「AAUの移動日程は酷いものだよ」エリオットは言う。「移動だけで身体的負担は計り知れない。日本は小さな島国だからいくら試合を増やしたとしても長距離移動にはなりにくい。だがアメリカの場合国中を飛び回り、そして高いレベルの相手とやる必要がある」
日本式の八村の練習を少し見て、シェパードは個人としての成長とコーチングが何よりも優先されているものであることに気が付いた。試合そのものは二の次なのだ。それこそが八村のNBA選手としての将来を期待させる理由だ
「とても新鮮な気持ちで見てたよ」シェパードは言った。「彼ら(日本のコーチ)は子どもたちのことを第一に考えていた。AAUのやり方とは完全に違っている」
八村が子どものころからバスケの英才教育を受けていないことは欠点ではなくむしろ長所でもあると考えられている。
「それこそが財産となり、ポジティブな要素なんだ」エリオットは言う
ウィザーズは他のチームに八村が狙われることを避けるためドラフト前の公式なワークアウトは実施しなかった。シェパードがリクルートしてきたフロント陣はしっかりと仕事をこなした。八村は最高のサイズとバスケへの情熱を持ち合わせていた。奇妙な話だが八村が野球をしていたことが、シェパードのようなスカウトを惹きつけたのだ
「もし八村が普通のアメリカのバスケ選手のようなルートを歩んでいたら、望んでほしい選手とは考えられていないだろう」
シェパードは20年以上世界中でスカウトをしていて、自国の練習システムに疑問を抱いている。AAUのエリートたちは100試合以上こなしているせいで体への負担は非常に大きい。この夏のESPN(アメリカのスポーツ専門チャンネル)のドキュメンタリーでは負担が大きいアメリカのユースバスケのシステムとNBA後も続く怪我のリスクについて取り上げるようだ
AAUにおけるランクを警戒しなければいけない事例というものは膨大にある。確かにAAUシステムにより多くの選手が大学バスケやNBAへの道を切り開いていけたことは事実だ。しかしそうなるためには小さなころから恐ろしい量の練習を積まなければならないのだ
ウィザーズのトロイ・ブラウンJrは8歳からAAUでプレイしていて、14歳になるまで他のスポーツを一切せずバスケに没頭しなければならなかった。これは年が違う選手たちと複数のトーナメントで競わなければならないという意味だ
「24時間365日バスケをしていたよ」トロイ・ブラウンJrは言った。「最初はとても楽しんだけど、次から次へと勝利とトーナメントでの優勝を追い求めていくと絶対にメンタルがすり減っていくよ。まだ若いんだから休まなくても平気だ。とにかくプレイしろって感じでね」
ウィザーズのセンターであるトーマス・ブライアントはトーナメントの為に両親にお金と時間を大量にかけさせることが子どもにとってどれほどプレッシャーを与えるのかについて話している。AAUのトーナメントで最もきつかった時期には1日に4試合をこなす必要があった
試合の合間にくたびれきっていても、次の試合へ全力を尽くす必要がある。ブライアントの母親はいつもイライラしていた。なぜならいつもブライアントが疲れ切っていたからだ
「わたしはあなたを疲れ果てさせるために運転をしているように感じるわ。だから絶対に勝たなきゃいけないのよ」「ラッキーなことに勝てたけどね」ブライアントは言った
ウィザーズのHCであるスコット・ブルックスは1987年からNBAにいる。そして初めて10代でプレイした選手だった。現在コーチとして11シーズン目でカーメロ・アンソニーから八村塁まで長いスパンで多くの選手のコーチをしている
ブルックは当然AAUが台頭したことでどれほどNBAに影響を与えているかに気が付いている。多くのプレイヤーがアイソレーションばかりしてチームシステムの中で動くということが出来ていない。まるでコービーが長年やっていたようにだ
「大体のプログラムがひと夏に60試合組まれている。つまり1日で4試合をすることになる。すると2つのことが起こる。1つ目は恐ろしいほどの疲労で肉体の限界が来る。もう1つは勝敗の意義が薄れてしまうんだ」ブルックスは言った
「もし10:00~の試合に負けても次の12:30~のがある。こういった状況でバスケを続けるということが子どもたちにとっては良くないことだ」
「いい選手は良いチームで育つ。負けることで大きな学びがある。敗北に留まってはいけないがそこから学ぶことが大切だ」
これはただのNBAコーチの文句として片づけられない。彼もまた英才教育を受け、2人の子どもの父親なのだから「AAUの練習量は多すぎる。まだ成長段階の子どもたちをそれほどハードな練習量に晒すべきではない」
八村のNBAまでの道のりを考えるとエリオットはP3ジムで2年以上前に見かけたことを思い出す。エリオットはP3が主催しているブループリントキャンプにザイオンを含む将来有望な8人の高校生を集めていた。そこでは天才児たちにどのように自分の体のメンテナンスを行うべきか指導していた
実際ちょっとした身体的問題がのちのちキャリアを揺るがすものとなり得るのだ。まずエリオットは高校生たちにこう質問した
「どこかに痛みを抱えている人は手を挙げてください」そして全員が手を挙げたのだ
「AAUのエリートたちはどこかしらにみんな痛みを抱えているのだ。その事実にわたしは驚いたよ」
