今現在日本国内で徐々にバスケ、NBA人気が回復しつつありますよね?もちろんその理由というのは「八村塁」の存在です
彼はドラフト前から非常に注目されていて、NBAで成功できるのかどうかという点について色々と予想されましたが12月現在の状況から判断すると、
絶対的成功を収めています!!
平均2けた得点も記録していますし(ソース)、30得点の大台も今季すでに達成しています!現在は怪我により一時戦線離脱していますが早くの回復が望まれます
さてここで考えたいのが「NBA人気が出てきた」ではなく「回復してきた」なわけです。今の20代以下には全然経験ないですが(管理人含む)90年代前半は熱狂的なまでNBA人気が高まっていました
その要因となったのは最高のバスケ漫画である「SLAM DUNK」とバスケットボールの【神様】とまで言われるある男の影がありました・・・・・・
そう、それが「マイケル・ジョーダン」
カリスマ的存在感、神を彷彿させる運命決定力、史上最強のセンスとスキル、どれをとってもここまで完璧と言える選手はいないでしょう!
そして何よりもこれらを総合したパワーが現れる数字というのがこちら!
ジョーダンのシューズの売り上げは2019年で約127億円(1$=100円換算)であり、これは世界で最も稼いでいる現役アスリートであるサッカーの天才、リオネル・メッシ以上に稼いでいます!(ソース)
ジョーダンシューズと言えば1度はこのマークを見たことがありますよね??↓
さて、ここからいよいよ本題です!!
そんな世界のカリスマジョーダンですが、現役NBA選手としては誰が一番近い存在なのでしょうか?
これほど攻守にわたって圧倒的実力を維持し続けたジョーダンですから該当するのはごく一部に限られます・・・・・・
ということで今回は第2弾ということでまたまた候補3人から点数付けで選んでいきたいと思います!!
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これから3人の現役選手を
この3つの項目に分けて比較&検証していき最終的に3人の中で誰が一番「現代のマイケル・ジョーダン」と呼ばれるのに相応しいかを考えていこうと思います
その他とは怪我のしやすさ(出場試合数)必殺技などエクストラ要素などを加味したいと思っています
それでは1人目をいってみましょう!!
沈黙の処刑人「カワイ・レナード」
リーグで一番何を考えているのか分からない男であり着々とリーグ最強の座へと近づいています
そんなカワイの強みと明確な弱みについて検証していきましょう!
レナードと言えばディフェンス、でも待てみんな。奴はオフェンスも凄すぎだから(笑)
昨シーズンの平均得点が26.6得点を記録しています。これは昨シーズン堂々の第6位であり(ソース)、平均得点TOP10プレイヤーの中でFG%は2番目に高い49.6%です(ちなみに1位はヤニス)
さらにレナードは3ポイントの%も高く昨シーズン37.1%を記録しており、リーグの平均FG%と3P%それぞれ46.1と35.5を超えています(ソース)
効率的に大量得点を記録できる、これはあの男を彷彿させますよね??
ただジョーダンよりレナードがオフェンスにおいて優れている点は3ポイントシュートだけであり、他のFTや平均得点、アシストに関してもジョーダンが大幅に上回っています(カワイのベストシーズンのアシストは4.9、ジョーダンは8.0)
ということでオフェンスに関してはジョーダンが圧倒的という結論になりますが、現代版に3ポイントを改善させるとカワイのようになるのかなと想像させてくれる部分があります!
オフェンスにおいては分が悪いですが、ことディフェンスに関してはレナードはジョーダンに勝るとも劣らない実力を発揮します
まずフィジカル面を比較しましょう
マイケル・ジョーダン | カワイ・レナード | |
身長 | 198㎝ | 201㎝ |
体重 | 92㎏(1回目の3連覇時) | 104㎏ |
ウィングスパン(両腕の長さ) | 212㎝ | 221cm |
手の大きさ | 24.7㎝ | 24.7㎝ |
こうしてみるとすべてのデータにおいてカワイが肉体的に上回っていることが分かります。さらに管理人的視点から考えるとトレーニング理論の進化や、情報が普遍的に出回ったおかげで随分選手が健康や体のメンテナンスに気を遣うようになったので、ジョーダン時代よりも現代はフィジカル面で優れた時代になっています
さらに比較していきたいので今度は受賞歴を見ていきます
<レナード:キャリア9年>
最優秀守備選手賞:2回
オールディフェンシブチーム:5回
スティール王:1回
<ジョーダン;キャリア15年>
最優秀守備選手賞:1回
オールディフェンシブチーム:9回
スティール王:3回
ディフェンスの各賞に関してはオールディフェンシブチームの回数に開きがありますが、これはキャリアが全然終わっていないレナードなので部分考慮ということにします
まだ30歳前で既に2回も最優秀守備選手賞を獲得しているレナードに関しては流石に一言。一方3回のスティール王に輝いたジョーダンも無視できません
よって受賞という項目に関しては現時点では互角、将来性を考えてレナードが上ということにします!
