亀」ですが、主人公は40オーバーくらいのダメ人間です。そして生命力旺盛でギャグベースなので面白い、楽しいという感情が先行して非常に気持ちよく読むことが出来ました

この作品のストーリーはギャグベースではない上にどうしても娘2人との一方的な愛の描写がふんだんに盛り込まれています

言うなれば17歳36歳の恋愛小説に近い部分がありますが36の方は全然そんな気はなくて(父親目線)17歳の方が積極的という流れなのでここがシンプルにキツイっていうのがあります

イラストでは全然主人公は30代後半に見えないんでそこらへんでカバーしている(?)のかなという印象を受けました

これをニヤニヤして楽しめるかどうかで作品に対する個々人で全然違うものになるでしょう!

魔法が分かりにくい

基本的に管理人もゲームはやるけどRPGはやりません。ポケモンくらいです

そして作品内に登場する魔法はそこまで体系立てられているものではないです。もちろん管理人自身が不勉強なところがあるとは思いますが、FFとかのRPGとかやっていないといまいち映像として出てきづらいところがありました

ただそこに関してはあまり問題だと思っていません。しかしどうしても黒魔導士(魔術師?)の設定がフワフワしているような気がしました

というのもこの世界観では黒魔導士=攻撃系の大技魔法をバンバン使える人ということになっています。ここまではもちろんわかります

しかし、エルカンは下降支援魔法(デバフ)のみ使用可能、強力な攻撃魔法が一切できないので評価が著しく低いのです。魔法をかけた対象=敵を弱体化させる魔法で使い方によっては非常に優秀な技なのですが、ここが一切評価されません

評価されない理由は「ステータスが下がっているかどうか魔法使用者本人しかわからないから」というもの

ん、?どゆこと??

冒頭でも書いた通り管理人は「ポケモン」しかRPGをやったことがありません(ちょとだけDQも)

で、普通に考えて相手のステータスを下げる要因のポケモンって手持ちに1体くらいは入れますよね??それなのに作中ではこの有能ポジへの評価が異常に低いです

それも最初にエルカンを追い出したパーティのみではありません。その後も「どこに行っても攻撃魔法が使えないから断られるだろう、だから黒魔導士になるのは諦める」という描写があります

世界中の人間全員が無能なようにしか映らないのですがその世界で最高の叡智の結集する場所である「ハーフェン魔術学校」にも似たような考え方の人間しかいないというのは・・・・・

これが本筋と全然関係のない設定ならあまり気にならないのですが、思いっきり核心部分の設定になっているので「ちょっと無理ないか?」と感じてしまいます

大きく分けて以上の2点から管理人的には疑問が出てきてモヤモヤのまま読了しました・・・・このレビューを見てあまり(?)って部分が同じだったなら・・・・それはそれで実際に手に取って見て確認するのもいいかもですね!

下記のリンクから是非

リンクから公式サイトに飛ぶことが出来るので是非飛んでみてください!(公式サイト

まとめ

さていかがだったでしょうか?今回の白黒レビュー、自画自賛ですがそれなりに客観的に書くことが出来たのではないでしょうか?

実際後半はけっこう辛口でしたが一つ誤解しないでほしいのは作品自体、そして作者さん自体への批判する心は一切ありません!

クリエイターとして活動しているこれまでに敬意を持っていますし、こうして出版まで果たしたのはシンプルに素晴らしい!!

そんな感じで今回のレビューを見て読んでみたいと感じてくれたら嬉しいです

それではみなさん、また~

下記のリンクから是非!

リンクから公式サイトに飛ぶことが出来るので是非飛んでみてください!(公式サイト