AAUの過酷なスケジュールがどれほど悪影響なのか分からないが、直近のドラフトクラスのトップランカーたちはけがに悩まされていた。ザイオンは55試合中45試合をひざの手術で欠場している。またグリズリーズの若手ジャ・モラントもオフシーズンにひざの手術を受けなければならなかった。20歳の若者だというのにロードマネジメントが必要なのだ
カナダの奇才RJ・バレットは北米中を11歳で飛び回り試合をしていた。そのせいか3週間も足首の怪我で休んでいる。エリオットにとってはAAUの過密スケジュールがNBA選手のキャリアに影響をもたらしていることは明白だった
「この点八村は随分恵まれている」そうエリオットは言った
ライジングスターズで見せられたザイオンとモラントのダンク合戦はリーグのエグゼクティブ層をかなり興奮させた。結局爆発的なプレイやダンクがファンにとって最高の商品となるわけだ。しかし見方を変えればプレイヤーにとってはこういったダンクには慎重にならざるを得ない。なぜなら些細なミスが取り返しのつかない怪我を生むかもしれないからだ
NBAはこれらの問題が既にNBAにおいても広範囲で影響を及ぼしていることを認識している。八村がバスケットボールを始めた2012年当時、NBAではヒートが優勝した。彼らはVERTというガジェットを実際に装備していた。これは選手がジャンプした回数を計測するウェアラブルガジェットだ。ベテランになるほどコーチたちは出来るだけダンクを抑えて欲しかった
勿論八村が遠征が少ないおかげでここまでこれたかは検討する必要がある。実際今シーズンは23試合欠場している。偶然の事故で腰の付近を負傷した。いいニュースとしては彼は身体疲労が原因で試合を休んだわけではないことだ
「リボルバーに込められる弾丸には限りがある」エリオットは言う
「ユースの時点で膝の軟骨を30%使ったとしたらそこからのキャリアは残りの70%で何とかするしかない」
金曜日(ライジングスターズチャレンジの試合日)にはザイオン、モラント、ブランドン・クラーク(八村の大学時代の仲間)のダンクで海上が沸きに沸いた。しかし試合中のダンク大会に1人だけ参加しなかった
八村はコートに立っていたが、シルクドゥソレイユばりのプレイはせず淡々とコートを往復していた。まるで見物客のように非常に楽しそうでもあった。日本で野球をしていた時も彼はそうだったのかもしれない
いかがだったでしょうか?まさかアメリカでもこういった問題が起きているんですね
ただ少し思ったのがアメリカの場合試合のやり過ぎで疲れ果ててるけど、日本の場合練習のしすぎて疲れ果てているからプラマイ0じゃないか(笑)?
しかしこういったリアルな話を聞くとカワイ・レナードやっているようなロードマネジメントも致し方ないのかもしれません・・・・・・
何はともあれ楽しくやるのがスポーツですからね。特に子どもは!少しでもスポーツ指導や練習環境が向上することを望みます!
それではみなさん、また~
今回は普通の記事ではなく少し面白い英語の記事をツイッターで見つけてきたのでそれについて和訳をして皆さんにシェアしたいと思います!
ちなみにそのツイートというのはこちら!
Coaches: Loved this article on different basketball cultures by @tomhaberstroh. How are your players training? https://t.co/NiXwXoHx8E
— Fran Fraschilla (@franfraschilla) February 20, 2020
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それでは参りましょう!
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八村塁は大勢の報道陣を前にしてウィントラストアリーナで席についた。22歳の若者が左側に控えている日本の記者たちを見て微笑みかけている
「こんにちは」八村は出身国の(日本)リポーターに向けて話しかけた
ライジングスターズで起きた一場面であるが、多くの報道陣がシカゴに詰めかけてルーキーの話を聞き違った。あるアメリカの記者が質問しようとしたが
「日本語で質問してよ、英語じゃなくてね(笑)」そう八村は笑いながら言った
そこからの15分、八村は新境地へと足を踏み入れたのだ。日本人選手が初めてNBAのオールスターウィークエンドに参加したのだ。彼はどこでも輝ける存在であることを証明した。実際ライジングスターズチャレンジではNBAのドル箱選手である「ザイオン」よりも多い6本のダンクをチームワールドの一員として記録したのだから
彼が14歳(2012年)までバスケをしていなかったことを考慮すればこの快挙は異例なことだ。ただこれは別の観点から言えば今年のオールスターウィークエンドにおいて「バスケットボールを幼いころからやっていなくても頂点まで行ける」ことをある程度は証明した形だ
例えばシアカムは16歳までバスケをしたことが無かったし、エンビードは15歳までサッカーに熱中していたのだ