ここでは主にディフェンスに関連するスタッツ、具体的にはスティール、ブロック、ディフェンシブレーティングについて見ていこうと思います!
マイケル・ジョーダン | カワイ・レナード | |
スティール | 3.2(88年シーズン) | 2.3(15年シーズン) |
ブロック | 1.6(88年シーズン) | 1.0(16年シーズン) |
ディフェンシブレーティング | 100(98年ブルズ) | 96(15年スパーズ) |
こうしてみると改めにジョーダンの記録の偉大さ、そして88年シーズンの凄さというものがわかります・・・
ちなみに88年シーズンに達成したアワードはこちら!
他にもありますが取りあえずこの辺で。スタッツ面ではレナードが一歩遅れを取っているといえるのではないでしょうか?
またディフェンシブレーティング(ディフェンスの包括的な評価)に関してですが、チームのディフェンスレベルに左右される部分があるのでレナードだけの貢献とは言いづらいです
ということでレナードはキャリアが終わるころにはディフェンス的にはほぼジョーダン、ひょっとするとジョーダン以上のディフェンダーという評価になっている可能性があります!!
ジョーダンにはあってレナードにはない、そしてそれが弱点になっている特徴があります
それぞれバスケ選手として少し欠点になっているのではないかと感じます
やはりスポーツ選手として最大の敵である怪我といかに向き合っていくのかが重要です。そんな中レナードはめちゃくちゃ怪我に弱いです(泣)
昨シーズンまでであった試合は合計640試合、そしてレナードが出場した試合数は467試合。実に出場率は7割前後となっています。その上82試合全部にフル出場した経験がまだありません
一方のジョーダンのシカゴ時代の13年間、82試合出場はなんと8回!、15年間のキャリアでも9割以上の出場率を誇ります
さらにジョーダンはロードマネジメント(意図的に休むこと)を極端に嫌い、試合に出続けることに美学を持っています
「選手というのは82試合プレイする為にお金を払われている:MJ」「子どもにはマネジメントが必要だが、プロには不要だ:LJ」
新旧スーパースターが奇しくもロードマネジメントには反対の立場をとりましたが、カワイは昨シーズン20試合ほど休んいます。ただそれでトロントに優勝をもたらしたのだから文句は言えませんけどね(笑)
MJの人気については説明不要でしょう!上でも既に書いた通りメッシよりAIR・JORDANで稼ぐ男ですからね・・・
その圧倒的な人気を支えた背景には強烈なカリスマがあります
今現在の若手NBA選手はコービーやレブロンに憧れていると公言している人が多いです。しかしこのレブロンやコービーに絶大な影響を与えたのが「マイケル・ジョーダン」です!
ジョーダン好きを公言する成功者は他にもいます。日本人ではお笑い芸人の頂点に君臨し続けて数十年、お笑い怪獣「明石家さんま」さんが有名ですよね??
その一方でレナード好きを公言している有名人、そして若手プレイヤーたちをあまり思いつかない、そう管理人は印象を持ちました(あくまで私見)
*ある意味カリスマ??
さて、既にNo.1で候補が決まりきった感じはありますが、企画に忠実に続行していきます(笑)
現在LACにいるポール・ジョージですが、最近怪我から復帰して着実に力を取り戻しています
さてそんなジョージとジョーダンを比較していこうと思います!
初めに言っておくとオフェンスに関してジョージとジョーダンを比較するのは少しかわいそうな結論になってしまいます
レナードと同じような感じで3ポイントシュートだけはマイケル・ジョーダンより上ですが、神様には到底かないません・・・・
でもPGの良いところを掘り起こしていくのでただただ下げる内容にはしません!
