日本発スーパーアプリが実現⁉︎ラインとヤフーの提携から世界展開を考える日本企業

皆さんこんにちはMiami3です

突然ですが日本のスマートフォン普及率はご存知ですか?「70%か80%?」と思った人はかなり勘がいいですね

総務省のデータによると2017年スマートフォンの普及率は71.8%となっていて、そこから3年経過した2020年現在では75%程度なのではないかと予測できます(少なくとも下がってはいないはず)

でここから分かることとして日本人の約4人中3人がスマホを日常的に触っているということです。管理人の周りでも1年前にはスマホのスの字も分からなかったような老人が今じゃ身の周りにないと落ち着かないという状況が発生しています(笑)

まさに1億総スマホ社会ですがこのスマホをより便利に、そして決して手放せない存在としているものがありますよね??

そう、それがアプリケーションソフト=アプリなのです(関風)

人々はますますアプリに時間とお金を投下して日々生きています。2017年の日本でのアプリへの支出総額は130億ドル=約1兆3000億円で(ソース)2018年の出版市場を少し上回るくらいでしたので今ではさらに成長していることが予想されます

さてそんなアプリシーンにおいて従来のアプリを上回る、それこそドラクエ5のラスボス「ミルドラース」のような存在が誕生しています

その名もスーパーアプリです(2回目)

*ちなみにですがドラクエの記事も書いているのでそちらもぜひ!

今回はそんなスーパーアプリとは何なのかについて解説しながらも今後日本がどのように変化していくのか、その予想を書いていこうと思います!

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スーパーアプリって?

そもそも論としてスーパーアプリってものの存在を知っていますか?もしかしたら初めて聞いたという人も多いかもです

スーパーアプリは近年登場した概念というか定義で「スマホを通じた利用者の生活設計」といったイメージの概念です

わかりやすく言えば「スマホがあればどんなモノでもサービスで受けられる状況を整える」ということです。どうですか??ワクワクしてきませんか!?

1つのアプリで様々なサービスを完結させることができればそれだけで利用者にとっては便利ですよね??そしてそれを提供する側はこれまでにない量のデータを収集してさらに自社サービスの向上を図ることができます

便利さと逆に言えば「究極的に手間を削減する」ことにあるはずです。そうであれば1つのアプリからあらゆるサービスへとアクセスできることは大変理にかなっていることです

さてそれでは現在世界中でどのようなスーパーアプリが誕生してるか探ってみましょう!

世界のスーパーアプリ

中国の2強「アリババ」&「テンセント」

最近様々な媒体で目にすることが多い中国の最大手のIT企業アリババとテンセント。名前は聞いたことがあるけれど・・・・・という人のために1度おさらいです

アリババ テンセント
創業者 ジャック・マー ポニー・マー
時価総額 55.6兆円 46.9兆円
基幹事業(当初の事業) BtoBマーケットプレイス ゲーム、チャット事業

時価総額ランキング

どうですか皆さん??ここまで巨大企業だと予想していましたか?

ちなみに2社の時価総額と日本国の国家予算100兆円とほぼ変わらないというほどありえない数値となっています

さらに創業者の名前に注目してください。2人とも中国人にもかかわらず「っぽくない名前」ではありませんか?これは英語名であり中国名があるのですが、2人とも世界展開を意識しているのか、ガッツリ英語名を使っていますよね?

これだけの巨大企業、当然スーパーアプリの1個や2個持っているというものです!

テンセント アリババ
決済 〇(ウィーチャットペイ) 〇(アリペイ)
コミュアプリ 〇(ウィーチャット) ×
配車 × 〇(ディディ)
デリバリー
ショッピング 〇(タオバオ、アリババ)
ヘルパー派遣
証券 〇(中金公司) 〇(中金公司)

これに加えてテンセントはゲーム事業も持っているわけですよ、はは(乾いた笑い)

アリババは特にショッピングから出てきているので決済の方面でも強い気がします。よくコンビニとかこんな表記をみたことありませんか?

これだけ世界中に浸透しているスーパーアプリの第一人者といったところではないでしょうか?

ほかには東南アジアのゴジェック(インドネシア)やグラブ(シンガポール)などが非常に勢いのあるスーパーアプリ勢です

こうしてみるとアジア圏にスーパーアプリチームが偏っている気がしませんか?実はこれには理由があります。もともとこの地域は銀行口座やクレジットカードなどのソフト面でのインフラの普及が遅い地域でした

しかし近年の急成長で多くの国民がスマホを所有しています。そこに目を付けたこの地域の起業家たちがスマホ経由で様々なサービスを受けられるよなアプリの提供に注力して成功することができました

これらのオールスーパーアプリチームが日本に来襲する可能性が高い中で、肝心の日本勢はどのような方向性を目指しているのでしょうか??