バスケがあまり盛んではない(恐らくプロのレベルが低いということ)日本という国で育った八村にとってバスケのコートではなく、野球のグラウンドで時間を過ごすことになったのは無理からぬことだ。そもそも野球が大好きだった八村の祖父がベースを意味する塁を名付けたのだ。八村は以前「誰も自分のストレートが取れなかったから野球からバスケに転向した」とジョークを言っていた
遅く来た成長期により八村は2メートル3センチまで伸び、一気にバスケの実力も伸びた。そして彼の日本バスケにおける地位も頂点まで登りつめた。そしてU17やU19で開花してアメリカ大学バスケのコーチにリクルートされた
ゴンザガでの3年間で英語をしっかり鍛え適性を身に着けたことで、八村はネイスミス賞(大学のMVP)のファイナリストに選ばれた。そこから数か月後、ウィザーズがドラフトで9位指名したことはリーグ全体に衝撃を与えた
マーカス・エリオットはハーバード出身のスポーツ医師で、サンタ・バーバーラにあるP3 Peak Peformance(スポーツ科学の研究所)を設立した。エリオットと彼のチームは生物力学や怪我のリスクについて研究しており、その被験者としてはNBAプレイヤーを含むユースからプロレベルまでの多くのアスリートがいる
エリオットの研究所はグローバルなもので日本でも研究をしていた。彼は毎年日本を訪れ、日本人の仕事への向き合い方と料理について強く興味を持っていた。彼はよく「10000年の歴史を持つ修練と反復を基本とする文化」であると日本について言及している
高校では明成高校の伝説的なコーチである佐藤久夫とユースのナショナルチームのドイツ人コーチであるトルーステン・ロイブルの元でプレイした。ロイブルは「明成の練習量は凄まじく、最低でも1日4時間やる」と言っていた。明成ではおおよそ、年間300回は練習しているとも語っている
明成での過酷なまでの練習でさえ八村は音を上げなかった。ロイブルは八村のやる気とワークエシックに圧倒された。ロイブルは八村と他のチームメイト2人がビッグゲーム(U17ワールドカップ)の前の晩にホテルの部屋にやって来てドアをノックした
ロイブルは焦ってドアを開けて向かい入れたが、八村が笑っていてゲームプランについてより入念に確認しに来たと言った
「わたしは塁のメンタリティが好きなんだ。いつだって本気で練習をして向上することに集中している。もし1度日本での練習を経験したら、その選手は他のどんなもバケーションのように感じるだろう」
ウィザーズのGMトミー・シェパードにとって日本のバスケ文化は初めてのものではない。田臥勇太がいたフェニックス・サンズにいたことがあるからだ
「日本人は投球数記録(球数制限みたいな)というものを付けているとは思えないんだよ」彼は冗談で言った
「八村のトレーニングはタフすぎる。あまりにもね。AAU(アメリカユースバスケ)のスケジュールには到底乗せられないね」
トレーニングタイプに違いはある。八村のような日本の期待できる選手は長く練習することが当然になっている。一方で実戦や海外での練習の比重は軽い。八村も「アメリカの選手に比べて試合数が少なかった」と語っている
AAUの選手たちは国中を飛び回り様々なトーナメントに参加している一方で、八村は基本国内で試合をしている。面積が小さい日本はカリフォルニア州より小さい
ここで半分ほどなので前半と後半に分けようと思います。ここまで読んでみて皆さんはどう感じましたか?
管理人の正直な感想を述べると意外でした。まさか八村選手1人がNBAに行っただけでここまで賞賛されるとは予想外です
最近は日本のスポーツ指導に対するダメな部分が取りざたされることが多く、世間的にもネガティブなイメージが着いているかもしれませんがこれで少し見る目が変わりました
日本人の強みはやはり継続的勤勉なのかもしれません
後半は近くアップします!それでは一旦、また~
11月3日にウィザーズとウルブズの一戦がありました。タイトルから既にネタバレになってしまうのですが、かなり酷い結果で終わってしまいました
それと同時に今までは負けていても「八村は」活躍していたのですが、今回の試合はかなりパフォーマンス的にも悪くなってしまったので、振り返りたくないですが振り返っていきます
*NBAの用語解説はこちら!
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今回の試合と一切関係ないところで有利な状況に持ち込むことに成功したウィザーズ
相手チームウルブズのエースである「カール・アンソニー・タウンズ」が勝手に欠場しました
前のシクサーズとの対戦でエンビードと試合中に乱闘騒ぎを起こし、それからのSNS上での延長戦両方をリーグは一切見逃してくれず2試合の出場停止処分となりました
最近アキーム・オラジュワンとの比較記事においてエンビード、タウンズを取り上げていただけになんか複雑な気分です
今季のタウンズは平均27点11リバウンドオーバーで、FG&3PG%が双方とも50%を超えるという超々効率的なオフェンスを展開しています
そのタウンズがいないということで既に有利なのではないかという憶測がありましたが実際の試合はどうだったのでしょうか??
なぜかタウンズがいないウルブズに1Qから圧倒されるウィザーズ。やっぱりここらへんが限界なのか?
