皆さんこんにちは、Miami3です
突然ですが管理人としては「どのチームの実力が最強か?」という予測はあんまり乗り気じゃなくて、書く気がしませんでした
そもそもそんなこと考えても無駄だし、仮に当たったとしても「結果的に正解」だっただけで、過程が全然違うつまりないものにしかならない予感がしたからです
しかし、しかしですよ!これを見て気が変わりました!!
Anthony Davis & LeBron James 1st half highlights pic.twitter.com/xWheqme0mZ
— Lakers Empire (@LakersEmpire) October 6, 2019
この一連のプレイで絡んでいるビッグネームは「レブロン」、「デイビス」、「ロンド」なわけですがどうですか??めちゃめちゃ夢が広がる連係プレーですよね!?
これのせいで2020年シーズンが楽しみすぎてそのランキングを作ってみたくなりました(笑)
*ちなみに2020年シーズンからNBAを見始めるビギナーさんのための記事も用意しました。おすすめチームをそれぞれの適正(コース)に分けて分かりやすさを重視して紹介しています!!
と、いうわけで早速ですがランキング形式で発表していきます!!
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ルール説明!
正直遊びくらいの気分なのでルールガチガチに決めてもしょうがないんですが、一応ルールを設定します
- 対象チームはNBA全30チームのうちからベスト5のみ
- 対象選手はNBAシーズン2020に出場できるであろう選手(つまりKDやクレイなどはいないものとして扱う)
- 評価規準は管理人!(要するに気分です)
これくらいの緩さなわけで本気でクレームとかは(いないけど)勘弁っ!
それじゃ早速いってみようーー!
未来に期待にチーム
これから解説するチームは2020年シーズンの優勝候補やベスト4進出チームとかでは全然ないですが、将来的には恐ろしいポテンシャルを発揮して5年後くらいを目途に優勝候補となるのではないかと思われるチームです
ニューオーリンズ・ペリカンズ
もちろんペリカンズに期待する理由の大半は今年のドラフトに期待した理由と同じです
そう、ザイオン・ウィリアムソンがチームの中核にいることです!!
しかしそれ以外にも中々ポジティブな要素を持ったチームであることは間違いありません
まず、有望な若手をアンソニー・デイビスとのトレードで手に入れました
具体的には将来オールスターへと才能を開花させる可能性があるPGのロンゾ・ボール、それとオールスターと同時にオールディフェンシブチーム(優秀ディフェンス賞)に選出されるポテンシャルがあるブランドン・イングラムの2人です
さらにシャープシューターとして既に実力を発揮し始めているハートもいます!!
これらの優秀サポメンでザイオンを囲いつつの優勝を目指していくことになると思います!
*これこれ!
アトランタ・ホークス
ホークスに関していうことがあるとすれば、彼らのポジティブな評価はだいたいこうです
「ホークスは10年前のウォリアーズ」
ということで説明十分かと思いますが一応続けます(笑)
まず期待の若手で、昨シーズンの新人王争いで2位につけたトレイヤングは5年後禿げているでしょう、ステフィン・カリーに例えられるくらいシュートが巧く、更にパス能力も高いガードです
同じくバックコートメイトであるケビン・ハーターはSGを務めるには十分な体格を備えていてシュート能力も高いのでクレイ・トンプソンとなり得ます
ジョンコリンズはドレイモンドよりパス能力に劣りますが、豊富な運動能力とドレイモンドよりも身長が7、8㎝も高いのは大きなアドバンテージになります
そのあたりをコアにしつつウォリアーズのようなバスケで一気にイーストを駆け上がっていくのではないでしょうか??
*期待大!!
ダラス・マーベリックス
以前にNBAビギナーさん用に記事を書いたんですが、そちらの方では取り上げられず心残りだったチームです
取り上げなかった最大の理由は「クリスタプス・ポルジンギスがどれほどの状態で戻って来れるかが不明」だったから
クリスタプス・ポルジンギス=通称ユニコーン(それくらい希少な選手ということ)は身長が220㎝ありながら圧倒的なシュート精度と高いスキル、慎重にしては速いスピードを活かして得点とブロックを量産します!!
一方昨シーズンの新人王であり、相棒のルカ・ドンチッチは1人だけ鳥瞰しているのかってくらい広いコートビジョンを持ちつつ、必殺技レベルのステップバック3ポイントシュートでアシスト&得点を強奪しました!
絶賛売り出し中のこの2人ですが、残念ながらポルジンギスは怪我をしていて、どれほどのパフォーマンスを今後発揮し続けられるか不透明という若干の不安が残ります
ただし、一切怪我のことを考えなければ、5年後の優勝候補です!
さて、ここからようやく本題、本題っ!!
