【レイカーズの強さの秘密はデカさだった⁇】件について

皆さんこんにちはMiami3です

2020年のNBAは久しぶりに絶対的優勝候補がいないので面白いという記事を以前書きました!シーズンが半分以上過ぎた現在、意外な優勝候補も大砲しています(MIAとか)

なぜ今シーズンに優勝候補がいないのかというと昨シーズンまでの絶対王者だったGSW=ウォリアーズが弱体化したからです

まず最強のオフェンスマシーンであるデュラント、チームのカルチャーそのものであるカリー、入りだしたら止まらないトンプソンなどベテラン主力勢がシーズンアウト

この結果王者凋落しました・・・

しかしこの5シーズンに渡ってウォリアーズがリーグ、そしてバスケットボールという競技に与えたインパクトは絶大です!

最近NBAを見始めた人には違和感がないかもですが90年台から見ている人にとっては今日のバスケは違和感ありあり間違いなしです!

この理由はというとスモールラインナップ、つまりポジションに拘らず運動能力が高くシュートが打てる人材を大量配備することでスピードと3ポイントを積極的に狙うスタイルです

歴史的には15年ほど前のサンズというチームが始め、そこから2013年のヒート、昨シーズンまでのウォリアーズで完成を見ました

で今やリーグを見れば猫も杓子もスモールボール、スモールボールと「とにかく強いチームはスモールボール」みたいに語られる場合もあります。しかし管理人はそれは少し実態とずれていると感じます

なぜなら別に「スモール」である必要がないからです。動けてシュートが打てる選手に小さな選手が多いというだけで、理想を言うなら210㎝ほどで動けて、シュートが打てて、パワーがある奴が最強でしょう?!

それを地でいっているの現在のレイカーズであるということです!

よって今回のテーマは「今シーズンのレイカーズが強い理由」です

*NBAの用語解説はこちら

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今シーズンのレイカーズ

今シーズンは優勝候補に選ばれているレイカーズ。そんな彼らがなぜ強いのか?それについてまずチームメンバーから分析していきましょう!

昨シーズンとの勝率比較

2019年シーズンのNBAにおいてレイカーズは一体何位だったか覚えていますか?管理人は忘れました!(おいっ)

で、まあその、ここから昨シーズンのレイカーズについていやいや語っていくのですが(笑)、まずは昨シーズンと今シーズンの勝利数関連のデータから探っていきます

2018-2019 2019-2020
勝利数 37勝45敗 41勝12敗
勝率 45% 77%
カンファレンス順位 西10位 西1位

ちなみに2020年シーズンのデータは2月14日時点でのものです。勝率が77%ということは63勝ペースなので歴代チームクラスの勝率です

オールスター前だというのに既に昨シーズンの勝利数を超えている・・・・どんだけ弱かったんや昨シーズン(泣)

順位も激戦区の西カンファレンスで堂々の1位を記録!!どうですかこの激変ぶりは!?

この理由としては昨シーズンから大幅に改変されたスタメン及びベンチの質の向上です。やはり圧倒的にスタメンが強くなった!

ということで更にスタメン比較を行っていきます

新旧スタメン比較!!

2018-2019 2019-2020
PG ロンゾ・ボール エイブリー・ブラッドリー
SG ブランドン・イングラム ダニー・グリーン
SF レブロン・ジェームズ レブロン・ジェームズ
PF カイル・クズマ アンソニー・デイビス
C ジャベル・マギー ジャベル・マギー

注目ポイントとしてはレブロン・ジェームズと相棒となる存在です。昨シーズンまではブランドン・イングラムにそれが期待されていましたが、それがアンソニー・デイビスとなりました

今シーズンはオールスターに選出させた両者ですが、やはり選手としての評価は圧倒的にADが上です。ここで両者のベストシーズンを比較してみます!

得点 アシスト リバウンド スティール ブロック
AD 28.1 2.3 11.1 1.5 2.6
イングラム 24.9 4.2 6.4 0.7 1.0

ADは2017-2018シーズンでイングラムは今シーズンのデータです。やはりMVP候補に挙げられる選手とただのオールスターの違いといったところでしょうか??

またレブロンとのフィットを考えると更に納得できる部分があります。イングラムの基本ポジションはSFでADはPFです。ナチュラルポジションがSFであるレブロンはポジションが被っているイングラムよりADとの方がよりバスケをやりやすそうな印象があります

それが実際アシスト数という形で表れていて8.3→10.8アシストへと大幅な増加をしていてキャリアハイの数値であり、なおかつリーグのアシストリーダーとなっています(ソース

さらにレブロンのプレイスタイルにピッタリなディフェンスが出来て3ポイントシュートも決められる3&D選手として有名なダニー・グリーンとエイブリー・ブラッドリーも脇を固めます

明らかに向上したスタメンが攻守で大きな威力を発揮しているのは間違いないです!!

*ADとレブロンのスーパーコンビプレイ

レイカーズの強さを表す各種数値

レーティング

レイカーズの2シーズンの数値を比較することで改めて強さの部分について確認していこうと思います。まず最初にオフェンスとディフェンスのレーティングについて語っていきます

度々出てくるレーティングですが簡単に言うとオフェンスレーティングは高ければ高いほど、ディフェンスレーティングは低ければ低いほど良いと覚えてください

まずは2シーズンのそれぞれのレーティングから

昨シーズン 今シーズン
オフェンスレーティング 107.8 113.6
ディフェンスレーティング 109.5 106.3

オフェンスレーティング

2シーズンを比較すると6ほど向上しています。ここに関してはスターターでも分析しましたがメンバーが大幅に入れ替わったのが大きいと思います

MVPレベルの選手(レブロンとAD)がタッグを組み、それぞれがうまくかみ合っているのならそりゃオフェンスが上手く回りますよね??さらにレブロンシフトとして優秀なシューターを揃えたのも効果大です!!

