まるで【予言書】!?時代を先取りした【神漫画】こち亀の魅力を語らせて!!

皆さんこんにちは、Miami3です

今回の記事内容はわたしが個人的にめちゃくちゃ大好きな漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」略してこち亀をテーマにした記事内容となります。

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記事の要約

  1. 主要キャラ紹介(両さん、中川、部長、麗子、マリア)
  2. 両さんを掘り下げる(三大欲求を同時満たそうとする原始人感とバイタリティー溢れる職人気質)
  3. 両さんの名言3特集(道徳の教科書に載せたいレベル!)
  4. ハイセンスなネタの数々(時代のトレンド抑えてるテーマ設定と無理のないキャラの拡張性)
  5. 時代を先取りした発明の数々(1990年代にマリアを登場させる先見性

こち亀基本情報

単行本情報

  • 正式名称:こちら葛飾区亀有公園前派出所
  • 連載:2016年終了(既巻200、連載期間40年!)
  • 出版社:集英社
  • カテゴリー:ギャグマンガ
  • 公式HP:外部リンク
  • 作者:秋本治(66)

これが基本情報となります

こち亀は基本的に1話完結のオムニバス方式で、開始以来1度休載無いという作者サイボーグ説爆誕の長寿漫画です

ギャグ漫画というカテゴリーなのに、扱う情報はかなりマニアックだったり時事ネタ多めだったりして、主人公両さんが大車輪の活躍をしていきます

また下町色が強く、感動的な話も盛りだくさんで、男性女性手軽に楽しめます(1話完結の良さですね)

それでは登場人物紹介に移りましょう

主要登場人物紹介:()は愛称

以下はウィキペディアの登場人物紹介を箇条書きにまとめたものです

両津勘吉(両さん)

  1. 主人公、階級は巡査長(下から2番目)浅草の下町出身
  2. トレードマークはサンダルと繋がった太眉
  3. ゴキブリ並みの生命力の持ち主
  4. 金の亡者で詐欺まがいの行為も多々。酒好きかつ強い
  5. 無類の遊び人で趣味人
  6. 問題行動を頻発させ、大原部長に叱られては始末書を書かされる毎日
  7. 義理人情に篤い兄貴肌で人望人脈がある

どうでしょうか?友達だったらすごく楽しそうな半面、同僚だったら嫌ですね(笑)

というか少年ジャンプの主人公的には不適格なんじゃないか・・・・・・、ダメな大人まっしぐらでしょこれ

彼の借金です(爆)

中川圭一(中川)

  1. 両津の後輩(両津のことは先輩と呼ぶ)で階級は巡査
  2. 世界的大企業の「中川コンツェルン」の御曹司
  3. 美形かつ高身長、いわゆる3高(身長、収入、学歴)
  4. ニューヨーク育ち発言多々(笑)
  5. 射撃はプロ並みで勤務内容も上々、いわばエリート
  6. 実は両津と身内
  7. 基本は冷静だが、両津の悪乗りでたまに壊れる

凄くキャラが立っているのはいいんですが、ここまでのエリートでなぜキャリア組じゃないのかという疑問も湧きます(本人いわく社会経験のためらしい)

ちなみにマジで時々両さんのせいで壊れます↓

秋本・カトリーヌ・麗子(麗子)

  1. 両津の後輩(呼び方は両ちゃん)
  2. 世界有数の企業「秋本貿易」の社長令嬢
  3. フランス人(母)とのハーフ
  4. 美人、スタイル抜群、料理もうまくて芸術的才能もある
  5. 性格は基本温和、ただし切れると怖い

麗子の良さは小さい頃より大人になってからの方がよりわかります。あそこまで美人で性格もいい上に特に付き合っている恋人もいないっていうあり得なさがまたいいですね(笑)

でも切れると怖いのは妙にリアル

やっぱ美人

大原大次郎(部長)