チーム戦術とか選手個人の能力の差とかスターが少ないとかそういう問題以前にディフェンスが大分酷い
走られてはローテーションミス、ピック&ロールではロールマンをフリーにする、かと思えばボールハンドラーに簡単に3を決められる
まず1対1で外からのアタックを止められない時点でだいぶ苦しいウィザーズディフェンス
その上「自分はリーグTOP100に入る」という名(迷)言でおなじみ、新人王獲得したドラ1エース「アンドリュー・ウィギンズ」が今日はめちゃくちゃシュートタッチが良かった
普段は入らないような3をバンバン決めて、ミドルも好調!あっという間にチームで30得点を取られた印象です
その上(これ以上重ねたくないけど)ワシントンのオフェンスの問題でほとんど1Qはビールかアイザイア・トーマスを起点にしたピック&ロールしかしていない印象です
もちろんピック&ロールはオフェンスの基本中の基本ですがそれしかやっていなかったらワンパターンで単調ですよね?!
知らなかったんですが、ウィザーズの控え選手の得点、ベンチポイントがリーグ9位らしいです。これは素直に素晴らしい!
やっぱりベルタンズやアイザイア・トーマスが効果的に機能しているからでしょうかね
機能していると言えばこの時点で頼りないマンマークディフェンスから2-3のゾーンへと切り替えたウィザーズ。これが好調な狼オフェンスを嘘のように失速させます
ここで大量スティールを生み出して何とか1Qの点差を1桁に抑えたウィザーズが2Qに望みをつなぎます
こんな出来るチームだったっけ?ウルブズって・・・・・子犬だと思って舐めてました、完全に狼ですやん(笑)
ゾーンディフェンスに対する対応策としては有効な戦法が2つあって「3ポイントシュート」と「ハイポストでのゲームメイク」です
面を守るゾーンディフェンスにおいてはとにかく「隙間」を切り崩すことが重要で、ウルブズは特にエルボーからハイポにボールを集めて頻繁にゴールへのカットを増やしたりそのままミドルから打ったりとろくな抵抗もなくウィザーズDを攻略します
*ゾーンディフェンスの攻略方法。これの2番目の方法を用いて攻略しました
特にミドル大好きゴルギ・ジェンがいい働きをしていたのには驚かされました
ミドルが打てるので空けたら打って来るし、かといって詰めるとゴール下へのカットでイージーショットに繋がります
結局ウィザーズはアイザイア・トーマスのファインプレイなどがあったにもかかわらず70-56で前半を折り返しました
うーん・・・・・・・・・・
ウィザーズ全体に関しては特にこれ以上書くことが無いというか、書きたくないくらい弱かったです
最終スコア131-109という、20点差ついたら惨敗を見事に体現していました・・・
で肝心の八村なんですが、後半はほとんど試合にすら出ずに22分の出場にとどまりました
全体的に低調なオフェンスですが、特に八村は11本を放って成功が2本ですから特に湿っていました
管理人がけっこう気になった部分はオフェンス面でスリップが読まれていてインサイドで仕事が出来なかったり、ボールを持ち込んでのドライブで頻繁に手を出されてオフェンスが停滞してしまった点です
八村潰しではないですが、及第点以上の成績を残しているルーキーに対して相手チームもしっかり対応策を用意してきたといった印象です
あ、あと管理人が個人的に気に入らなかったことには以前のゲームレポートで「20得点以上を取ったルーキーで八村よりドラフト上位は3人のみ」と書きました
それが6位指名を受けていたウルブズの新人「ジャレット・カルバー」がキャリアハイの20得点を叩きだしました。気に食わねぇ・・・・・・
大体最低と最高が同日じゃなくてもいいでしょ!?
多分この試合唯一のハイライト
Brad dime. Rui slam! pic.twitter.com/31m0sUOTRo
— Washington Wizards (@WashWizards) November 3, 2019
そんな感じで今回は低調のままお送りました(苦)
周りのディフェンスが少しずつアジャストしてきたことでウィザーズ&八村が選べる選択肢は大きく分けて2つだと思います
どちらがより大事かというと・・・・・・・いや両方大事!!!
八村がこれからしっかり実力向上をすることは当然ですが、周りの選手が実力を高めることはチームにとっても選手個人にとってもプラスとなります
幸いトーマス・ブライアントのような将来有望な若手が揃っているウィザーズならやってくれると信じています!(レイカーズファンだけど(笑))
それではみなさん、また~
先日10月31日と言えばハロウィンです!やっぱり日本でハロウィンと言えばトリックオアトリートではなく、トラックインシブヤですよね(爆)
あ、今回も無事に逮捕者が出たようです(合掌)
さてハロウィンの本場アメリカではNBAプレイヤーが会場まで仮装をしてくることが毎年の恒例になっているみたいです。ちなみに先輩命令らしくて、いうことをきかないとお仕置きが待っているみたいです(笑)
八村塁選手、ハロウィン🎃のコスチュームでアリーナ入り!pic.twitter.com/xbo3SFKn3J
— ワシントン バスケットボール (@washwizardsjp) October 30, 2019
八村選手は骸骨の仮装でやってきましたが、どうやら先輩のジョン・ウォールの命令だったみたいです。素直に従ったのでどうやらお仕置きは免れたのかな??
ちなみにお仕置きの方はというと「ポップコーンの新車包み焼き」ですね
ちなみに管理人はハロウィンのコスプレなら断然小悪魔が好きですね(笑)
さてそんなノリノリのハロウィンの試合で最高級のパフォーマンスを発揮した八村塁の試合に今回もフォーカスしたいと思います!!
*NBAの用語解説はこちら!