ロスターでケチをつけるとしたら、控えメンバーのボールハンドラーが欲しいところですが十分優秀な選手も揃っているのでない物ねだりは止めましょうか

あとはクラッチのタイミングでレブロンが最後のシュートを打つべきか、それとも別のシュートが巧い選手を取って打たせるべきか・・・・悩ましいところです

どうですかね、ジャマール・クロフォード辺りを格安契約するのも面白いんじゃないですか?

ディフェンスレーティング

これが今回の本題です。ディフェンスの強さが今年のレイカーズの強さの秘密だと考えています

上でもいった通り背が高くパワフル動ける、この3拍子が揃った選手をそろえているレイカーズは必然的にディフェンスが強くなります

NBAではゴール下のシュートと3ポイントからのシュートがもっとも効率がいいシュートとされています。そこで、外のディフェンスが上手い選手、インサイドで体を張ってディフェンスが出来る選手のディフェンダーとしての価値が高いわけです

一方で足が遅く反応が鈍い選手はどちらでも役に立たないので獲得を敬遠するチームが多いです。しかしレイカーズのビッグマンはここが非常に優秀です

レイカーズのメインビッグマンとしてはAD、マギー、ハワードがいます。それに一応半分ビッグマンとしてレブロンを追加します

オフェンスレーティング ディフェンスレーティング
レブロン 115 106
AD 122 101
マギー 125 103
ハワード 127 101

*チーム全体の平均がそれぞれ113と106

レブロン以外の3人はレーティング非常に似通っていて、そして非常に優秀です。<オフェンスレーティング>ー<ディフェンスレーティング>=ネットレーティングと言いますがこの4人がレイカーズのTOP4です

この4人の共通点としては体重がありパワーがある。しかしスピードとクイックネスを兼ね備えている。身長とウィングスパンが長い。またジャンプ力が十分ある

このことからスモールラインナップに対抗できるビッグマンの条件を完璧に備えていると言えるわけです

データ元

リーグNo.1のブロックとシュート成功率

ビッグマンが優秀であり、史上最高クラスのパサーがいれば当然FG%は高まっていきます。レイカーズはその恩恵をフルに受けています!

チームのFG%は48.8%であのヤニスがいるバックスを尻目に1位の座をもぎ取っています!ちなみにブロックでも1位で平均6.8ブロックですが、2位もやはりバックスです

更にレブロンという優秀なパサーがいるおかげでチーム合計アシストも平均26.3本を記録しています!(リーグ4位

ここでも動けるビッグマンたちが躍動していますね!(データ元

オフェンス関連数値

速攻からの得点

レイカーズの速攻得点は18.8得点。リーグ2位に位置しています。これは走れるビッグマンへレブロンからのロングパスが非常に効率よく通っていることを示しています

*この場面を今シーズンは多々見る↓

セカンドチャンスポイント

オフェンスリバウンド(リーグ9位)から決定力があるビッグマンがしっかりフィニッシュ。リーグ1位の得点となっています

ペイントでの得点

レイカーズの高いFG%がペイントでの得点数の高さ(リーグ2位)に直結しています。だからこそ質の高いシュートを打ち続け、それが結果的にペイントでの得点の多さになって表れているわけです

データ元

ディフェンス関連数値

ディフェンスといえばブロックとスティール、そしてディフェンスリバウンドの数値で見られがちですが当然他の数値も含まれます。ここで取り上げるのは相手のFG%です

このFG%が低ければ相手のオフェンスを邪魔している=ディフェンスがうまくいっているということになります。下の表はホームで対戦した時とアウェイも含めた全体のFG%を許したかという数字です(ソース

Home 全体
1位:バックス 1位:バックス(東1)
2位:ラプターズ 2位:ラプターズ(東2)
3位:クリッパーズ 3位:クリッパーズ(西3)
4位:レイカーズ 4位:ネッツ(東7)
5位:ネッツ 5位:セルティクス(東3)
6位:ヒート 6位:ヒート(東4)
7位:ブレイザーズ 7位:レイカーズ(西1)

以前ディフェンスの大切さについて書きましたが、ここでもやはりPO上位チームがディフェンスが強力であるという結果が出ています

ただ少し意外だったのがネッツってディフェンスいいチームなんですね?全体4位ならもうちょっと東の上位に食い込んでもよさそうなのに。これはもしかしてカイリ―・アービングがよっぽど・・・・・・

GO LAKERS GO

*レイカーズディフェンスハイライト

まとめ

ここまで様々な数値をもとにレイカーズの強さの秘密を検証しました。ここで総まとめに入ります!

  • MVP級の選手が2人いるから止められない
  • レブロンの為に徹底して3&D選手を配置
  • 運動量豊富でパワーがあるビッグマンが3~4人揃っている。よってタフなディフェンスが実現

基本的にはこれらの要素がかみ合い上のような優秀な数値を叩きだしているわけです。どうやらレイカーズの強さの秘密が分かってきましたね!?

これからよりレイカーズ強さを発揮して優勝を勝ち取ることを期待しています!!

何といってもFOR KOBEで団結してほしい!それがファンからの願いです!!レブロン、頼むぜ!!!!

それではみなさん、また~