普段週刊誌って買いますか?管理人は以前ジャンプはけっこうな頻度で買っていましたがいつからか一切買わなくなったし、そもそも雑誌を読まなくなりました
ただ、最近「これはどうしても欲しいっ!」って思う売り出し方をしてきた雑誌があったので誘惑に負けて買ってしまいました(笑)
この記事は大分前に途中まで書いたものなので内容的には少し古い可能性があります・・・
それがこちら!
いやいやいや違うから、違うよ違う。右側の女の子が可愛くて買ったとかじゃないからねっ(汗)
まあ真面目な話をするとタイトルにもある通りゴールデン・カムイ作者「野田サトル」と犬夜叉作者「高橋留美子」の対談をヤングジャンプとサンデーで掲載していました!!!
昔から知っていた犬夜叉の作者である高橋先生と今一番来ている青年漫画である「ゴールデンカムイ」の移植コラボで制作の裏話などを踏まえたこの対談は買いだ!と確信して買ってきました
そこで今回はこの対談を通して考えたことを含めてしっかり発信していこうと思います!
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これに関してはしっかりレビューした記事があるのでそちらもあわせてご覧ください!
ゴールデンカムイはアイヌと和人(本州人)が本格的に交わり初めて北海道を奪い尽くした明治時代を舞台として展開されていくストーリーです。様々な笑いの要素とシリアスな時代背景、魅力的なキャラクター、そして人の目を引くタイトルと素晴らしいコラボレーションです!
実際今一番友達に勧めたい漫画をコンセプトにした「マンガ大賞2016」を受賞しています(リンク)
そんな作者の野田サトル先生についてですが管理人が思っていたこととけっこう違った情報が色々あったのそこを中心に紹介していこうと思います
作者である野田サトルさん、皆さんどんな人だと思っていました・・・・・・・まあそれは人それぞれなので管理人がどう思ったかだけを書きますけどね(なら訊くな)
なぜこのように考えたのかというそもそも野田サトルという漫画家を今まで1度も見たことが無かったからです。ん、?何言ってるんだと思うでしょう!?これから説明します(笑)
野田サトルを知らなかったのでゴールデンカムイがデビュー作と思っていました。そしてデビュー作がもしゴールデンカムイなら年齢は25歳くらいだろうと推測できます。またデビュー作で20代前半ならアシ歴もほとんどないだろうとつながります
で、当然あれだけ緻密に調べられた内容なので実際に住んだことがある人ということで北海道出身、そして今はウェブ系のテクノロジーが発達しているので道内に住んでいても漫画は描けそうかなと思いました
あのギャグ要素を女性で実現できるのは・・・・・・・ということで男です。20代ならまだ未婚だと思ったので以上のようなプロフィールなりました
でもでもね、全然違いました(笑)
まず漫画としてのデビューが2003年(17年前)、随分前の話だ。ちなみにインタビュー内ではこのように語っています
漫画家を志したのは高校を卒業してからくらい。だが親にはなかなか言えなくて結果を残してから上京しようと打ち明けた。何とか某誌の漫画賞に受賞したからようやく言えた
そこから久保ミツロウ先生(代表作:モテキ)のアシスタントになった。その頃には20歳を超えていたから漫画家として連載を持てるまで随分かかった
週刊ヤングジャンプ2019年42号より
何だよ全然違うじゃねーか(笑)。2003年デビュー時に仮に22歳だとしてゴールデンカムイが連載されたのが2014年。というかことは確実に30歳を超えているということですね。現在は40歳近いのかもしれません
少し経歴で気になるのが2003年のデビューから2011年まで連載作品が無かったということです。やはりそれほど競争が激しいということでしょう!
しかも初の連載作品が「スピナマラダ」というアイスホッケーのスポーツものという全然予想って当たらないものなんですね(鼻ほじ)
さてここから超大物ヒットメーカーである「高橋留美子」先生について簡単に紹介していこうかと思います!