まずジョージはマックス契約、つまりスーパースターがもらえる契約を勝ち取っていながらドラフト10(八村選手が9位)という比較的低い順位で指名されています
最初の頃はスターターとして17試合しか出場できませんでしたし、2年目以降確実にチャンスを掴み取り、そこからペイサーズの主要プレイヤーとして活躍し始めました
↓完全にレブロンのライバルにのし上がったジョージ
しかしここから1度目の地獄をジョージは見ることになります、、、、
オフシーズンのUSA代表の紅白戦でジョージは足を完全に破壊してしまう酷い怪我を負ってしまうことになります・・・・
*再生注意、、、、、
この怪我のせいでもう完全復活は不可能なのではないかと言われたジョージ。そこから奇跡の大復活を遂げたのが昨シーズンのPG13
ここで昨シーズンの主要スタッツを振り返りましょう!!
得点 | リバウンド | アシスト | スティール | FG% | 3ポイント% | PER |
28.0 | 8.2 | 4.1 | 2.2 | 43.8 | 38.6 | 23.3 |
*ソース
赤文字が10年間のジョージのキャリにおいてキャリアハイが記録された項目です
このシーズン「ヤニス」「ハーデン」が熾烈なMVP争いに名乗りを上げたことでポール・ジョージは惜しくも3位でMVP受賞を逃してしまいましたがジョージの実力は本物でした
ポール・ジョージが控えからスタメンを勝ち取ることが出来た直接の要因は「ディフェンス」です
昨シーズンのスティールランキングで堂々の第1位(ソース)、今シーズンのファンが選ぶベストディフェンダー投票では5位(ソース)にランクインしました
レブロンに本気でぶつかりチームとしては劣勢でも全力で攻守をけん引し挑戦し続けるジョージのファンとなた人が非常に多かったと思います!!
し、か、も、PGとレナードは現在LACで凶悪DUOを結成しています
ジョージのウィングスパンは211㎝であり(ソース)レナードのウィングスパンは221㎝と合計すると432㎝となります
3ポイントラインの内側の横幅はおおよそ12mです。そしてその3分の1をたった2人でカバーできるというほど横に動ける究極のボール包囲網を構築できるわけです
いや、恐ろしい・・・・!!
さてここまで色々と書いてきましたがかなり本来の趣旨を無視した話を投入します(笑)
読んでもらえば何となく気が付くかと思いますが、全然PGはジョーダンタイプではありませんよね(汗)
いや、確かにスーパスターであるとは思います。ただ決定的にカワイやジョーダンと違うことは個人賞がほとんど無いってことなんですよね・・・・
例えばレナードやジョーダンはFMVP、DPOYといった偉大な個人賞を獲得できています。また2人は複数回優勝を達成した男たちです
ジョージをディスるわけではありませんが流石に個人賞がMIPだけで並ぶのは難しいかと
ただ、どちらかというとエースをこなせてディフェンスが上手いMVP級の選手は神様の相棒として活躍したスコッティ・ピッペンを彷彿させます
2人ともエースとして各カンファレンスでいい線まで到達していますし、ジョージは特にファイナルさえも現実的なラインでしたから
というわけでジョージについてはジョーダン度は下がりますが、ピッペン度が上がりました(笑)
出ました現役最高のスコアラー!
管理人の意見ですが得点を取る=バケットゲッターとしての能力はハーデンはリーグNo.1だと考えています
「いやいやKDが」とか、「カリーこそが至高」とか言う人もいますがチーム状況や役割まで含めての話です
さて早速彼のオフェンスについて探っていきましょう!
ハーデンについて面白い数字があるのでそちらを見てみましょう!
リーグ参入以来一貫して平均得点を伸ばし続けるハーデン。こと得点に関していえばハーデンは素晴らしい才能と実績を持っています
昨シーズンハーデンが残した36.1点という数字はジョーダンが86年に残した平均37点オーバー以来の快挙です。また1980年以来35得点を残したのは
とこの3人のみ(ソース)
さらにジョーダンには薄い、ハーデンの強みとは2016-17シーズンに達成した11オーバーのアシストでのアシスト王です(外部リンク)
この点からオフェンスの面では最低でも互角、もしかしたらハーデンが上回っているかもしれません!?