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以前の記事でも書いた通り八村選手の弱点というか、疑問点は3ポイントシュートがどの程度NBAで決めていけるのかということです
大学時代は1試合に1本も平均して打っていなかった八村選手。その大学よりさらに1メートルほど距離があるNBAのフロアで実際に3ポイントシュートを打つことが出来るのか&決めることが出来るのかが多くのアナリストから疑問として挙げられていました
そして10月最後の試合での対戦相手はある意味皮肉が効いているというか、リーグNO.1の3ポイントシュートチーム「ヒューストン・ロケッツ」との対戦です!
残念ながら前回のスパーズ戦ではかなりオープンだったにもかかわらず外してしまい、NBA初3はお預けとなってしまいました・・・・・
というわけで今回の課題は「今まで通りのミドルシュートをしっかり沈め、3ポイントシュートをオープンで決めきる」ことです
これは管理人の目が悪いのかな?・・・・いやいやまだ20代前半だぞ(笑)
序盤からフリースロー付近からのフローターやドリブルプルアップからのミドルシュートなどを積極的に放ち、なおかつそれが決まっていたのにも関わらず全然序盤のスコアの記憶が無いんですよね・・・・・
何を言いたいかというとそれくらい新人らしい慌てる場面がほぼない、落ち着いているのでいつも通りのパフォーマンスをいつも通り決めているかのような印象を持ちました。だからこそあんまり印象になかった、っていうのは言い訳(汗)?
流石だと思ったのがタッカーにディフェンスされているさい、ポストプレイでパワーではかなわないと見た八村は確実に決められると踏んだターンアラウンドからのフェイダウェイショットを選択&見事に決めました
バックダウンからターンアラウンドフェイダウェイを決める八村。
既にNBAの舞台でも彼の1オン1スキルは脅威となっています。
via @WashWizardspic.twitter.com/6dFsuHRerq
— cata.@NBA (@ct_nba) October 31, 2019
このポストからのシュートをマスターすればオルドリッジのようなプレイヤーへとなれる可能性も秘めています!!
オルドリッジよりは身長は低いですが、オルドリッジより機動力がある分、インサイドとアウトサイド両面ディフェンダーとして効果的なプレイが期待できそうです!
NBAキャリアで初の3ポイントを決めた八村塁、第2Q前半で既にチームハイの11得点を挙げています。
via @WashWizardspic.twitter.com/XMAjgA6Me6
— cata.@NBA (@ct_nba) October 31, 2019
これがNBA初3だったのですが、この3を見て前のスパーズ戦のことを思い出しました
スパーズ戦も似たような位置からオープン3を打って、こっちは外しているので変な方向で意識していないかな?と思ったんですが、杞憂なようですね
ここから後半にも2本の3を追加して3本中3本でパーフェクト3を達成した八村!まるで以前から3を得意としていたかのようなハイパフォーマンスに観客も大満足です!!
結局八村はFGが9/15で60%、3ポイントは100%の23得点で貫禄のキャリアハイパフォーマンス!!
ちなみに今シーズンのルーキーで八村より上の指名の8人の中で20得点以上を10月31日時点で記録している選手はジャ・モラント、RJ・バレット、コビー・ホワイトの3選手のみです
なるほどね。「新人王」が見えてきたってところかな???
ウィザーズ対ロケッツの試合は例えるならノーガードで殴り合いをしているようなものでした
お互いのオフェンスが強力というよりはディフェンスが無様でした・・・・・
なぜかわからないけど3ポイント大好きなロケッツにゾーンディフェンスをするウィザーズ(ゾーンディフェンスはアウトサイドにスペースを空けてしまう弱点がある)と、それに付き合うかのようにザルディフェンスを披露するロケッツ
で、4Q終盤付近で既に両チームが余裕の140得点越え!
しかしそこからゲームをクローズしたのはエースの髭男=ジェームズ・ハーデンと、短すぎる触覚のラッセル・ウエストブルックが躍動しました
*ハーデンの洗礼を受けた八村
🗣 B E A R D I N G pic.twitter.com/mssKLdwfE6
— Houston Rockets (@HoustonRockets) October 31, 2019
2回止められたのにも関わらず、なぜ一切体幹がぶれず推進力を維持し続けるハーデンは怪物
更にラスが試合終盤のどころで得意のリバウンドからのティップイン。センタープレイヤーに混じってここまでの高さと瞬発力は以上、こっちも怪物
Close game in DC!
🚀 150 | 🧙♂️ 152
⏰ 1:11 pic.twitter.com/LRZxxJTOzk— Houston Rockets (@HoustonRockets) October 31, 2019
この日のロケッツは前半はラスのアシストが存分に発揮され走るバスケを実現しつつ、点数が詰まるとハーデンのスーパーアイソレーションがさく裂!
ウィザーズはジョン・ウォールが1人40得点越えで気を吐きましたが1人だけではどうしようもなく惜しくも1点差で敗れました
ウィザーズ側は八村のさらなる成長が見込めたことと、ビールが40得点を取りサラリーに見合った働きをした、トーマスが復調ペースでシーズン通しての活躍が期待できそう、トーマス・ブライアントがCとして仕事が出来る男だった・・・・・・・・などなど収穫が多い試合でした
一方のロケッツはディフェンスがかなり課題を抱えていることを露呈しましたが、ラスとハーデンは思った以上に共存が可能そうです
理由と言えば、というかスタッツが物語っていますよね??
