【考察】なぜレイジョン・ロンドはレイカーズで使われて続けているのか?

皆さんこんにちはMiami3です

先日(3月9日)のレイカーズVSクリッパーズの1戦皆さん見ましたか?正に世紀の一戦と呼べるほどハイレベルなシーソーゲームでした!

各チームのスター選手たちが躍動し、POに焦点を合わせて集めた新加入メンバーも出場していました。それに何といってもプレイ1つ1つが非常にフィジカルで普通ではファールになるのではないかという当たりもノーコールでした

非常に観ごたえがあったのでまだ見ていない人は是非楽天TVの方で見てください!

その試合を見ていて少し感じたことがありました(つーかシーズン通して思ってたことです)

「ロンドとレブロンってかみ合ってなくないか?」

この点に関してはただの妄想ではなくて数値でも出ています。そもそもゲームを見ているだけであまりかみ合っていないことが分かります

レブロンの外角のシュート能力はリーグ平均程度ですがリーグ最高のパス能力が圧倒的なアドバンテージになっています。ということはパスの受け手は条件がいい状態でボールを手に出来るのでシュートが決められる=シュートが巧い選手である必要があるのです

ロンドはむしろパスが上手くてシュートが下手な選手なのでオープンになったとしてもシュートを普通に外します(しかもコーナーから)

また数値的な観点からもあまりベストなサポートメンバーとはいえません。その最たる例が―8.3という強烈な数値です

何の数値かというと「100ポゼッションあたりある選手がコートに出た時間帯とベンチにいた時間帯のプラスマイナスの差を表した」ものです

意味わかりましたか??分かった人はいいですが多くの人は卍まじわからん卍だと思うですごく簡単に言い換えます。要するにこの数字がプラスに大きければ大きいほど試合に与えるインパクトが大きいということです

これが0ならいてもいなくても・・・・・ということですが-8.7まで来るとかなりマイナス効果が大きいということになります

ではなぜそんなロンドが普通にローテーションに入り続けることが出来るのか、今回はそのテーマについて考察していきます

*NBAの用語解説はこちら

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理由1:適切な代替選手がいない

なんとも悲しい話です(泣)現在のロスター(チームメンバー)にはロンドの代替として控えメンバーを引っ張って行ける選手が存在しません(引っ張っていくとは得点するのではなくコントロールするという意味)

レブロンの相棒にシュートが巧いポイントガードを、というだけなら若手のクイン・クックという活きのいいのがいます

昨シーズンはGSWにいて平均3ポイント成功率40%を残すなどシューターとして十分な能力が見込めます

ところが別にアシストが得意なタイプでもなく(キャリアハイ2.7)背が小さく体もごつくないのでディフェンスのスペシャリストというわけでもないです

となると単純にロンドを長く起用し続けることが一番無難であるということをHCが考えてもおかしくはありません

ちなみにオフェンスレーティングとディフェンスレーティングはかなり酷い(ソース)のでそういう意味でも大体になり得ません・・・・

あとロンドはリーダー気質で積極的に声を出して指示を出すことをいといません。しかしクックはむしろその指示を受けて活きるタイプです。このタイプの違いも起用に影響しているでしょう

理由2:レブロンが個人的に気に入っている

レイカーズにとって絶対的なもの、それは

  • 優勝以外は失敗という価値観
  • NBAの顔であるという気概
  • レブロン・ジェームズの意思

この3つが挙げられます

で、当然彼に気に入られなくては(少なくとも内部では)仕事を貰うことが出来ないの実情です。そもそも圧倒的な支配力でチームを勝たせられる人間(?)ですのでその意思決定が尊重されるのは当然です

でこのレブロンにすごくロンドは気に入られているなと感じています。実際それを強く感じた場面が試合中にもありました

この場面何を言っているのかまでは分かりませんがベバリーとレブロンの間に割り込んだロンド。そしてそのロンドの頭を弟にするようにポンポンと優しくタップするレブロン。これだけでもかなり信頼関係が醸成されていると感じ取れます

何て言うロンドはこういうちょい上の先輩に好かれるキャラなんでしょうね(笑)!?だってボストン時代に苦楽を共にしたレジェンド「ケビン・ガーネット」とも未だにいい関係が築けています

ロンドは先輩殺しキャラって言う話ですね(なんだその運動部マネポジションはっ)

理由3:不満が募るとチームケミストリーが崩壊する

これが一番説としては濃厚かもしれない・・・・というか3点すべてが絡み合ってこの結論です

  1. ロンドはレブロン含めてチームメンバーからは信頼されている
  2. ロスターには適切な代替選手がいない
  3. 中途半端に入れ替えるとロンドがへそを曲げるかも
  4. 結果チーム内でコーチと選手の対立になりかねない

実際ロンドは過去にセルティクスでHCのリバースやマブズのカーライルと熾烈な争いを試合中に繰り広げていました

ボーゲルHCとしては何とかこの事態を避けたいはず。その結果ある意味遠回りでもこうしてロンドを出し続けることが正解なのかもしれません・・・・・ふう

まとめ

3つの理由からロンド試合で続けられる理由を考察してみました。正直あまりポジティブな理由ではないというのが管理人の考え方です

しかし同時にロンドは非常にクレバーな選手でもあります。更に優勝経験を踏んでいてレブロンとの直接対決で何度か苦しめたこともあるほど彼の実力は折り紙付きです

見方を変えましょう、ロンドは大舞台に強い選手なのです

得点 リバウンド アシスト
2017-18シーズン 8.3 4.0 8.2
2017-18プレイオフ 10.3 7.6 12.2

出場時間に差がありますがかなりのハイパフォーマンスっぷりですよね??

こんなロンドが今季のプレイオフで見られることを期待しています(シーズンが続けばね)

それではみなさん、また~