*どちらが上か白熱する討論(笑)
ジョーダンのディフェンスは上で散々触れさせていただいたので割愛します
そしてハーデンのディフェンスはというと・・・・別の意味で割愛します(汗)
これで十分でしょう??取り合えずハーデンはハーエン(Haren)に改名するべき、、、(Dがない)
それぞれの主だった受賞歴を見ていきましょう
各種賞 | ハーデン | ジョーダン |
MVP | 1 | 5 |
FMVP(優勝) | 0(0) | 6(6) |
最優秀守備選手賞 | 0 | 1 |
新人王 | 0 | 1 |
6thマン | 1 | 0 |
オールNBA | 8 | 11 |
うーんちょっとジョーダンに有利すぎるか??せめて1回でも優勝しておきたいところでした
現状の評価では正に「ジョーダンからディフェンス能力を奪ったのがハーデン」という結論になりそう(何だかスペースジャムを思い出させる(笑))
いかがだったでしょうか??やはり結論としてはカワイ・レナードが一番近いという話になるのですが、ハーデンも面白いチョイスだと言えます
何といってもオフェンスでジョーダンを上回る可能性を見せてくれますからね!
皆さんはどう感じましたか??今回の記事で改めてこのトピックを考えてみてください!
それではみなさん、また~
NBAの歴史は非常に長くて実に70年以上の歴史を誇ります。そしてそんなリーグの歴史を彩る数々の名プレイヤーが出現してきました
そんな中歴代のビッグマン、特にセンターポジションで最強の議論に入る選手が「アキームオラジュワン」です
アキームは1990年に全盛期を迎えた選手で、圧倒的なスキルの高さからインサイドとぺリメーターをオフェンス&ディフェンスの両面で支配できる稀有な存在でした
特にそのオフェンスにおけるフットワークを駆使した強力なスキルは、同時代のMVP選手でさえ止めることが不可能でした
*MVPセンターロビンソンをけちょんけちょんにしたダブルフェイク
彼のあまりにも多彩で決定力が高いシュートに、相手選手は完全に翻弄されて「まるで夢でも観させられている」かのように感じるためオラジュワンは「ドリーム」と呼ばれました
そしてそれから20年経った現在のNBA。一時期はセンターは絶滅するとまで言われましたが、優秀なオールラウンダーセンターたちの台頭で徐々に復権を果たしつつあります
そこでかつてリーグを代表した時代のNo.1C「アキーム・オラジュワン」と、現代のスターCたちを比較してみました!
*NBAの用語解説はこちら!
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これから3人の現役選手を
この3つの項目に分けて比較&検証していき最終的に3人の中で誰が一番「現代のアキーム・オラジュワン」と呼ばれるのに相応しいかを考えていこうと思います
その他とは怪我のしやすさ(出場試合数)必殺技などエクストラ要素などを加味したいと思っています
それでは1人目をいってみましょう!!
さて1人目はシクサーズの絶対エース、ジョエル・エンビードです!
まずはオフェンスの方から考えていきましょう
ジョエル・エンビードと言えばローポストからの非常に多彩なオフェンスムーブで有名ですよね?
ポストアップからのフェイダウェイ、フェイスアップ(ゴールに正対するポジション)からのドライブ&ユーロステップまで魅せます
特にシュートが打てるので相手選手がポンプフェイクにひっかかりやすく、そこからアップ&アンダーで軽々と得点を取るシーンが目立ちます
更にトップの位置からドライブで1オン1で切り崩せるためドリブルスキルはオラジュワンより上だと思います
オラジュワンは自身の17シーズンに及ぶキャリアで3ポイントシュートを打った回数が122回、その内決めた数は25本ですので、確率としては2割です(ソース)
一方のエンビードはというと昨シーズンまでの3シーズンで575本の3を放ち、181本決めていて成功率は31%です
時代が時代ですのでオラジュワンが現代にやって来た時に3ポイントを打てない選手だとは絶対に思わないですが、単純な比較をした場合はオフェンスの幅という意味ではエンビードの方が広がりがあるととらえられます!
また両者とも最高のシーズンではチームNo.1のスコアラーなのでエースになれるという意味でも非常に共通点が多いです
歴代で最もトータルブロック数が多い選手を知っていますか?