大学在学中にうる星やつらでデビューした高橋留美子。アメリカ合衆国で漫画家の殿堂入りを果たしている小池一夫の元で弟子として学んだ際「絶対にプロとして通用する」とまで言わせました
代表作は他にも犬夜叉、らんま1/2、境界のRINNEなどがありものほんのヒットメーカーです
ある程度の世代となるとこの音楽がとっても懐かしいんじゃないですか(笑)??
そんな高橋先生をも魅了するこのゴールデンカムイという漫画についてドンドン深掘っていこうかと思います
*どうやら熱烈なファンであるみたい↓
こういうの見ると素直に思うのが「漫画家ってやっぱり漫画好きのオタクなんだよな~」ってことです。だっていわば同業他社に対して研究でもなしにこれだけのめり込むようにして漫画を純粋に楽しみに行けるんですからね
さてここからは管理人が「おっ!?」と思った2人の会話ポイントを自分の考えも交えつつ紹介していこうと思います!!
曾祖父が203高地(日露戦争の主戦場)に行った人だったのでその話を書こうと思っていた。そんな時担当編集者が狩猟の小説を持って来てくれてそれを掛け合わせました(野田)
やはり新しい作品を創造するって既存のものの掛け合わせが重要であるということの典型例みたいなものですよね
管理人の先祖にもやはり出征した人がいますが戦争は人を変えるものですよね??その異常体験の投影が杉元(ゴールデンカムイ主人公)の時折見せる陰のある描写にしっかり表れています
あと狩猟の小説っていうけどどんなやつなんだろ?まさかまさかのごんぎつね(笑)・・・・・
ちなみに杉元ですが一部では第2次世界大戦で活躍した実在の兵士である船坂弘であるという話も出ましたがこの対談を見る限りはそこまで影響を与えているわけではなさそうです
*船坂弘とは
アイヌというセンシティブな話題を取り扱うことがあったので相当な覚悟を持って北海道アイヌ協会に伺いしっかり調べた。しかしあくまでもフィクションであるからそういう部分を含めて娯楽は嘘をついていい
ほんそれと言いたくなる事件がちょっと前起こりましたよね・・・・??
ジャンプ連載中の大人気漫画「僕のヒーローアカデミア」のあるキャラクターの名前が歴史的背景があり2次大戦の被害者を貶めているのではないかと韓国と中国を中心に軽く炎上しました。結局編集部と作者はウェブ上でそういった意思を否定して謝罪しました。しかし謝罪するべきではなかったという声もあり、違法アップロード作品を読んで文句をつける両国の人間へのモラルもたいがいだという意見もありました
話を戻すとメインヒロインであるアシリパ(リは小文字)が狩猟する描写が頻繁にされていますが、実際のアイヌではそういったことは基本的にせず男女分業でした。しかしそのことを理解したうえでエンタメは嘘をついていいと野田さんは言っています
まあ確かに掲載作品はすべてフィクションだと記載されていますし物語を面白くするための味付けだと考えれば十分理解できる範囲内ではあります
それでも嘘を吐いていいという部分を強調して書くのはどこかクリエイターとしてのプライドを強く感じます
時代背景に関する本をいろいろ事前に読んで、読んだ上で全部忘れようとしています。いよいよ書くときになって描くべきものがあの本にあったという感じで進めます
うーん天才ゆえ言えることなのでしょうか??少なくとも管理人はこんなことキリっと言えませんよ(泣)
やっぱりフィクションとはいえ一定のリアリティが必要なので事前に調べることは不可欠です。しかしそれを一旦全部忘れるんですか、先生・・・・
自分自身のストーリー作成の軸が1本通っている場合だと下手に情報を盛り込みすぎて伝えたい部分がブラーになったり、アイディアへの余計な干渉があるからでしょうかね??
この面でいえば2人のストーリー作りの方向性は違っているのかもしれません
有名人をモデルにしたことはないです。基本漫画絵の自分にとっては脳内で生み出されるイメージからキャラクターの外見を決めます。そして、キャラ分けに関してはそのキャラがどのようにリアクションを取るかで内面を決めます(高橋)
脳内であれだけの人間をしっかり描きわけて、キャラクターをしっかり独り立ちさせているのはさすがの一言ですよね?まあ唯一文句をつけるのだとすれば声優に山口勝平を起用しがちってことくらいです(笑)。犬夜叉、らんま、その他いろいろ出てますからね
その一方でジャンプの看板漫画「ワンピース」ではかなり実在の人間の顔立ちをモデルにした絵が多いですよね。実際それに関しても記事を書いているのでぜひご覧ください!