ハーデンはこの試合59得点でシーズンハイ、ウエストブルックも安定のトリプルダブルを達成と素晴らしい成績を収めています
それにシーズン現時点では3勝1敗なので試合運びに文句はあるでしょうが、勝ちがしっかり先行しています
というわけでロケッツにとってもウィザーズにとってもそこそこ実りのある一戦になったのではないでしょうか?
皆さんは今回の1戦をどう見ますか?そんな意見をSNSなどで聞かせてください!
それではみなさん、また~
]]>NBAデビューを上々の出来で果たした八村選手ですが、続く2戦目のサンダーで早くも初戦の得点を更新、19得点でグッドスタートを切ることができました
そしてゲーム3、相手はスパーズです。スパーズといえば八村と少し因縁っぽいものがあるチームでもあります
というのも、1巡目9位というそこそこ高い順位で指名された八村ですが、もともともっと遅い順位、20位台での指名が予想されていました
20位台で指名権を持っていて、なおかつ日本人ファン的に指名してほしいと思っていたチームがサンアントニオ・スパーズでした
スパーズが多くのファンに望まれていた理由がいくつかあってその中でも特に大きな理由が「チームカルチャー」です
スパーズは今まで多くの優秀なアメリカ国外の外国人選手をドラフトしたり、トレードなどで獲得した経歴があり、八村のように日本人選手が馴染みやすいようなチームカラーになっていることが予想されていたからです
また、非常に統率が取れて落ち着いた選手が多いスパーズなので、八村のように大学で3年生までしっかりプレイして基礎が固まっていて、人格も成熟している選手と非常に相性がいいだろうとも思われていました
実際、ドラフトの時期あたりの様々なメディアの反応を見てみると八村のドラフト先をスパーズと予想しているところが多かった印象です
というわけで古巣ではないですけど、普段とはファン視点から見てもちょっと違う感覚のゲームを楽しめそうでした!
*NBAの用語解説はこちら!
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試合とは直接関係ないですが、やっぱり八村選手はオールスターに選ばれると思います!なぜなら彼はファンに好かれるプレイヤーだからです!!
やっぱりオールスターに選出されるにあたって一番大事なのが「ファンからの支持」ですよね?!
そしてファンからの支持はもちろん普段の試合で高いパフォーマンスを発揮して試合に勝利することで顔を覚えてもらうことはもちろんですが、それと同じくらいファンへのサービスをしっかりさぼらずに見せることで多くのファンを惹きつけることができます
新婚旅行で熊本からサンアントニオに来ると八村選手に会えるらしい!#repthedistrict pic.twitter.com/798BAOXUBn
— ワシントン・ウィザーズ (@washwizardsjp) October 27, 2019
これはファンとしてはうれしすぎる!!!
球団の計らいだったのかもしれませんが、新婚旅行でNBAの試合を見に来ているファンに対して「すえながくおしあわせ」とのメッセージを添えてサインをする八村選手はイケメンすぎる(笑)
こういうキャラクターを持ち合わせていて、なおかつこれからの活躍が十分期待できるので5年後にはオールスター選出されているでしょう(笑)!!
いきなりのこのプレイ!魅せてくれるぜ!!
開始早々NBA初ダンクを決めた八村塁!!
ライルズとの接触を物ともせず豪快に叩き込みました。
via @WashWizardspic.twitter.com/rPgZEL281i
— cata.@NBA (@ct_nba) October 27, 2019
ビールからボールを受け取った後、おそらくバックドアカットの起点になるプレイが本来の形だったでしょう
しかしスパーズの統制のとれたディフェンスがパスコースを塞いだため八村はパスを通すことができませんでした
普通のPFならここでいったんポイントガードを探して返すか、ピボットしてビールがまたボールを受け取るのを待ってハンドオフパスをして仕切り直しすることが多いですが、八村は違います!
ビールに出せないと見るや否や、得意の機動力を活かしたドライブでゴールまで直進、トレイ・ライルズがついているにも関わらず、パワフルなアタックで吹き飛ばしてから豪快なダンク!!!
吹き飛ばしてのパワフルなダンクに彼のNBAでの未来を見ました
上の試合開始直後のダンクを含めて3本のダンクを披露した八村。あとの2本を続けてどうぞ!
ビールへのスクリーンと見せかけスリップ、からの本日二発目のダンクを決めた八村!!
八村は前半で20分出場、12得点(FG6/9)・6リバウンド・1スティール・1ブロックの活躍。
via @WashWizardspic.twitter.com/582iQqV0iv
— cata.@NBA (@ct_nba) October 27, 2019
ITの3をプットバックで叩き込んだ八村!!
本日3発目のダンク炸裂!!
via @WashWizardspic.twitter.com/xwSknWvuZt
— cata.@NBA (@ct_nba) October 27, 2019
どちらのダンクもハイライトプレイにのりそうなくらい豪快で力強いダンクです!!