そう、それはアキーム・オラジュワンです。オラジュワンはキャリアで3800本以上のブロックをトータルで達成していて2位以下に600本以上の差をつけて圧倒的な歴代1位として君臨しています(ソース)
ドリームシェイクのイメージが先行していて全然タフなイメージが無いですが、ゴール下でしっかり体を張ってガードのドライブやセンターのパワーアタックを食い止めるという役割をきちんと果たしていました!
ブロックは最高のシーズンに平均で4.6ブロックを達成しています(昨シーズンのブロック王マイルズ・ターナーが2.7)
*神様を4回もブロックするオラジュワン(笑)
さて一方のエンビードはというと確実にディフェンスで存在感を出せるタイプの選手です!
ベストシーズンでは35試合出場ながら3.5ブロックという堂々の成績を残しています!
*王様を後ろからぶっ叩くツイッタラー
お互いリム周りをしっかり守れるディフェンダーであることも分かりますが、それに加えてオラジュワンにはスティールを全盛期に2以上繰り出すというC離れした技がありました
一方のエンビードはというと現代バスケのように頻繁にGとスイッチしてディフェンスしなければいけない場面でも、しっかりアジャストしてブロック力を活かしたり、ディフレクションすることでしっかりと対応しています
よって2人のディフェンスは若干オラジュワンの方が上ですが、インパクトは同程度と言えるでしょう
さて最後にその他の項目です
エンビードというとやはり「才能はあるが怪我に邪魔される男」であることは否定できません
彼のルーキーシーズンは本来2014年に始まるはずでした。しかし怪我のためそのシーズンは全休、さらに翌年も全休
結局昨シーズンまでに410試合あったのですが、今とのところ158試合しか出ていないので出場率は恐怖の4割切りです、、、、、、野戦場か(ソース)
自分のチームのエースだと考えたら正直な話、恐ろしいです
一方のオラジュワンというとデビューから10シーズンの平均出場率は9割越えです(ソース)
ここがネックとなり何の疑問もなくオラジュワン=エンビードとは言えない結果となりました・・・・・
やっぱり試合出てこそのエースですからね!今後のエンビードに期待です
ミネソタのエースタウンズ。彼もリーグを代表するオフェンシブスターCです
タウンズのオフェンスで特筆すべき点と言えば「シュート力」です
現在リーグで最高のシュート能力を持つCと言っても問題ないレベルでミドル~3ポイントシュートを沈めるタウンズ
彼の場合華麗なポストムーブで相手を欺くというよりは「高身長×シュート能力」の掛け合わせで高いオフェンス能力を展開しています
コーナーに待機してのエクストラパスの出し先になってシュートを放ったり、ピック&ポップで頻繁に外角のシュートを放ちなおかつそれを高い確率で決めることが出来るプレイヤーです
直近の4シーズンで1000本のシュートを放ち、約400本それを沈めています。つまり年間100本決めて、それでいて40%前後の3FG%を残している優秀なシューターというラベルを貼ること出来ます
この点オラジュワンとはオフェンスの主戦場が異なるためあまりタイプが似ているとは言いずらいですが、「オフェンスの中心」、「相手が警戒するエース」という点は類似していると言えるでしょう
強力なブロック能力とディフェンス能力を発揮したオラジュワンですが、タウンズの場合は明らかにディフェンスの穴になってしまうという弱点があります
キャリア平均で1.5ブロックを記録しているのでブロックが下手な選手でありません。例えばあの高いジャンプ力を持つブレイク・グリフィンはキャリアで1ブロックを平均したことが無いです
しかし現在のNBAでは何よりも「ピック&ロール」に対するディフェンスが重要視されます
2006年から2016年までの10年間でオフェンス全体に占めるピック&ロールの割合は15%→25%と166%も激増していることがデータとして出ています(ソース)
更に昨シーズンのシンデレラストーリーとなったLACの裏エース「ルーウィリアムズ」は攻撃の半分をピック&ロールから始めています(ソース)
ということはどう考えてもビッグマンがスイッチしてGを守ることがどのチームでも最重要課題となるわけです
この動画は2017年に作られたものですがタウンズがフロアに立っているとリーグ平均より5~6得点悪い数値が出てしまうということを分析しています
タウンズが弱点となってしまう理由が3つあって
というけっこう致命的な弱点になっています
ウルブズとしてはオフェンスの恩恵がデカいので出し続けたいところですが、勝負どころの4Qでは遠慮したいプレイヤーですね
*ソフトすぎるタウンズ・・・・・
*最近は強さを見せ始めているのか・・・・?