ただ高橋先生がかなり勉強家だということも予想されるのでインプットがなされていればアイディアの枯渇ということは考えづらいかと思います
キャラクターを作る時いろいろと設定を決めて一枚絵やらいろんなカットやらを描いて作り上げるのが一般的ですよね??でそん中でドンドン性格とかも書きこんでいく
しかし高橋先生はまずそのキャラクターがどんなリアクションをするのか、そこを考えるみたいです
例えばこのシーンですが何度も何度も推敲とやり直しを重ねてようやく思い付き形にしたみたいです。だからこそ初見で話の内容が分からない管理人でもクスっと笑えました。青汁涙流しながら飲むJKなんていねーよっていうね
こういうリアクションでキャラデザをしていくのはかなり珍しいのではないでしょうか??
ゴールデンカムイもMAOもかなり笑いの要素を盛り込んだ作品だと思いますが、高橋先生的にはそうでもないようです
シリアスな漫画を描いている時は、ボケないように頑張っていて「MAO」ではかなり抑えている
週間ヤングジャンプ42号(2019年)
また以前の作品でらんま1/2という名作があるんですがその作中で本人がシリアスな雰囲気で描いていた部分を計算されたギャグだと受け取られたという悲しいのか嬉しいのかわからないエピソードも披露しています
自分では本当に悲しい気持ちで描いていたシーンを編集に見せたら大笑いされた
一方で野田先生の方は姉畑という動物に欲情する変態を登場させる際、その異常性をいかにコミカルに描くことで、クッションのようにして笑えるような物語にしたとも語っています
個人的な感想ですが、面白い漫画って別にギャグマンガでなくてもちょこちょこ散りばめられたネタが凄く笑えます。特にお気に入りがワンピース(笑)
これは計算なのか天性なのか・・・・・どっちにしてもこの3作品は面白いことには変わり有りません!
皆さん国友やすゆきっていう漫画家は知っていますか?作品の多くがドラマ化されている素晴らしい創作能力をもった漫画家です
野田サトルは彼の元でアシスタントをしていました。そこで力を着けてデビューへと結びつけたわけです。このことがなぜ野田サトル女説への反論となるのか少し書いていきます
そもそもの前提条件として既述しているとおり管理人は野田さんを男だと思っています。理由として一番大きいのは管理人の笑いのツボにはまるからです。こんな言い方はあれですが同性こそ同性のツボを最も抑えている思っています
そして更に男性の漫画家のアシスタントは圧倒的に男性が多いです。これは純粋に統計的そうだからですよね??また野田サトル自身が青年誌や少年誌を中心に作品を掲載し続けているという経歴からもそう判断できます
では「なぜ野田サトルが女だ」という説がところどころ出てくるのでしょうか?
上の問題を見たときに誰のことを真っ先に思い浮かべますか?管理人は「荒川弘」さんです
荒川弘と言えば鋼の錬金術師の作者として有名ですが名前的に男っぽいですよね?なぜこの名前にしているのか、作者の思いがあるでしょうが、1つ事実としてわかることがあります
「別に女でも最高に面白い少年漫画が描ける」ということです
だからこそ男っぽいの名前を使っている可能性が浮上し、結局「野田サトル女説」が爆誕したのかなと思います
あと上の画像みたいなBL系の話題が頻繁に出てくるのも関係しているかも・・・
いかがだったでしょうか?プロの漫画家が語る作品論というものは新鮮さもあり自分たちの日常生活に直接関係しなくても面白いものでしょう?
両方の作品がそれぞれ好きな自分としては非常に楽しめたし、野田サトルという漫画家の素顔に迫ることが出来たのも凄く楽しかったです
今回の記事でゴールデンカムイに関心を持ってくれたら非常に嬉しいです
それではみなさん、また~
最近以上に暑い日が続いていますよね!?日差しにも負けずにゆるゆるとやっていきましょう!