それ以外にも特にミドルレンジや、リバウンドからのセカンドチャンスポイントもしっかり獲得して「仕事」をしっかりする男、八村塁!
彼個人のアイソレーション時々見られるのは新人としては異例です
それができる理由としてはスピードとボールをこぼさずしっかり安定したドリブルからのドライブ→スピンムーブなどの技を持っているからです
ウォールの復帰は当分ないので八村のこういったオフェンスを見ることが多くなりそうです
八村のプレイを見ていて少し可能性を感じたのがハイポストからゴール下や3ポイント待機組への中継点としてプレイメイクできる可能性です
彼自身はアンセルフィッシュなプレイヤーであると同時にセットプレイをただただ実行するだけでなく相手のディフェンスの対応を見極めて次のプレイを適切にチョイスできています
ミドルもあるのでディフェンス側も完全に無視することが出来ないですし、そのことで相手側のディフェンスが八村に集中すれば他が空き面白いオフェンスを構築していくことが出来そうです!!
これはシーズンを通して改善していけばいいと思いますが、1年目として達成したいところはワイドオープンなシュートは4割以上決めて毎年1本決めていこう、これが目標となります
そうすることで相手が放置できないし、得意のドライブにつなげることもできますからね!
今回の戦いぶりを見ているとシュートが下手な選手ではないので、おそらく確実にシュート能力を身に着けていくことが可能でしょう!
試合としては124ー122で負けてしまったウィザーズ
今シーズンはネッツのカイリーといいスパーズのデローザンといいスター選手が接戦をしっかりとものにしてサラリー分の働きをしている試合が多いですね(笑)
*カイリーのクラッチ3VSニックス
*デローザンのクラッチダブルクラッチ(笑)
DeMar DeRozan comes up clutch for the Spurs in crunch time.
Keep your eye on San Antonio.pic.twitter.com/5EoCYdBuL5
— Legion Hoops (@LegionHoops) October 27, 2019
あとは最初の3試合の八村の主要スタッツを眺めていると素晴らしい出来であることがわかります
得点:16.5
リバウンド:7.5
アシスト:1
たとえば今現在スター選手となりつつあるジェイソン・テイタムの最初の3試合の平均したスタッツがこちらです(ソース)
得点:12.3
リバウンド:9
アシスト:1.6
ま、あまりにもサンプル数が少ないので参考程度ですけどね・・・・
これを見るともしかしたらスパーズじゃなくて、ウィザーズに行って良かったかもしれません。八村選手のポジションだとルディ・ゲイやラマーカス・オルドリッジとポジション争いをする必要があり開幕スタメンは不可能でした
*こんなチームに馴染んでいる八村も見たかった・・・・かな?
*八村のドライブに3人がかり!
これからもますます活躍が期待される八村塁、この調子で実力をしっかり伸ばして日本代表の方でも力を活かしてほしいと思っています
あとウィザーズは確実に日本での最も知名度があるNBAチームになりそうです(ウィザーズファン良かったね!)
それではみなさん、また~
10月23日にNBAが開幕して早速今季一押しチームのクリッパーズとレイカーズが激突しました
管理人的には一番注目していたゲームなだけにそちらについても記事を残しているのでぜひご覧ください!
で、24日には日本人初となるNBA開幕スタメンが確定した「八村塁」のデビュー戦が行われましたのでそっちの方のレビューもやっていこうと思います!
*NBAの用語解説はこちら!
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知っての通り八村選手をドラフトしたのはウィザーズですが、はっきり言って近年のウィザーズは非常に弱い。しかもその原因が非常に根深いです
選手が弱いからとか、フランチャイズが人気がなくてFAに頼れないとかそういう問題じゃないです
そもそもチームの方向性と土台を形作るのに欠かせないGM(チーム運営責任者)が無能らしくて、全然まとまったチームを構築することができない
そのうえ2人のオールスター選手であるジョン・ウォールとブラッドリー・ビールの仲がそこそこ悪くて、この最悪の事態に輪をかけてチーム最強のプレイヤーであるジョン・ウォールが大けがを負って今シーズン出られなそうです
そんなウィザーズは今シーズンも当然弱くて、あまり希望がなさそうですがそこにドラフトされたのが八村選手です
ウィザーズとしては9位という高順位で指名したからにはかなり期待しているだろうし、そもそも選手が足りないウィザーズでは安定して出場時間を確保できるのでチャンスには恵まれていると思います
そんなウィザーズのスタメンがこちら
最初に全然関係ないですけど、このロスターを書いているときにはじめて漢字の名前を使いました(笑)
唯一のオールスターであるビールが中心となりますが、2番手の選手がいないことが八村選手の躍進にとってプラスに働くことは間違いないです
さて、開幕戦でダラス・マーベリックスと戦うことになったウィザーズですが、当然八村のマッチアップ相手であるユニコーンことクリスタプス・ポルジンギスに対してどれほどのプレイを見せられるかで、ある種これからのNBAキャリアを占うことになると思います
試合全体を総括するなら「ドンチッチ・ショー」の一言です
コート全体を網羅的に把握する広いビジョン、ステップバックシュートをなんなく沈める高精度のシュート能力、ドリブルからディフェンダーの間を巧みにぬって進むドライブ
どれもこれもMVPレベルの選手が備えているそれと遜色ありません
さらに相棒であるポルジンギスのほうも最初こそシュートが不調でしたが、徐々に実力を発揮してダンクとスリーをしっかり決めていて、完全復活を予感させます
その一方でウィザーズ側でもビール、トーマス・ブライアント、そして八村塁が躍動しました
八村凄いね!