第5位【ヒューストン・ロケッツ】
2018年プレイオフ、カンファレンスファイナルでGSWをギリギリまで追い詰めたロケッツ。惜しくもウォリアーズを蹴散らしてファイナルへと進むことは出来ませんでした
2019年プレイオフ、彼らは再びウォリアーズに挑みます
前回のシリーズではロケッツ側のキーメンバーであるクリス・ポールがハムストリングス断裂で離脱しましたが、今回は万全の状態です
その上相手の最強プレイヤーであるケビン・デュラントが欠けているわけで、このシリーズは軽く勝ちたいところではあります
・・・・・・・・・・・・結果から言うとロケッツは2-4で敗れます
しかしここでオーナーが黙っていませんでした。2020年オフ、つまり今年の8,9月ですが、超大型トレードをロケッツは実施しました
内容はというと「サンダーの絶対エースラッセルウエストブルックとクリスポールのトレード」です!!!
これに関しては衝撃のあまり1つ記事を作ったのでそちらもご覧ください!!
しかしこのことで全盛期中のMVP選手2枚を手に入れたロケッツ!
将棋で例えるならば竜馬に乗っている竜王2枚を手に入れた訳です(すげーなおいっ!)
ただし、この2枚が共存できるのかっていう話が凄く問題です
少し数字的な分析をしていきましょう
スタッツの1つでUSG(ユーセージーレート)というものがあって、簡単に言うとどれくらいオフェンスの中でボールを独占したかという数値です
2018-19年シーズンの1位がジェームズ・ハーデン(40%)、2位がラッセル・ウエストブルック(33%)です(ソース)
単純計算で来季は70%が2人に集中しますね(笑)。オフェンス崩壊か?
さらにロケッツというチームは3ポイントシュートを多投するチームであり、それによって勝利を収めてきました
昨シーズンの3ポイント試投数は3721本でリーグ1位、成功率は35%でリーグ10位と数字にも表れています(ソース)
さてウエストブルックですが、リーグのスターの中で1番シュートが下手糞という評判です
でも数字を見ると如実過ぎて擁護できない、、、、、
なんと、貫禄の29%
さらに彼の場合はシュートセレクション(いいシュートを打つタイミングを見極めること)が非常に悪いという悪評が際立ちます
ただし2つの点ロケッツにとんでもないメリットをもたらします
リバウンドからのハイペース速攻
ウエストブルックは自分でリバウンドを大量に獲得できる非常に珍しいタイプのPGです
昨シーズンも平均10本以上獲得していますし(PGのポジションでNo.1)、そのままドリブル突破でダンクやレイアップを量産します
トランジッション(速攻)からの得点もリーグ6位で、4回に1回はトランジッションを狙っています(ソース)
この部分はポールには無い、非常にいい面でしょう!
圧倒的なエナジーからのシナジー
韻踏んでみました(笑)
とにかくウエストブルックはエネルギッシュ!!まるで核融合炉です(笑)
そんな常に全試合120%で臨むウエストブルックがチームの中心になるわけですから、ロケッツのサポメンたちも中途半端な気持ちで試合に臨むことは許されません!!
さらにさらに、圧倒的エネルギーは、強烈な身体能力の裏返しです!
ウエストブルックのパワーとジャンプ力、スピードは冗談抜きでリーグTOP3に入ることが確定なので、恐らくセンター以外のプレイヤーはきっち抑えられる=ロケッツのスイッチディフェンスの強化に役立ちます!!
シュート能力が劣る面もありますが、この2つのプラスをいかに監督のダントニーが融合できるか注目です!
第4位【ミルウォーキー・バックス】
NBAシーズン2019で最も勝利数を残したチームはどこでしょうか??ウォリアーズ?ラプターズ?いいえどちらでもないんです!
昨シーズン最も勝利数を残したチームはミルウォーキー・バックスです!!
バックス躍進の理由は主に2つあり、1つは圧倒的に成長を遂げて、見事にMVPを獲得したヤニス・アンテトクンポです
*MVPシーズンハイライト
もう1つは2年前のシーズンとは人間が変わったかのように大量に3ポイントシュートを決め始めたブルック・ロペスの存在が大変大きいです
単純に考えたら、王者ウォリアーズとチャンピオンラプターズの両方が2020年シーズンは優勝候補レースから多分脱落しているのでバックスの優勝確率が一番高そうですが4位にまで落ち込んでしまいました・・・・・
理由としてはオフシーズンのFAで戦力を失ってしまったことです
ミロティッチのスペイン移籍
まだまだNBAでスターターとして活躍できるほど力を残しているのにもかかわらずスペインリーグの「バルセロナ」に移籍してしまいました・・・・・
彼の場合非常にシュート力が高い上、身長もそれなりにあるのでバックスのオフェンスにもディフェンスにもぴったりのフィットだったと思うのですが・・・・・
彼の代わりにFAで選手を獲得したわけでもないので戦力ダウンが避けられません・・・・・
ただし、もう1人の戦力ダウンの方が圧倒的に痛かったとも思います
マルコム・ブログドン
2017年に2巡目選手として初めて新人王を獲得したブログドン。将来性も現在の能力も折り紙付きと思うのは管理人だけではないはず・・・・
なぜなら、ブログドンが昨シーズンに達成した「50&40&90クラブ入り」は史上でも8人しか達成していない大記録です!!
