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実は以前わたしがツイッター上でこんなツイートをしました
残念な記事読みました😥
— ひろ@漫画,アニメ,ゲーム (@Dailychips1) February 13, 2019
1,アニメ制作会社DLEの架空取引で過大に売上を計上
2,同アニメ会社の代表作
「若おかみは小学生」,「秘密結社鷹の爪」
3,原因は東証1部上場を目指した経営陣(ここ大事)による粉飾決算主導
4,なんと4年総額23億!
これで会社だけでなくアニメにも悪影響ありそう pic.twitter.com/K9lJaqphOD
そうしたら自分が予想していた以上に反響がすごくてこれはぜひもっと細かいところまで掘り下げて書いていこうと思い現在この事件についての記事を書いています
DLE社とは東京都千代田区に本社を構えるコンテンツ制作・配信をメイン事業としている会社です
名前の由来はDream Link Entertainmentの3単語の頭文字をとったようですね
もともとソニー関係者が設立した会社であるという経緯もあり順調に成長を続けてきました
特に有名な作品としては「秘密結社鷹の爪」シリーズや「モンハン日記」、「若おかみは小学生」などがあります
2014年には東京証券取引所のベンチャー企業向けの市場のであるマザーズに上場
トントン拍子で東証一部上場も果たしました
東証とは日本最大の金融商品取引所である東京証券取引所の略称です。よく経済ニュースなどで耳にしますね
場所は中央区兜町にあり取引額は何と500兆円以上、世界規模で第3位です
東証には1部、2部、そしてベンチャー企業向けのマザーズがあります
そこで気になるのが東証に企業が上場したがるメリットはなんだろう?ということですよね
一般的には2つあると考えられます
1つは資金調達のしやすさです。少し分かりやすく説明します
企業が何かをしたいという時には当然お金がかかります。お金に関するわたしのオピニオンはこちらなので是非合わせてご覧ください
資金を得る手段は基本的に3つあります。
1つ目は借金。これは銀行などからします。ところが企業が借りる数億単位の金をホイホイと貸してくれる銀行などありませんから使いづらいです
2つ目は社債。これは銀行以外からの借金だと考えてくれればいいです。基本的に返す必要があるので面倒くさいことになりやすいです
そして3つ目が株式発行です。株式発行とは簡単に言うとスポンサー募集なわけです。うちの会社はこんなことをして将来性があるので是非スポンサーになってくれませんかという話です
株式を1000株発行して1株を1500円とすれば150万円集まりますね。これで資金調達可能です
さらに借金とは違ってこの150万円返す必要がありません!だってスポンサーですからね
なら買った人、つまり株主のメリットは何でしょうか?
1つ目は配当です。配当とはスポンサーである株主に利益の一部を金や優待といった形で還元することです
2つめは、意外に見落としがちですが株主総会に参加できるということです
株主総会は基本的に全株主が参加できて、多数決で会社の経営方針なんかを決める会社組織での最高の会議です
そして株主はいつでも(基本的には)株式を手放せます。つまり株式が1500円である間は1円の損も出さずに株式を売れますし、反対に上がれば儲けも出ます(逆もしかり)
そして東証とはこの株主たちにへのショーウィンドウになるわけです
例えるならすごく客入りの良いコンビニでしょうか
このコンビニに各社が自社製品(つまり自社株)を置いてほしいわけです。当然人がいっぱい来て見てくれるんですからね。買ってもらえる可能性も高いわけです
ということは圧倒的に資金調達が容易になるのです
こちらのメリットは簡単です。それは「信用」これに尽きます。
ビジネスの世界では信用が無ければ誰も相手にしてくれません。そこで取引相手が東証1部上場ならどうでしょうか?もちろんめちゃくちゃ信用されます。何て言ったって一部上場企業は超絶有名所ばかりです。例えば、ソニー、トヨタ、コカ・コーラetc
この信用が欲しいので上場には価値があるのです
今回の事件の経緯は上のツイッターでざっくりまとめてあります
もう一度説明すると
ここで分かるのは経営陣の暴走が招いた不幸な事件という話ですね
そしてここまで読んできた読者の方ならなぜ経営陣が暴走したのかが分かるはずです。1部上場にはそれほどのメリットがあるわけですから
1部上場するためには厳しい基準が設けられています。詳細は割愛しますが、当然上場企業というだけでブランドになるのでそのブランドを守る必要があるのです
ちょうど2016年に上場が成功したので4年間と重なりますね
上でも述べたように株式会社は株主が会社を指揮します。ところが株主は誰でもなれるので経営のプロではありません
そこで取締役会(経営のプロ)を選任して会社の運営を任せる代わりに利益を出すことが至上命題となります
株主に不満を与えすぎると最悪の場合上場取消です。経営陣としてはこれは避けたいのでつい暴走します。それが今回の粉飾決算です
株主は配当がキチンと入ってきて会社が儲けられていれば基本文句は言いません(最近は違う)
そこで売り上げを過大に見せかければ文句も来ない、というわけです
わたしの個人的な話ですが今回の問題と作品のクオリティは別個に考えられるべきです
良いものはいい、それでいいじゃないかと思います
ただし同時にビジネスの世界ではそうもいきません。信用命と何度も言っている通り本当にその通りなのです
この一件で上場取消、資金繰りが悪化すればクリエイターは表現の場所を1つ失います
これは受け手である我々にとっても大きな損失です
今回の一件で経営陣はしっかりと反省して健全な運営を心掛けてほしいものだと思いました
みなさんはどう考えますか?コメント欄などで教えていただきたいです!
そして今回の記事は割とコンパクトにまとめられていて分かりやすかったと思うので(自賛)下のツイッターなどで是非シェアしていただければ幸いです
それではみなさん、また~
最後まで読んでいただきありがとうございます
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