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先日あるニュースが発表されたことでちょっとテンションが上がっています!
というのもの読者の皆さんの中には既に知っている方も多いと思いますが大英博物館で
「日本の漫画展」の開催されます!!(パチパチパチ)
もう既に日本のメディアでも取り上げられているので取りあえずこちらの動画をご覧ください!
何が嬉しいって、わたしが、そしてわたしたちが愛してやまない漫画がカルチャーとして大英博物館で展示会を開けるってことですよね!!
ハッキリ言いましょう!嬉しいことの1つがこれだって(笑)
世界が漫画を認め始めたってことですよ!!!(Yahoo)
ちなみに今回展示される漫画は「ONE PIECE」、「キャプテン翼」、「ドラゴンボール」、「ゴールデンカムイ」などです
ちなみに当ブログでも記事として以下の物を取り上げています。ぜひこれを機会にご一読を(便乗)
また近代の手塚治虫以降の漫画だけではなく浮世絵など日本の伝統的絵画作品をも展示することで漫画のルーツから知ることが出来るようになります
よく言われている最古の漫画である「鳥獣戯画」まで展示する気合の入れっぷり(笑)
今回ある記事を参考にしてこのブログを作成しているのですが、その記事というのがこちら(外部リンク)
で、こちらの記事で何よりも驚いたことが「アニメ産業レポート」(外部リンク)にあった海外市場でのアニメ関連産業の市場規模が9900億円超という部分
ほぼ1兆円に迫る市場が形成されつつあることも大英博物館での展示にポジティブな要素になったのではないでしょうか??
ちなみに日本の国内産業規模は約1兆円なので合計で2兆円程度の産業規模となります!
まぁ2兆円規模っていってもリアリティがない数字ですけどね(笑)
ちなみに運送業の産業規模が10兆円です。やっぱりトラックには勝てないか(ソース)
右側のグラフを見ると分かるように年々海外市場が増加傾向にあります(下側の折れ線)
これをしっかり日本企業にマネタイズ(お金に還元)出来るかどうかが今後のアニメ産業の分かれ道になるのではないでしょうか??
大英博物館といえばイギリス、イギリスといえば大英博物館、ですよね?(無理矢理)
一説には800万点以上の美術品が展示されていると言われ、多くの国から略奪品も含めて大量の品々を揃えています
有名所で言うと「ツタンカーメンの金色のマスク」とか「ロゼッタストーン」とかですね
ちなみにこのロゼッタストーンは3つの文字で同じ内容のことが書かれていて、その1つが古代ギリシャ文字だったため他の文字も解読できるようになりました
ギリシャというのはそれほど歴史が深い場所なんだなぁ~と深く考えさせられるエピソードです
そんな大英博物館には2016年のデータですが年間682万人も訪れています(英語外部リンク)
2017年にイギリスに3900万人もの人が訪れていますの単純計算で6人に1人が博物館に訪れたことになります
さらにグーグルの口コミ数は驚異の7万オーバー。みんなどんだけ語りたいんだ?(笑)
そんな場所で展示会が開かれることが宣伝にならない訳がない!!
今回のイベントが大成功することを心から祈っています!
現在進行形で世界に拡散しているアニメと漫画、それがどれほどのものなのか実際に海外の人に聞いてみたり交流してみなければわかりません
以前記事にも書いたようにわたしは海外の人と交流する経験に最近恵まれたため様々なタイミングで質問をしてみました
それをまとめた記事がこちら!
記事を読んでいただければわかりますが確実に影響が広がっていることが見て取れます
しかし実際のところここまでポピュラーな存在となったのはここ20年くらいではないでしょうか?それくらい文化として受け入れられることはかなりの抵抗や障害などを乗り越えなければならないことを示唆していると思います
実際わたしが持っているサブカル垢で何人かの海外の方たちリプで交流させてもらいましたのでここで紹介します
あ、わたしのツイッターのアカウントをここに貼っておきますので是非ともフォローよろしくお願いします!!!
