やっぱりバスケは面白い!アメリカ戦は【大敗】するも課題と【馬場雄大】のNBAが見えた!?

皆さんこんにちは、Miami3です

9月1日から始まったワールドカップにおいてトルコ戦、チェコ戦と残念ながら2連敗を喫してしまった日本代表「アカツキ5」。これにより大変残念なことではありますが、本戦出場不可が決定しました

全体としては代表の弱点が洗い出されたと同時に代表の「良さ」もしっかり魅せることが出来た2ゲームでした

あ、両方とも試合レポートを書いたので是非そちらもご活用ください!

さて今宵の相手はあの最強国家アメリカ代表。バスケットボールが生まれた国であり世界最強のリーグであるNBAを擁する、まさにバスケ界の盟主的存在です

そんなアメリカ相手に日本代表がどのような試合展開を見せることが出来るのか、そこが今回の試合の一番の注目ポイントでしょう!

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対アメリカにおける目標設定

正直な話をするとやっぱりアメリカ代表に現状の日本が勝つことは不可能です

これはネガティブな話じゃなくて、例えるなら台風に逆行して進む船が沈没するのは目に見ています。だからこそ勝利以外の目標設定が必要です

八村はどこまでやれるのか?

八村塁選手はこのシリーズにおいて完全に日本代表のエースへと成長しましたが、彼が10月から戦う場所はワールドカップより数倍レベルが高いNBAです

周りの選手はNBAレベル、それどころか今回の代表はアメリカ代表の4軍とさえ言われているわけで、リーグには当然もっとレベルが高いオールスターたちが大勢います

つまりこの代表戦でどれほどの成果を残せるかというのがこれからのNBA生活を占う1つの指標となるのではないでしょうか?

渡邊雄太はNBAの監督の前でアピールチャンスを掴めるのか?

八村は10月からNBAの舞台に立ち、ベンチでの席を確約されています。しかし一方の渡邊は現在2way契約という2軍と1軍を行ったり来たりする非常に身分が不安定な状況です

1軍で出場機会を得たときにしっかりと結果を残れば本契約へと繋がりますが、残念なことに昨シーズンは本契約へと至りませんでした

しかし今回はスタメンで長時間プレイする権利を獲得したうえで、スティーブ・カーやポポビッチ、大勢のアメリカのファンの目の前で、NBA選手相手にプレイするチャンスを掴みました

ここをモノに出来れば、NBAがぐっと近づくはず・・・・!

来年の五輪のために世界レベルを体感できるのか?

今回のワールドカップ以上に豪華なメンバーが出場することが予想されるのは、「2020年東京オリンピック」

オリンピックには現役最強選手であるレブロン・ジェームズや史上最高のシューターであるステファン・カリーらが参加を現時点で表明しています

いうなればワールドカップ自体が五輪のための前哨戦。普段はなかなか相手にすることが無い世界レベルのフィジカルを体感して自分たちに足りない部分をしっかり認識するいい機会かと

と、いうことで目標は以下の3点

  • 八村は全力でNBA選手に挑む
  • 渡邊は実力すべてを見せてアピールする
  • 日本代表として足りない部分をしっかり学び五輪に活かす

アメリカ代表とアカツキファイブのスタメン比較

以下はアメリカ代表のスタメンです

また非常に残念ながら(残念なこと多すぎ)アメリカ代表の中核選手だったジェイソン・テイタムは足首の怪我により数試合離脱しており、この試合にも出られません

  1. ケンバ・ウォーカー(BOS)
  2. ドノバン・ミッチェル(UTA)
  3. ジョー・ハリス(BKN)
  4. ハリソン・バーンズ(SAC)
  5. マイルズ・ターナー(IND)

当然ながら全員NBA選手なので所属チームでも書いておきました(笑)