  1. 両津たちの上司、階級は巡査部長(両津の1つ上)
  2. 性格は非常に真面目で堅物
  3. 両津の問題行動にいつも怒っていて、監督責任をとらされないかハラハラしている
  4. 部下に対して親身になって相談に乗ってくれる一面もあり、葛飾署では尊敬されている
  5. 流行には疎く、好きなものは剣道、盆栽、書道などのザ・「」の人
  6. 両津のことを叱りまくる反面いざという時は頼りにして無茶ぶりも多々

現代のおじさんってやつでしょうか?物凄くまじめな反面、いつも若者の流行に腹を立ててイライラしている印象があります

でも年を取るってそういうことなんでしょうかね?5000年前のエジプトのおじさんが「最近の若い者はなっていない」的な日記を残してたみたいですし(そうはなりたくないと思いつつなるんだろうか・・・・)

↓こんな説教する割に自分の趣味の鎧とかには100万とか費やします(笑)

麻里愛(マリア)

  1. 本名は麻里愛(あさとあい)階級は巡査
  2. めちゃくちゃ美人なのにニューハーフ
  3. 父親が武道家で双子の妹は香港映画女優
  4. もとキックボクサーで蹴りの破壊力は両津さえも恐れさせるほど
  5. 魔法で本当の女になった
  6. 基本なんでも出来るが、運転はクソ苦手

なんか自分で書いていて意味わからなくなりました(笑)

ニューハーフで魔法で女になったキックボクサー。万能なのに運転下手って、秋本先生詰め込み過ぎでしょ?!

でもキャラ的には結構好きなほうですね

こんなんで初登場したら確実に女だと思いますよね?!↓

こち亀の魅力

Set of hand drawn red vector hearts on white background

主人公両さんの魅力的なキャラ

上に書いたことがこち亀主人公の両津勘吉こと両さんの基本プロフィールになります

基本的に公務員という職業が向いているように思えませんよね

酒好き、ギャンブル好き、計画性が無い出費の数々、短気、問題行動の数々・・・・公務員という会社員にも向いてないでしょう(笑)?

その一方でお祭り好きの仕切り屋、趣味には徹底してこだわる、そして何より生きる気力に満ち溢れている。一言で言うなら社交的職人っていうのがピッタリなんじゃないでしょうか

職人さんって基本的に無口なイメージですが、そこから行動力と表現力で敏腕の営業職なみに

基本的に両さんが疲れて何もしたくないとか、死にたいくらい悩んでいると言った描写が一切ないです

それどころか失敗してもめげずに次々にアイディアを巡らせてちょっとでも現状(主に自分の)を良くしてやろうという本能に満ち溢れています

何よりもあの中川や麗子に混じってガンガン自分を表現できるのが凄い!素直にそう思います

わたし個人も結構タフな状況に陥った時も度々こち亀を読むことでやる気気楽さを貰えます

「グチグチ考えてないで取りあえず行動しろ!人生そこから始まるんだ」

なーんて考えるだけで随分楽になりますよね!

珠玉の名言の数々

こち亀といえば両さんのキャラから生み出される数々の名言。ここでは好きなのをいくつかピックアップしていこうと思います

「何か悩むとすぐ生きるべきか死ぬべきかだからな!<中略>まず「生きる」モードに切り替えてからスタートだ!」

全国追い込まれた人必見内容!!

道徳の教科書とかに載せるべきレベルの名言だと思います。やっぱりこのストレス社会不満と文句ばかりが世の中取り巻いている気がします。そこで一歩間違った方向に行く前に、これを見て!!

「人生すべて博打だ」

人生は総て<選択→成功→選択>か<選択→失敗→選択>の繰り返しですよね。どこをどう選んだところで最終的にどうなるかはわかりません。これについては一時期どん底を味わって復活した有吉弘行さんも似たようなことを言っていますね

どうせなら楽しんでいきましょうよ!