ナタリーっていう女の子(ネカマじゃなきゃ多分)との会話を一部抜粋してライン風にまとめてみました!どうやら「約束のネバーランド」の大ファンだそうです(ツイッター見ればわかります)
なるほど!日本人です。昔スペイン語をちょっとやってたことがあるので
(ポルトガル語とスペイン語はめっちゃ似ているので見るとすぐに分かります)
中略
この方も中々面白い方ですよ!
何がユニークかって、この人アマチュアのアニメーターなんですよ!(笑)
アマチュアアニメーターってなんだと思ったそこのあなた、安心してください管理人も最初意味が分かりませんでした
取りあえずこっちの動画をどうぞ!
もちろんクオリティにはまだまだという部分はあるでしょう!でもこれを全部自力でやったっていうのは凄いことだと思います
1枚絵や漫画自体はツイッターでも珍しくないですが、それにSEを加えて動かす=アニメにするってことは一般人レベルで出来る人っていませんよ!
1人で制作することの難しさと同時に楽しさが無ければこの作業は出来ないと思います!
日本人でさえ出来ないorやれないことをこれだけ楽しそうにやっているのは非常に羨ましい話ですね!
いかがったでしょうか??今回は中々個人的な感情が溢れた記事になりました(笑)
以前書いた記事に文化が馴染んでいくにはかなり長い時間がかかると書いたことがあります。日本国内でさえ漫画文化が浸透していくのにかなりの時間を擁しました
これが国外となればなおさらです
しかし確実にその波は広がっているしこれからも広がり続けると思います!!
そんな大波の出発点に今回の漫画展がなればいいな、と思いつつ記事を書いていみました!
それではみなさん、また~
最後まで読んでいただきありがとうございます
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今回の記事内容は、この3つの共通点を探すことです。勿論答えはあります。そこでちょっとしたクイズをツイッターの方であげました
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そのツイート内容がこちら
ブログ更新しました!
ゴールデンカムイ
シャーマンキング
俳優宇梶剛志
この3つの共通点とは一体。。。。。
答えはブログでご確認を!!https://t.co/HeCGXptPXR— ひろ@漫画,アニメ,ゲーム (@Dailychips1) February 18, 2019
すぐに分かった方にはアイヌ検定自称1級の資格を授けます(笑)
この3つの共通点はそう、「アイヌ」なのです
2つの漫画は登場内容に関連します。また俳優の宇梶剛士さんはお母さんがアイヌ研究家だったそうです
それではさっそくアイヌ民族について迫りましょう!!
アイヌは、北海道を主な居住圏とする先住民であり、独自の文化を有する民族である。かつては北海道、樺太、千島列島全域などの地域に居住していた。21世紀初頭の現在、日本国内では、北海道地方の他に首都圏等にも広く居住している。母語はアイヌ語。
アイヌは物々交換交易を行う狩猟採集民族であり、文字を持たない民族であった。交易などを経てオホーツク海地域一帯に経済圏を有していた[5]。
1855年2月7日にロシア帝国との日露和親条約での国境線決定により、大半が日本国民、一部がロシア国民となった。2018年12月、ロシアのプーチン大統領は、クリール諸島(北方領土を含む千島列島)などに住んでいたアイヌ民族をロシアの先住民族に認定する考えを示した。
以上がウィキペディアよりの引用となります
長いので簡単にまとめました(最初からこっち出せよ)
大体こんな感じですっきりしましたね。ちなみになぜ「先住民族」を赤字にしたかというと日本政府はアイヌを先住民族と認めていないからです
それでは次はそのルーツについて調べていきましょう
詳しくはウィキに載っていますがここでは「分かりやすさ」を目的に自分の知識を総動員して分かりやすくまとめていきます!