しかしこれでもアメリカ代表にとっては4軍から3軍のラインナップということになります。というのもNBA選手の中でも当然レベルに差があるわけです

リーグでトップ15人を決める賞がNBAには存在してその賞を「オールNBAチーム」と言います

オールNBAチームはファースト、セカンド、サードに分かれていてそれぞれが5人選出されます

ということは理論上はオールNBAチーム全員がロスターに入れば最強USAですが、外国人選手も中には含まれているので実現は出来ませんが・・・

次にオールスターがリーグ全体で24人選ばれるので最強USAをつくるためにはオールNBAとオールスターの混合チームです

しかし今回のチームUSAはオールスターが2人のみ。さらにオールNBAに至ってはサードチームが1人のみです

まずチームリーダーであり、今回の代表唯一オールNBAサードチーム&オールスター選手「ケンバ・ウォーカー」

もう1人は昨シーズンオールスター初選出された「クリス・ミドルトン」

非常に優秀なサポーティングキャストで、精度の高い3ポイントが持ち味です

ま、って言っても圧倒的戦力を誇るのがチームUSAなんですけどね、、、、、

アカツキファイブのスタメン

アカツキファイブのスタメンは以下の通り

  1. 篠山
  2. 馬場
  3. 渡邊
  4. 八村
  5. ニック

田中に代わって篠山に戻したラマス監督の意図はいかに?管理人的にはオフェンスをクリエイトしていこうという意識が強い田中の方がいいかなぁ~

一方でこの3戦の間に完全に代表のスタメンの座を掴んだのが馬場雄大。彼がスタメンに入ることでトランジッションオフェンスが非常にはかどります

このメンツでどこまでやれるのか、いざ勝負!!!

試合開始!!!

未来を示唆するかのようなケンバ・ウォーカーの&1

ケンバ・ウォーカーがジャンプボールからボールを受け取ると開始5秒でいきなりスピンムーブで篠山を交わすとニックをあっさりスピードで抜き去ってAND1!!

このプレイはこれからの日本VSアメリカの試合の流れすべての縮図になっているかのようなプレイでした

このプレイでしっかりFTを沈めて3点プレイを完成させたケンバ&チームUSA

そこから1分半、8-0のランを展開させてしまうアカツキファイブ、、、、、

*これを思い出してしまう管理人。問題:どの試合でしょうか?正解は図中にあり(笑)

ハイライトでは見つけられなかったんですけど、ポストから八村にボールが渡って得意のターンアラウンドフェイダウェイシュートを八村が試みました

ところが何とボールはかすりもせずリングを超えてエアボール。そのままアメリカの速攻へと繋がってしまいます

このプレイが少し気になっていて、八村に対するディフェンダーはハリソン・バーンズでした

体格は同程度で、ポジションも近い2人。むしろそのあたりを目指すべき八村。そんな中でエアボールというのは少し心配です

というのも単純に興奮によりパワーがコントロールし辛くてエアボールならいいですけど、フィジカル負けして打たされたエアボールなら課題は大きい・・・・

さらにアメリカに走られて11-0にまで差を広げられるアカツキファイブ・・・・0はあかんて、、、、

何て言うか速い展開で11点取られることはあり得ると思うんですけど、0点っていうのはバスケットボールっていう競技を考えたとき致命的です

残り5分でようやく2点

2点何とか奪い取ったのはアップ&アンダーからファールを引き出した渡邊雄太。流石NBAと言いたいところだがまだまだ。ちゃんと2本FT決めてからだ!

決めた、決めたぜ!流石NBA!!!、、、(笑)

でも残り4分半で18-4というプロセス時代のシクサーズを彷彿させる得失点となりました(笑)

NBAのフィラデルフィアセブンティーシクサーズは5年ほど前チーム状況があまりに酷くてシーズン82試合で貫禄の10勝72敗、ぶっちぎりの歴代最低勝率を叩きだしました。その時代をプロセス(過程)時代と呼んでいます

更にミドルトンからプラムリーへのアリウープが重い一撃でアカツキファイブを襲う(ポケモン風)

そんな感じの殴り放題でしたが第1Q終了時点でのスコアは23-9。思ったよりかは開いていないっていうのが管理人の感想

あんまり書くことが無い第2Q

連動性が低いというか、デザインされた、セットされたオフェンスが全然決まらない、そして全然やらないアカツキファイブ

唯一見れる選手というのは「馬場雄大」のドライブ

あと全然試合内容とは関係ないんですが、会場の観客の両チームへの声援の質が完全に違います

日本に対する歓声は「頑張って!!」「いいプレイだ。よくやった!」「諦めるなっ!」的な歓声であるのに対して、アメリカへの歓声は「卍すげえええええ!!!!卍」って感じです

前半終了時点56-23。むしろ23点取れたのがよかった!