タウンズはすこぶる健康体でデビューから3シーズンで欠場ゼロ。昨シーズンも5試合アウトしたのみという素晴らしい能力を誇っています
これはリーグ全体で考えてもタウンズが最高に優れたプレイヤーであるという証明になるでしょう!
この点でいえばオラジュワンも同様なのでエンビードよりはるかにオラジュワンに似ているプレイヤーと考えることが出来ます
2010年代を代表するCといわれたら管理人が真っ先に考えるのがこのカズンズです
現代型の何でも器用にこなすCの走りみたいな選手だと思っています!
文字通り全エリアで勝負できます
取りあえず3つの動画彼の凄さを伝えようと思います!
ポストからの華麗なスピン、2人いてもものともしないパワー、点数をつけるなら100点満点です
バックコートバイオレーションにならないようにしたビハインドバックドリブルも見事ですが、バランチュナスを手玉に取ったステップバック3は観客からもため息が漏れます
180度回転してのデイビスのダンクも見事ですが、そこに完璧なアシストをするカズンズが流石ですよね?
総じてまとめると以下のような話になります
カズンズの9年間のキャリア平均得点は20得点オーバーです。更に衝撃の話としてキャリアベストのアシストが5を超えます
これはシャックもオラジュワンも、ダンカンも成し遂げられなかった偉業です!!
9年のキャリアで350ほど3ポイントシュートを成功させているのも見事ですよね!?
カズンズはすごく面白いディフェンスの数値を持っています
彼のキャリアでのスティールとブロックの平均がともに1を超えていて、意外にもこれを達成している選手は数少ないのです
あのレブロン・ジェームズもそれを実現できずにいます(キャリア1.6stl&0.8blk)
この2つのスタッツだけを見るならSTLの良さを考えてオラジュワンに近い存在と言えるかもしれません
ところで両者のオフェンス&ディフェンスレーティング、そしてその引き算(ネットレーティング)を見てみましょう
OR | DR | Net | |
アキーム | 108 | 98 | 10 |
カズンズ | 103 | 103 | 0 |
こうやってみるとカズンズのディフェンスはレーティング的には特別なものではないです
もちろんこれは同時に出場している他のメンバーの働きによって変わる要素がけっこうあるので強いチームメイトがいることで有利になります
カズンズのように弱小チーム(数年前のキングズ)のエースにとっては厳しい数値が出ることは仕方がありません
ただ今シーズンのPOでもカズンズのピック&ロールのGへのディフェンスが弱点だと踏んだ相手チームが盛んにそこを突こうというプレイを繰り返していたので大変な目にあったのは記憶に新しいです
ブロック数的にもオラジュワンのように明確なディフェンスのアンカーとは当然呼べません
さらにオラジュワンとは違い怪我が非常に多く9年間のキャリアでフル出場のシーズンは0ですし、平均出場率75%です
今シーズンも怪我による全休がほぼ確定的(一応望みあり)
オラジュワンと言えば「ドリームシェイク」というあだ名が定着していますが、カズンズも「ブギー」という名前で呼ばれることが度々あります
ブギーと呼ばれる理由は上の記事を見てもらえば分かりますが、彼の多彩さを言い表した面白いあだ名だと思えます
エンビードは「プロセス」、タウンズは「KAT」と呼ばれることがありますがそもそもエンビードのプロセスはシクサーズ全体の愛称に近いですし、タウンズのKATはただの名前のイニシャルです
そういう意味ではプレイスタイルに注目したあだ名を持っているオラジュワンとカズンズの類似性が強いと思われます!!
いかがだったでしょうか??
結論から言うとオラジュワンに一番似ているのはエンビードということになりますが、そっくりというほどではありません
3人とも総じて微妙な違いがありますが、一番オラジュワンとの違いは「3人とも3ポイントシュートを武器に出来る」点だと思います
これは時代の流れをかんじますよね~
エンビードはディフェンスが強烈なため他の2人よりは一歩抜きんでていますがカズンズはブギーという名前を持っているし、タウンズは全く欠場しない鉄人という意味でオラジュワンと似ています
ということで結論は一応エンビードですが、他の選択肢も十分あり得るということになりました!!
他にはどのような選手を思いつきますか?みなさんぜひ教えてください!
それではみなさん、また~
*NBAの用語解説はこちら!