まずアイヌ人の人種というものから考えていきます
大多数の日本人の遺伝情報から考えると縄文人と弥生人の混血であるということが分かっています
縄文人も弥生人も人種上はモンゴロイド(黄色人種)に属するわけです
ところがモンゴロイドの中でさらに2種類に分かれていきます
1つ目は古モンゴロイドと言われる人種でここに縄文人が属します
2つ目が新モンゴロイドで弥生人はこちらに属します
そしてアイヌ人はタイプとして縄文人と非常に近く古モンゴロイドに属します
それではこの新旧のモンゴロイドを区別するポイントはどこにあるのかを考えましょう
この違いは割と簡単で一言で言うなら「寒冷地適応」を経たかどうかです
寒冷地適応とは文字通り「寒冷地に適応できるように体の作りを変えた」ということですね
それでは順に説明します
我々の祖先は総てアフリカから来ました。つまり元来は全員黒人だったわけです
そこから西側に進んだのが大雑把に言うと白人(コーカソイド)であり、東側に進んだの黄色人種(モンゴロイド)です
以下がそれの地図なんですけど、茶色が黒人、ピンクが白人、黄土色がアジア人です
なぜモンゴロイドは東側に行ったかというと基本的に食べ物を取るためです。この当時の食べ物、肉といえばそう、マンモスです
でもマンモスはドンドン北のシベリアに逃げていきました。それを追って行ったモンゴロイドと南の暖かい地域に留まったモンゴロイドがいた訳です
この留まったのが古モンゴロイドで、移動したのが新モンゴロイドです
寒い地域に行った新モンゴロイドは凍傷の影響を防ぐために体の作りが少しずつ変わりました
以下がそれの例です
どうですか?どこかの誰かに似ていません?
そう、現在の中国、朝鮮半島、モンゴル、そして日本人の体つきになったでしょう?
よく黒人や欧米人は身長に比して手足が長いって言われますよね?
違うんですよ、「東アジア人(新モンゴロイド)が短いんです!」
体が大きくなった理由は体積が大きい方が最深部の体温が変化し辛いからです
分かりやすく言えば、冬場外に大きな鍋と小さな鍋を放置したときどっちが冷えやすいかということです。当然小さい方ですよね
逆に言えばアイヌ人(縄文人)は上とは真逆の体の作りをしています
体は小さく、比較的手足が長い。基本二重。彫りが深いなどですね
日本人は新旧の合体バージョンなので体は韓国人より小さく、手足は相対的に長いですね。ただし弥生人の血の方が濃いです基本的に。
じゃあこの辺でアイヌの人種についてまとめましょう
次は宗教についてです
アイヌの宗教はかなり日本古来の神道に似ていると思います
というか個人的には全然専門じゃないので感覚でしかここらへんは語れません
そこで「ゴールデンカムイ」というわたしがすごく好きな漫画での描写を紹介しておきます
要するに総てのものに神が宿るという考え方が八百万に神々という日本の神道思想に似ていると言いたいだけです
日本の神道思想は分類的にはアニミズムと呼ばれ、似たタイプが世界中にあります
アイヌも日本の神道も根は同じ宗教を信仰していたんじゃないかと思うというわけです
あとアイヌで有名な宗教関係といえば「コロポックル」ですかね
小人の精霊?で様々な伝承がありますがまぁこれだけでいいでしょう。このシャーマンキング登場キャラを見れればそれでいいです
じゃん!!
可愛いは正義、以上!!(真剣)
アイヌの言語は「アイヌ語」という独立した言語です
基本的に日本語との接点もありません。言語学的な分類をすると余計ややこしくなるのでここでは割愛しますが、ユーラシア大陸北東部の少数民族と近い分類ということになりますがそれとも少し違うので「孤立した言語」であると言われています
ただし、日本語には一部取り込まれていて、具体的には「札幌」や「稚内」、「知床」、「小樽」などの地名がこれに当たります。
ちなみに札幌は「乾いた川」というアイヌ語が元です。なるほどだからサッポロビールなわけですね、渇いたのどを潤すためにと、、、、
ここらへんも調べてみると面白いですが一銭の得にも一般人にはならないでしょう(笑)
ここまでお付き合いいただきありがとうございました
最後に個人的になぜ多くの作品でアイヌ民族が取り上げられるかをちょっとだけ考えました
そこで1つのキーワードを思い描いたのですが、それが「神秘性」でした
日本人にこんなに近い存在なのに、言葉も知らない。文字もない。文化は違う。顔形も欧米人より、かと思えば人種は同じ。宗教も似ている
でも、どこかインディアンやエスキモーっぽくてエキゾチックさを感じる。こんな特徴がわたしたちの心をとらえて離さないんじゃないかと思います
皆さんも漫画などで得た知識をほんの少しだけ深めてみたらいかがでしょう?
