皆さんこんにちは、Miami3です!
バスケ・ワールドカップIN中国が遂に幕を閉じました!激戦に次ぐ激戦で非常に面白いゲームがNBAのオフシーズン中であるにも関わらず見ることが出来たことは大変ラッキーだったなとしみじみ思います
ところで優勝候補であったアメリカがあっさりフランスに敗れてしまったことはワールドカップ全体を通して個人的には衝撃的だった事件でした
そして優勝チームとなったスペイン、そしてエースの「マルク・ガソル」には素直に拍手を送りたいです!
NBAシーズン2019ではガソルはトロント・ラプターズの中核選手の1人としてNBA制覇に貢献し、今回はFIBAワールドカップでスペイン代表の大黒柱として、これもまた大貢献を果たしました
そしてワールドカップも終わったことなのでとりあえず今回の大会を総括しようと思います!!
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ページコンテンツ
ワールドカップ優勝はスペイン!でもアルゼンチンも凄かった!!
大方の予想に反して(管理人のも)チームUSAは決勝にすら進むこともかないませんでした。当然優勝なんてあり得ない話
代わりと言っては失礼ですがワールドカップ決勝に進んだチームはスペイン代表とアルゼンチン代表。このチームは一見全く関係がなさそうでいてけっこうな共通点があります
両代表の共通点
スペイン語
まず一番マイナーなところから(笑)
何気にスペイン代表とアルゼンチン代表はそれぞれネイティブスピーカーとしてスペイン語を話します。スペイン代表は当然ですがアルゼンチン代表もスペイン語を話すことは意外にも盲点だったりして、、、、!?
世代交代中
両チームともかつてはチーム内に多くのNBA選手を抱えていた世界的な強豪国だったわけですが現在絶賛世代交代中
スペインの絶対エースだったパウ・ガソルは代表を引退。そして全世界の禿げの希望、アルゼンチンの至宝マヌ・ジノビリは代表だけではなく、NBAからも引退しました
サッカーも強い
全然関係ないけどサッカーもバスケ以上にそれぞれ強くて、大人気のスポーツです(笑)
彼らが球技が上手い理由はいろいろあるでしょうがそもそもラテンの血がそうさせる説でも爆誕させようかな(爆)
試合結果
今回の記事のテーマとはあまり関係ないので簡潔にまとめます(正直ハイライトしか見ていない)
*ハイライト動画
両チームのハイライトプレイですごく多かったのがトリッキーなアシスト。マルクガソルのビハインドバックパス。アルゼンチン代表Gのカンパッソの度肝を抜くようなトリッキーなパスと非常に観ていて楽しかった
ただし両チームの地力の差がそのまま点差に出た感じ、いや両チームのNBA選手の数の差かな?(スペイン4人、アルゼンチン0)
前半終了の折り返し地点で31-43でスペインがリード
そしてこのままの点差を終始アルゼンチンは詰めることが出来ず、そのまま95-75でスペインが見事を優勝を飾りましたチャンチャンという話です
管理人はアメリカ以外ならスペイン代表が優勝すると踏んでいたのでこの結果には全然意外性はありませんでした
しかしアルゼンチンは強かった・・・・・NBA選手がロスターに0人ですからね。そういう意味では日本より少ないわけですよ!?
それなのに結果だけ見れば日本はワールドカップ全敗、アルゼンチンは準優勝という圧倒的格差・・・・それに直接対決では強化試合という名目だったとはいえ僅差で敗れています
何はともあれ、スペイン優勝おめでとう!!!
アメリカの連敗
今大会の一番のサプライズはこれでしょう!なんたってバスケのチームUSAですからね、、、、、
実力も他を隔絶しており、国際試合は連戦連勝、直近の2008、2012、2016年のオリンピックで優勝しており国際試合の連続勝利数は58連勝
金字塔とは何ぞやという疑問へのある種の正解でしょう!
そんなアメリカが無残に敗れた姿をこの大会で見ることが出来るとは・・・・・・
*敗れたフランス戦
フランスは多くのNBAプレイヤーを抱えているものの全員がNBA選手というアメリカが圧倒的有利だと勝手に管理人は思っていました
ところがふたを開けてみればフランスの大きさに圧倒されたアメリカ。確かに今回は軽量なウィングの選手が多くてビッグマンよりの選手がマイルズ・ターナー、ブルック・ロペス、メイソン・プラムリーくらいしかいませんでした
しかし最終的にはフランスが大金星を勝ち取ったわけです
対セルビアでも敗れて連敗のアメリカ、最終順位は7位
更に連戦で迎えた相手はセルビア。セルビアのエースである二コラ・ヨキッチはNBA1多彩なスキルとコートビジョンを持つセンターです
そしていきなり第1Qから圧倒的な攻撃を加えられて(セルビアの3の精度が異常だったことが原因)終了時点で32-7というおおよそアメリカらしからぬ立ち上がりとなりました
その結果、いつまでもその点差を縮めきれずに負けという結果に終わりました、、、、、RIP
*対セルビア戦
東京オリンピック2020のアメリカ代表は?
この結果が示すことは当然ただ1つです
来年の東京オリンピックではアメリカはフルメンバー、最強の12人を選ぶということですね
そもそも2008年に結成されたチームUSAは「Redeem Team」=再証明のためのチームと言われていました。その理由は2006年の世界選手権でアメリカが敗れたから
その結果北京オリンピックでは見事に優勝を勝ち取ったのがチームUSAなわけです(その時の準優勝がスペイン)
当時の最強メンバーで挑んだわけですがそれから10年以上たって明らかに世界のレベルが上がっているのに代表チームのロスター的には舐めた布陣になったアメリカ
それが再び最強アメリカのDNAを証明する為にやってくると考えたら・・・・・・・ワクワクがとまらんぜよ!!!