*左から列挙
- ラリー・バード(MVP&FMVP)
- レジ―・ミラー(5回のオールスター他)
- マーク・プライス(4回のオールスター他)
- スティーブ・ナッシュ(MVP)
- ダーク・ノヴィツキー(MVP&FMVP)
- ケビン・デュラント(MVP&FMVP)
- ステフィン・カリー(MVP)
- マルコム・ブログドン
改めみてみると最低でも複数のオールスター選出ってヤバすぎですよね??
ブログドンとしてもこのレベルにいくポテンシャルを感じさせるので少し惜しい気がしますが、契約の問題は難しいですね、、、、
というわけで今回は4位止まりです
第3位【フィラデルフィア・セブティーシクサーズ】
バトラーが去って、どうしてもチームとしての弱体化は避けられないと思われたシクサーズですが大変面白い補強をしてきました
ボストン・セルティクスのCだった「アル・ホーフォード」をFAにより獲得。さらにマイアミからジョシュ・リチャードソンを獲得することに成功します
これによりスタメンがえぐいことになりました!!
- ベン・シモンズ(208㎝)
- ジョシュ・リチャードソン(198㎝)
- トバイアス・ハリス(206cm)
- アル・ホーフォード(208㎝)
- ジョエル・エンビード(213㎝)
平均身長が驚異の206.6㎝(データはNBAの基準改定前)
NBA全体での平均身長が200㎝弱なので怪物並みの大きさを誇るスタメンをシクサーズは手に入れることに成功しました
管理人の意見としてはイースト制覇最右翼です!
何といってもこの大きさならヤニス率いるバックスにもしっかり対抗することが出来るのが非常に大きな利点です!
心配事と言えばベンシモンズがシュートを決めることが出来るか?この一点ではないでしょうか?
*プレシーズンでキャリア初の成功です!!!おめでとうベンシモ、おめでとうシクサーズ
第2位【ロサンゼルス・レイカーズ】
オフシーズンに実に10年ぶりとなる優勝目指して大幅なロスターチェンジを敢行したレイカーズ。若手選手と指名権を大量放出したかわりに手に入れたのが未来のMVP「アンソニー・デイビス」
昨シーズンからNBAを見ていた人なら、レブロンとレイカーズがデイビスをもっとも欲しがっていたこと、デイビスもレイカーズに来たがっていたこと、しかしレイカーズのトレード下手でただただチームの雰囲気が悪くなり、結局2019年シーズンではデイビスの獲得が不可能だったという3点は抑えているはずです・・・
しかしここに来てようやく、ようやく悲願のデイビス獲得に成功しました!
さてここでプレシーズン(IN上海VSネッツ)でのスタメンを見てみましょう!
- レイジョン・ロンド
- ケンタビアス・コールドウェル・ポープ(KCP)
- レブロン・ジェームズ
- アンソニー・デイビス
- ドワイト・ハワード
どうです皆さん??なかなかディフェンスが堅そう(レブロン以外)じゃないですか??
さらに時間帯によってはこんなのも出来ます
- レブロン・ジェームズ
- ダニー・グリーン
- ケンタビアス・コールドウェル・ポープ
- アンソニー・デイビス
- ドワイト・ハワード
これの場合、シクサーズにも負けないビッグラインナップも可能です!!
これだけ見ているといいところだけで優勝候補筆頭とも言えそうですが、実は・・・・・があります
予測不能???なチームケミストリー
優勝チームどうしても必要なもの。スーパースター?、優秀なサポメン??、頼れるベテラン???
どれも正解であり、不正解です!優勝に最も大切なもの、それは「チームケミストリー」です
昨シーズンまでのウォリアーズが証明した通り、チームケミストリーがいいチームはとにかく強いです!なぜなら選手同士が双方を信頼し合っているから、これがチームスポーツでは何よりも大事です
歴史がそれを証明しています!連覇を果たしたヒート、常に優勝候補に居続けたスパーズ、3連覇したレイカーズとブルズなどどれもが素晴らしいチームダイナミクスを示してくれました
しかし今年のレイカーズはどうでしょう?昨シーズンから残っている主要メンバーはロンド、クズマ、レブロンくらいです。
ということは文字通り新生レイカーズなわけですよね?