それではみなさん、また~
*最後まで読んでくれありがとうございました。これを機会に是非シャーマンキングかゴールデンカムイを読んでみることをお勧めします!
最後まで読んでいただきありがとうございます
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今回はわたしが2018年で一番はまって、発売を楽しみしていた漫画、「ゴールデンカムイ」についての紹介をさせていただきます
この記事を読み終わった後少しでも手に取ってみたいなと思ってくれる方が増えたら大変うれしいです
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ゴールデンカムイの時代背景は明治時代、日露戦争の真っただ中から始まります
日露戦争で一兵卒として従軍した杉元佐一の戦闘シーンから物語はスタートです。杉元は戦場でとにかくロシア兵を殺しまくり、自分は銃弾撃たれようが剣で刺されようが決して死なず、味方から「不死身の杉元」と畏敬の念を持って呼ばれていました
そんな杉元が戦争終了後北海道の山奥の渓流で砂金を取っている場面から物語は急発進します
ゴールデンカムイの舞台は基本的に明治期の北海道のみです
用語として中央(東京)や杉元の故郷(静岡)の回想シーンがちょこちょこ出てきますが基本は北海道中を巡る旅です
主な地名として札幌、網走、小樽、十勝、旭川などが出てきます
日露戦争に従軍して「不死身の杉元」と恐れられた元日本兵。体中いたるところに傷があるうえに、銃で撃たれようが剣で刺されようがクマに襲われようが絶対に死なないという中二感満載の特殊能力を持っている
梅ちゃんの治療費を稼ぐために奮闘中、道中のパートナーとしてアシリパと協力する
主人公なのに基本ギャグ要員
アイヌの血を引く少女、背は低いが弓の名手で遠距離の戦闘能力はかなり高い
生まれついての狩人の気質を持ち、和人(本州出身の人間)とは死生観や常識が異なる
綺麗な顔しておいて動物のう○こ好き(これマジ)
それと大きな狼を使いこなす
そんな中で戦争の英雄が1人ホームレスのおっさん相手にグダグダ喋りながらも懸命に砂金を取るために奮闘する理由、
それが金のため、そしてひいては重病を患った幼馴染の治療資金のためなのです。
その幼馴染という女性がこちら「梅ちゃん」といわれる美人さんです
彼女は杉元と幼馴染であると同時にまた幼馴染である寅次と結婚して子供をもうけます
杉元と寅次は出征しますが、戦場で寅次は死んでしまうのです・・・
残された梅ちゃんも、病気で日に日に視力が弱まり、最後には失明するとまで言われていました
杉元は死んだ幼馴染とかつて好きだった幼馴染のために全力で治療資金を得るため砂金ほりに命を賭けるのでした
ところが上で出てきたホームレスおっさんからとんでもない話を聞くことになる杉元
どうやらこの北海道の地では昔から砂金が取れたらしく、後から北海道に進入して同化政策を推し進めた日本政府に反感を抱いたアイヌたちが密かにその金を軍資金として蓄えていたらしいということ
その額何と8億円相当!!
で、その金を独り占めにしようとして男が持っていたアイヌを皆殺しにして全部分捕りました
しかし、当然殺人罪なので男は警察に追われてその金を北海道のどこかに隠して警察に捕まり
日本一警備が厳重だと言われる網走刑務所にぶち込まれる
男としては外の仲間と連絡を取りたいと考えるが、当然警察たちもその情報を知っていて金塊の情報を常に狙っている
そこで男が取った方法が何とも巧妙かつ大胆なもの
なんと同房になった囚人たち全員に埋蔵金のありかを記した暗号の入れ墨を彫りこう提案する
「おれの財宝か?欲しけりゃくれてやる。探せ!この世のすべてをそこに置いてきた!」
冗談です(笑)「ここから脱獄したら、成功した奴に金塊の半分を渡す」とインセンティブ(メリット)をちらつかせて脱獄を教唆したのです!