(以上参考記事

Yahoo!とLINEの統合

やはり日本人なら気になるトピックですよね??

日本はこのITプラットフォーム部門で世界的にも遅れが目立ちます。実際eコマース系最強はアメリカのAmazonだしモバイル検索最強はグーグルです。さらに言えばSNSの2強はツイッターとインスタというこれも両方アメリカのアプリです

ただそんな中でもラインだけはコミュアプリで日本最強、ここだけは譲っていません!

そんな両社が今回経営統合することを発表しました

経営統合とは

ラインとヤフーで新しく1つの会社を作りその子会社に2社がなるという形です。この場合合併とは違いどちらかを解散する必要がないというメリットがある一方、完全に1社になるわけではないのでシナジー効果が限定的というデメリットもあります

図で説明するとこんな感じ(画像リンク

ちなみにこの件についてホリエモンこと堀江貴文さんが解説している動画があるのでぜひ見てください!

ヤフーの親会社であるソフトバンクがなぜこのタイミングでラインと経営統合したのかという解説です。基本論点としては以下の通り

  • 通信事業会社(SB)とコミュアプリ(LINE)の統合が一番シナジーを生み出せる
  • LINEはタイや台湾でもシェアが高い
  • SBはその地域の通信会社を買い取り、現地でラインとシナジーを高めていく
  • 更にモバイル化が進む金融にも打って出て日本、タイ、台湾の3か国を制覇、その後さらに大きな市場へ進出

このように堀江さんは読んでいます。実際ヤフーとラインでどれほどカバーできるのか、どれほどスーパーアプリに近いかということを考えてみましょう

決済 PayPay
コミュアプリ LINE
配車 ディディ
デリバリー LINEデリマ
ショッピング Yahooショッピング
ヘルパー ×
証券 ライン証券
通信 ソフトバンク

見事にネットで必要なものを抑えた格好ですよね??これ以外にも様々なサービスを利用することができるので日本人1億人が利用する日の丸サービス企業といっても過言ではありません

スーパーアプリを使った1日(日本版)

こちらはフラー社が提供する日本国内のMAU(月間アクティブユーザー)のランキングです。言い換えればどのアプリが栄えているか、そして過疎っているかという指標にもなります

ランキング上位でヤフー、ラインが提供しているサービスはこちら

3位:LINE

10位:ヤフージャパン

18位:ヤフー天気

21位:PayPay

24位:ヤフー乗換案内

例えば友人や恋人と遊びにく休日をモデルケースとした場合このようなアプリ利用が考え付きます

  1. LINEで連絡を取り遊びに行くことを決める
  2. 当日どこを回るかをヤフージャパンで検索「〇〇おすすめのルート」とか
  3. 前日にはヤフー天気で当日の空模様をチェック!
  4. 目的日までの移動は電車(大都市部のみ)乗り換え案内を使い待ち合わせ場所へ
  5. 現地での支払いは全部PayPayで!!

こんな1日を振り返って便利な生活を享受できる反面、この裏では膨大な量のデータが収集されています。どこに行き何を買い、どこで遊び、いつ帰ったのか?これらすべてが1億人のデータとなって収集されて次の最適な選択肢を提案することになります

うーん本当に怖くて面白い時代がやってきましたね!!

まとめ

いかがだったでしょうか??

よくGAFA(アメリカのIT大企業)が世界中を制覇するにあたって大量のデータを集めているといわれますが、ヤフー×LINEもすでに国内ではGAFA並みのデータ収集力があります

現代のビジネスはこのデータをいかにしてかき集めて活用するのかにかかっているのでどのIT企業も、そしてその他事業会社も全力で血眼になってそれを追い求めます。まさにゴールドラッシュさながらですよね・・・・

そんな中で一般ユーザーである我々がどうするべきか?それは・・・・・・

自分に最も納得感があるサービスを利用する

これに尽きると思います。どこかを応援しようにもあまりにも規模がでかすぎる話ですし、それならいっそ自分の好みに従いアプリを使えばいいです

そしてこの記事をここまで読んでくれたあなたはきっとこのサービス(このサイト)に興味があるはずなのでぜひお気に入り登録してください!!

それではみなさん、また~

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