チーム基盤が揺らいでいる時にNBA屈指のトラブルメーカー2人をメンバーに抱えています
まずはロンド。非常にクレイバーなプレイヤーでもありますが時として頭に血が上ると喧嘩をふっかける姿が簡単に想像できます
*昨シーズンの最悪の乱闘
2人目はドワイト・ハワード
彼はそもそもリーグから嫌われています(爆)
さらに2013年付近でレイカーズファンだった人には印象が最悪です。なぜなら彼はコービーと対立した挙句、レイカーズをあっさり振ってヒューストン・ロケッツに移籍したからです
当時は全然レイカーズファンじゃなかったですが、あの事件ははっきり覚えています。なんならコービーが何て言ったかまでも覚えていますからね(笑)
*レイカーズの神様の印象も最悪
とにかくこんな爆弾2つを抱えてどこまでチームケミストリーを1年のうちに構築して、優勝を目指せるのか??
これが最大の疑問となってしまい、ファンでありながら贔屓目で見ても1位の座はLAの別なチームに譲ることにしました(ちっ)
第1位【ロサンゼルス・クリッパーズ】
ランキング1位から5位まででオフシーズンの動きに点数をつけるとしたら、クリッパーズは限りなく100点満点です
オフシーズンのFA市場で最強のプレイヤーを獲得できチームが勝者ですよね??それならクリッパーズ一択です!
昨シーズンのNBAの覇者はラプターズ。そしてラプターズの最強選手はカワイ・レナード!ということは、必然的にカワイはリーグ最強選手説が浮上します!
それ以外で言うとFAで強力な相棒であり、リーグ2番目の2WAYプレイヤーであるポール・ジョージも獲得!
フォワード層の厚みがかつてないまでになりました
この2人は寿司で例えるなら(将棋の次は寿司かい!)大トロや中トロ。でもずっとそれだけじゃバランスが悪い・・・・そんなバランスを整えてくれる赤身系の2人を補強したのは非常に悔しい!
その2人というのはモーリス・ハークレスとパトリック・パッターソンです
2人とも役割としては非常に似ていてGにスイッチも出来てフロアを広げることが出来る3ポイント能力を持つF選手です
ボールをメインで持つことになるのがレナード、ジョージ、そして6thマンのルー・ウィリアムズですから、彼らからキックアウトパスをされたときしっかりと得点につなげられる選手を選んだ、そんな印象です
まだジョージが昨シーズンの肩の怪我から完全復帰できていませんが、1つ言えることは完全体クリッパーズはやばい、っていうことだけです
*予想スタメン
- パトリック・ベバリー
- ポール・ジョージ
- カワイ・レナード
- モーリス・ハークレス
- イビカ・ズバッチ
多分2Kとかでやったらディフェンスレーティング95平均しようなくらい強力な面子です!
ほぼ弱点がないクリッパーズですが若干の懸念点(本当に小さいけど)があります
まずゲームをコントロールするPGがいないこと
ベバリーはそもそも3&Dみたない働きをする選手だし、2年目のシャメットに何かしろというのも無理な話です
カワイやジョージはエースとしては申し分ないですが、あんまりアシストしてチームオフェンスを盛り上げるイメージもないしなぁ・・・・・
あともう1つ言えることは、レイカーズにとっては是非とも活かしたいアドバンテージであるのですが、相手のFとC層を見ると全体的に小柄です
ズバッチだけはそこそこありますが、それ以外はADが割合有利にゲームを勧めることが出来るくらいの身長です
このアドバンテージを活かせるかが、バトルオブLAの勝者を決める、そんな気がします!!
まとめ
今回は初めて予想(というかこの質だとただの妄想ですけど)をしてみました!
とはいえどのスポーツでも大抵シーズン前予想は外します(笑)。当てられるのはノムさんくらいでしょう?
でも1位から6位まで順位をつけたとはいえ、それぞれのチームの差はごくわずかであり、ちょっといい試合が続いたからとか、ちょっと怪我人が多く出たとか、ちょっとチームケミストリーが崩れたとかで簡単に優勝チームは変わってしまうと思います
またランキングに入れていない、ウォリアーズ、セルティクス、ジャズなどが優勝する可能性もそれなりにあります!!
やっぱり何といってもNBAは見てみないと分からないので、来シーズンは八村選手と自分の応援選手orチームを1シーズンしっかり応援していきましょう!!!
それではみなさん、また~
*NBAの用語解説はこちら!