その結果ある事件をきっかけに数十人が集団脱走、見事に男の目的は達成されたわけです
この話を終えた後に急に男の雰囲気が変わります
「しゃべりすぎた」と一言だけ言うと銃で杉元を撃ち殺そうとします
そう、このおっさんこそが脱走中の囚人の1人だったわけです
ところがやはり「不死身の杉元」、銃で脅されても意にも介さないどころか、逆に相手を威圧してあっさり銃を奪い逆襲するのです
そして逃げた囚人を追うと信じられない光景を目にします
土の中に泥饅頭のように埋められた囚人の死体とその死体に刻まれた件の入れ墨
このことで杉元は確信するわけです「さっきの話は本当だ」と
ここで更なるハプニングが杉元を襲います
先ほどの囚人の土饅頭がクマの食べ残しを保存する方法であることに気が付いた杉元はすぐさまその場を離れようとします
ところが運悪くそこにヒグマが戻ってきました
ヒグマというのは性質上自分の食べ物に非常に固執するという厄介な習性を持っています
実際の事件で北海道では三毛別ヒグマ事件という有名な事件が起きています
ヒグマは杉元を餌を奪う敵だと完全に認定しました
ヒグマの連続攻撃を受けて窮地に立たされる杉元、そんな彼を1本の弓矢が救います
この少女こそがアシリパです
更にアイヌの知恵で弓矢にはトリカブトの強力な毒が塗られており、ヒグマはすぐに息絶えます
しかし、アイヌ少女アシリパの分析によるとこの土饅頭を作ったヒグマは今殺したヒグマではなく、別にいるらしいのです
ここで杉元は何が何でも死体を捨てていきたくないので真実をすべて打ち明けます
自分に金が必要なこと、この男が誰なのか、入れ墨が何を意味するのかなど全部です
するとアシリパがこういいます
正に急展開、物語にここら辺からグイグイ引き込まれますね!
こうして2人の共闘が始まるわけです
わたしは本だろうが漫画だろうが一番買う時に気にしてみているのが「題名」です
センスのいい題名、自分にピタッと来る題名っていうのが言葉で説明するのは難しくてもありまして、ゴールデンカムイの場合はこの題名が一番自分にとって好きな要素となりました
ゴールデンは勿論金塊を意味していますがそれではカムイっていうのは何でしょう
初め見たとき自分はこれを思いつきました
これは漫画「ナルト」のキャラの1人である「カカシ」の技の名前ですが、ゴールデンカムイの場合はアイヌの言葉が由来になっています
アイヌの言葉でカムイとは神様を意味しており、作中では色々な神様が出てきます
そこで「金の神様」=ゴールデンカムイを追い求める旅というのがこの漫画のコンセプト、そして独自のアイヌ色を表すのにぴったりだと感じた訳です
ゴールデンカムイは明治期の北海道という舞台及び時代設定ですがここと、この時期を選んだことがゴールデンカムイの素晴らしさだと思います
ゴールデンカムイはアイヌという日本では、ある種扱いづらい話題を扱っているのにも関わらず、ここまでダイナミックな作品に仕上げていきました。これは素直に素晴らしい
あとちょっと歴史オタク的側面からいわせてもらえば、明治時代は中央集権が進んだ時代であんまり地方のことについての歴史が出てきません
政治も経済も基本東京、京都、大阪のどれかが舞台になっています
そこを上手く調べあげて作品内で舞台として設定して拾い上げたその目の付け所が羨ましいですね
本作では兵士が主人公ということもあって度々BL的なネタが取り上げられています(ただの作者の好みである可能性もあり(笑))
でもそれが所謂同性愛者を揶揄するようなネタではなく、ライトに笑える感じで扱っているのが非常に面白いし、見ていて不快にはなりませんでした
よって、作品自体は重いテーマや絵が多いのに時折入るギャグパートで和ませてくれます
いかがでしたでしょうか?皆さんがこれでゴールデンカムイに興味を持って手に取っていただけたら幸いです
それでは、また~
最後まで読んでいただきありがとうございます
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