ちなみにこんな布陣を2020年東京オリンピックでは見てみたいです
- ステファン・カリー
- ジェームズ・ハーデン
- カワイ・レナード
- レブロン・ジェームズ
- アンソニー・デイビス
うーん強そう(月並み)
このチームだとゲームメイクをレブロンに託して、ADはひたすらリムへとアタック。カリーはキックアウトスリーを練習通りに決める。ハーデンは自由にアイソゲームでもしてもらって、レナードはNIKEとの訴訟問題でも解決しててください(爆)
ただ弱点として考えられるのがディフェンス。バックコートがちょっとあれだし、レブロンはディフェンス自由人だし(笑)
だからこそ控えのメンツは少し考えました
*ポジションはハンドラー、ウィング、ビッグマン。2020年オフシーズン時点で大怪我を負っている選手(KD、クレイなど)は含まない
ハンドラー
デイミアン・リラード、カイリー・アービング
ウィング
ポール・ジョージ、ジミー・バトラー、ブラッドリー・ビール
ビッグマン
マイルズ・ターナー、アンドレ・ドラモンド、ザイオン・ウィリアムソン
やっぱりこうやって見るとウィングのポール・ジョージ、ジミー・バトラーのダイナミックディフェンディングデュオが最高ですね!
あとはシューターとしてブラッドリー・ビールを追加ということで。これも楽しみ
ビッグマンは今回のワールドカップでもスタメンセンターを務めたマイルズ・ターナーに加えてアンドレ・ドラモンドを加えます
今回のアメリカ代表で足りなかった、そしてヨーロッパ系のチームで強いインサイドで対抗するためにはドラモンドのリバウンド力とブロックとスティールの才能がピッタリ
ザイオンはかつてのAD(2012年ロンドンオリンピック)、クリスチャン・レイトナー(1992年バルセロナ五輪)のように将来期待のスター枠です。彼ならフォワードセンターを務めることも可能でしょう!
*ザイオンのブロックハイライト
これが東京で見れるなんてついている以外の言葉で言い表せない(笑)
最後に1つだけ言わせてください
全部管理人の妄想ですから(笑)!
全敗した日本代表
本番(五輪)のための前哨戦感があった今回のFIBAワールドカップ。そしてこの大会で日本代表は今後1年間で徹底して詰めなければいけない課題を見つけました
このことについてはこちらの記事で詳しく書いたので詳細は割愛しますが、基本的に課題はオフェンスで4つ、ディフェンス2つでです
オフェンスの弱点
- FTの確率の悪さ
- ピック&ロールの多用しすぎ問題
- セットオフェンスが完全不起動
- 紙すぎるスクリーン
ディフェンスの弱点
- ピック&ロールのディフェンス連動性
- 3ポイントシュートへのプレッシャー
これらが解決することで初めて、本戦へと出場できるレベルとなります。全然優勝とかじゃないです
あとは渡邊、八村がNBAでどれくらい個人技を磨いてこれるか?馬場はGリーグで成果を見せられるか?そして個人突破でオフェンスをクリエイトできる選手をガードに加えられるか?
ここらへんが今後1年間で解決したい課題ですね(お、多い、、、、)
そして東京オリンピックでは地元開催の意地を見せつけて最低でも1勝は勝ち取ってほしいと思います!!!
まとめ
ここ1か月に数試合の国際試合を見たことで改めて確認できたことが2つあります
「やっぱりNBAはまじもんのバケモンだな・・・・・?!」ってことと「日本代表はスタート地点に立ててない」ってことです
まずどのチームを見ても、当然チームUSAであってもチームの中心選手はNBA選手です。アメリカ代表は当然のこととして、優勝チームのスペインではガソルが、アメリカを破ったフランスではゴベアが、同じくアメリカを圧倒したセルビアではヨキッチがチームの中心にいました
アルゼンチン代表はNBA選手はいないとはいえ、チームの中心はNBAで10年以上活躍したルイス・スコラです
当然日本代表アカツキファイブは八村選手ですね!
彼らが他のチームの非NBAプレイヤーを圧倒することでいかにNBAが人外の領域なのかよく分かります
そして2つめが日本代表は多くの課題を今大会で露呈したことです
やはりいくら八村がNBAに1巡目上位で指名されたとはいえ彼はまだNBAで公式には1試合も出ていません。渡邊雄太がいくらいい結果をサマーリーグやGリーグ(NBAの下位リーグ)で残したとしても、それは人外の領域外です(ガイガイうるさいわ)
それとその他の選手が何とかしてステップアップする必要がある所も多いですし、課題は山積み。例えるなら100メートル走の予選出場前で、なおかつシューズもまだ右足しか履き終わっていない、みたいな感じですね
だだ、これはネガティブなことなのでしょうか?管理人的には全然ポジティブなことだと思います
だって、今までの日本代表ならどうだったのか?そう尋ねられた時、管理人なら「ミニバスをしている」って答えます
高校生に混じって小学生がミニバスをしてもボコボコにされるどころか怪我をするだけですよね??
それが今ようやく同じ【バスケットボール】をプレイし始めた
これからの各選手の成長と来年のオリンピックでの好成績を期待してこのレポートを〆ようと思います!!
それではみなさん、また~