「<ずるい><ひきょう>は敗者のたわごと!遊びでも勝たねばならん!これが両津式遊び学だ!」

画像はないですがこれもある意味真理だと思います

絶対に勝つべき瞬間があります。もちろんどこを戦場にするのかは個々人違うでしょうがこの言葉は胸に刺さりました・・・・

時代を先取りしたセンス

時事ネタ

こち亀は基本1話完結なので、毎回新しい話を考えていかなければならないわけです。それで40年間休載ゼロは素晴らしいことだと思います

その一方でこれほどの回数をこなすこと出来た理由はなぜなのだろうかと考えてみました

そこで出た答えが「時事ネタ」です

これは随分前(2016年11月6日)の日本経済新聞で取り上げられていた話題です(外部リンク

とにかくその時代時代で流行っていたものについて取り上げ続けてきました

例えば70年代はスーパーカーブームが巻き起こった時代だったらしいんですが(生まれる30年位前の話はわかんないです)主要キャラの中川、麗子は常にフェラーリポルシェに乗っていました

次はバブル華やかしき頃80年代、金持ち日本人は世界で「Japan As No.1」(世界1の日本)と言われました

老いも若きも海外旅行に出かけた時期・・・・・・今じゃ考えられませんね(Japan pass No.1(1位の座を明け渡した日本)状態ですよね(笑))

この時期のこち亀は海外研修や、南の島にリゾートで行ったり、高級時計などを買ったりととにかく当時のトレンドを押さえたものでした

90年代も様々なトレンドを押さえています。個人的に印象的だったのが日本でブームになったエアジョーダンやエアマックスなどのスニーカー

当ブログではNBA(アメリカプロバスケリーグ)のこともかなり取り上げていて、管理人自身もスニーカー好きで2万くらいの買ったりします

このブーム最盛期には10万円以上もするプレミア価格があったりとまさに金のなる木

両さんが飛びつくわけですね(笑)

これらを取り入れることが出来る理由というのも両さんや中川、麗子のキャラが作り込まれているからだと思うのです

両さんの遊び人気質趣味人という部分がどんな新しい分野に手を出しても作品に違和感をもたらしません

しかも中川や麗子が途方もない金持ちなので金で大抵の説明は出来ちゃうんですよね(笑)

これを最初から計算に入れていたんなら秋本先生は天才でしょうね

時事ネタから生まれる時代の先取りセンス

秋本先生はこれらのトレンドを作品に積極的に取り入れるために一時期常に作業場で複数台のテレビを点けっぱなしにして漫画を描いていたそうです

そうすることで世間がネタを勝手に提供してくれる状況が出来上がったわけですね!

しかもこれだけの情報を浴びることでその組み合わせで将来実際に実現した未来予測的なストーリーがいくつもこち亀には出てきます

例えば1983年にはコンピューター結婚相談所というのが話の中で出てきます

当時はネットどころかコンピューターすらワープロとかいっていた時代ですよ

仕組みは現在とほとんど変わらず、「条件を入力すればマッチングされる」という後年の結婚サービスが導入しているそれと変わりません

他にはコンサートチケット転売防止(2002年)

現在音楽業界などで問題になっているそれですね。作中では名前や番号の刻印で対策を打ち出していますが、現在はオンライン状況での管理ということを除けば仕組みは同じでしょう

あと忘れては行けないのが主要キャラで紹介した「マリア」です

彼女(?)はニューハーフという設定(途中で本当の女性に変わります)だったんですが、初登場が67巻でこの当時は1990年代です

今でこそ各メディアでお姉キャラ枠が確立した感はありますが90年代これをガンガン登場させていたという事実は素晴らしい通り越して恐ろしいですね(汗)

まとめ

長らくお付き合いありがとうございました!

でも、これでも書きたりないくらいなので今後時々似たような記事をあげるかもしれません

あと最近の記事でこち亀がやはり取り上げていたものが現実化しています!詳しくは関連記事をご覧ください

今回の記事を読んでこち亀について少しでも興味を持った方はブックオフにでも行って適当な巻を1冊だけ買うことをお勧めします

1話完結基本なので課金といっても中古なら108円、つまらなかったらそこでやめればいいだけです笑(きっと最後まで読んだあなたは面白いと思うはず!)

コメント欄で何かしらの感想がありましたらお知らせください!

それではみなさん、また~

 

最後まで読んでいただきありがとうございます

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