*マジのブザビ!

八村の<マイルズ・ターナー>越しワンハンドダンク!!

ここまで1点も手に入れていない八村。全然動けていないというか、得意の1オン1が全然通用しない

勿論今までの相手とはレベルが違います。大学時代はNBAに行ける奴なんて一握り。代表戦でも相手チームには多くて4~5人しかNBA選手はいないわけです

それが見渡す限りNBA選手となると1オン1のディフェンス強度がまるで違うのは当たり前

なーんておもってたらやりやがったぜこの野郎!!!!(歓喜)

そして代表に生気が戻り始める・・・・・・!

渡邊、八村に続く「馬場雄大」の実力!

試合を通じて日本のスコアリングをけん引したのが渡邊でもなく八村でもなく、馬場雄大!

最高の持ち味はハイスピードドライブ!そして強力な体幹を活かしてファールを貰うこと前提でインサイドへとペネトレイトします

ジャンプ力も非常に高く、日本人選手としては珍しく強烈なダンクもしばしば披露しています

その馬場が第4Qの残り5分ごろからエンジンがかかり始めました

まずはトランジッションからのドライブ、ディフェンスからの速攻でリバースレイアップ

極めつけは完全にアメリカ側のパスコースを先読みしてインターセプトをするとそのまま豪快なワンハンドダンク!!

日本に馬場あり!!このワンプレーが植え付けた印象は強烈です!!!

まとめ

そんな感じで最終スコアは98-45でアメリカが完勝

NBAという異次元の存在を無理矢理上海に召還した結果がこれです(笑)

最初から管理人的には勝つことを期待していたわけではなかったのですが、少し残念だったのが八村選手が4点に留まってしまったこと

マイルズ・ターナー(昨シーズンのブロック王)の上から強烈なダンクを叩き込んだのが唯一のハイライトになりました

疲労や怪我(膝)の影響もかなりあったと思うのでここでのパワーダウン=NBAでのパフォーマンスではないんですけどね

あと渡邊はドリブルムーブをもうちょい鍛えるのとフィニッシュのパターンを増やしてほしいところ。本来ストレッチ4だから3ポイントシュートがメーンだけどね

馬場は3人目のNBA選手になってほしい・・・・・でも現実は厳しいと思います。あちょっとブラウザバックしないで皆さん

厳しいと思う理由は2つ

  • 年齢
  • ポジション

年齢っていうとまだ23だろって思うかもですが、23はNBAでは中堅選手です!ルーキーで23だと完全にオールド(年寄り)扱いです

今のNBAスターの主流派1年間カレッジでプレイして→中退→NBAという【ワン&ダーン】(コンビ名みたい)というパッケージが出来上がっています

また2、3年生までプレイして→ドラフト→中退→NBAパターンもままあります(八村選手がこのパターン)

それでも21歳なのでそれにプラス2歳。今すぐいかなきゃそれ以上25,26?きついはきついです

それでもポジションによってはと考えてみましたが更に問題があるのが馬場選手のポジション

彼のポジションはいわゆるウィング。SGやSFと呼ばれるポジションとなりますがここは一番オールラウンド性能と器用さが求められるポジションです

身体能力は十分だと実感しましたが(NBAレベルでも)まだまだドリブルムーブの巧さ、ディフェンス強度、そして3ポイントの精度が足りていません

ここをしっかり埋める、しかも若いうちにって考えるとかなりきつい部分があるんじゃないかと思いつつ、NBAで渡邊VS八村八村VS馬場馬場VS渡邊なんか実行されたら嬉しくて泣くぞ!

あとは五輪に向けて自分たちはまだまだだ。ミスが多いし、FTが入らないし、チームとしての連動性をもっと高めなきゃだしっていう課題して強み増やすいい意識改革きっかけとなったと思います

五輪に期待しましょう!!!

それではみなさん、また~

*あとウィザーズ大好き