いきなりのダブルダブル✨
NBAのスピード、パワーに対応出来る事を十分に証明したね!
あとは82試合という、超ハードなスケジュールを怪我なく乗り切って欲しい!#ruihachimura#八村塁
pic.twitter.com/E205JEVEUf— マイコー (@maikojordan) October 24, 2019
このシュート何ですが、最初にトップの位置からスリーを狙っていて、高く弾かれたボールを空中でしっかりキャッチ。ここまでなら多くのルーキーたちができることですが、そこからの迷いのないプレイ選択が見事です
普通あの位置でボールを取ったら、ボールハンドラーやエース選手を探すことが多いのですが、八村は一切迷いなくフリースローラインまで踏み出して得意のミドルをしっかり決めきります
さらに3年生まで大学に在学していた効果があったのか、体つきもがっしりしているのでパワー負けしているシーンがこの試合ではありませんでした
それどころか初得点はゴール下で、ポルジンギスを押しのけてのショットだったのが印象的です
八村だけのハイライト集が作られたということは、ある意味でKDやレブロン、カイリーやカリーなどと同様の扱いを受けている、もしくは受けられるかもという期待もできます!!
開幕前から、なんならドラフト時点から言われていた弱点が「八村の3ポイント能力ではNBAは厳しい」です
今の時代ストレッチできるPFが普通なので八村選手くらいの体格でそのプレイスタイルならシュートを打てなくてはいけません
八村3年生時点での3ポイントシュートに関するスタッツは以下の通りです(ソース)
出場試合数:37
3ポイント%:41.7%
3ポイント試投数:36本
3ポイント成功数:15本
41.7%の成功率は普通に考えたらめちゃくちゃいいですが、そもそも1試合で1本も打っていないうえ、成功したのは2試合に1本以下なので数字としてはあてになりません
さらに大学バスケであるNCAAとNBAでは3ポイントのラインとゴールの距離がけっこう違っていてNBAのほうが1メートルほど遠いのでもともとシュートがうまくても苦戦するプレイヤーがけっこういます
実際開幕戦でも、最も3ポイントシュートの中で簡単とされるノーマークのコーナー3を2本外していたので、フリーでの3は確実に決める能力を備えたいところです
また、解説でも言われていた通りNBAレベルでのディフェンスにむらがある印象を受けました
確かに1オン1で集中して相手選手をガードしているときはかなりいいディフェンスを発揮するのですが、ドライブなどで小柄な選手にゴール下まで切り込まれると、我慢しきれずファールしてしまいAND1を献上してしまいます
ファールトラブルは最悪、試合の要所で一切使ってもらえなくなるマイナス要素になる可能性大なので気を付けてアジャストしていきたいところですね!
懸念事項があったとはいえ、チームが弱くて10点差で負けたとはいえ、ダブルダブル達成おめでとう!!!
まさか管理人がNBAを見ているうちに日本人選手がドラフト上位指名で開幕スタメンで、試合ではダブルダブルの活躍する日がくるなんてね!
生きててよかったぜ(笑)!!
*ちなみにウィルト・チェンバレンはデビュー戦で43得点28リバウンド決めています。うん、神話の世界
そんなこんなで今回の記事はウィザーズのゲームレポートではなく、八村選手のデビュー戦レポートになりました
なのでカテゴリーもNBAではなく日本バスケとなっています
そしてこれからの活躍次第で、ていうか絶対活躍するけど、どんどん八村選手や渡辺選手の記事を増やしていこうと思います!
それではみなさん、また~
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バスケ・ワールドカップIN中国が遂に幕を閉じました!激戦に次ぐ激戦で非常に面白いゲームがNBAのオフシーズン中であるにも関わらず見ることが出来たことは大変ラッキーだったなとしみじみ思います
ところで優勝候補であったアメリカがあっさりフランスに敗れてしまったことはワールドカップ全体を通して個人的には衝撃的だった事件でした
そして優勝チームとなったスペイン、そしてエースの「マルク・ガソル」には素直に拍手を送りたいです!
NBAシーズン2019ではガソルはトロント・ラプターズの中核選手の1人としてNBA制覇に貢献し、今回はFIBAワールドカップでスペイン代表の大黒柱として、これもまた大貢献を果たしました
そしてワールドカップも終わったことなのでとりあえず今回の大会を総括しようと思います!!
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大方の予想に反して(管理人のも)チームUSAは決勝にすら進むこともかないませんでした。当然優勝なんてあり得ない話
代わりと言っては失礼ですがワールドカップ決勝に進んだチームはスペイン代表とアルゼンチン代表。このチームは一見全く関係がなさそうでいてけっこうな共通点があります
まず一番マイナーなところから(笑)
何気にスペイン代表とアルゼンチン代表はそれぞれネイティブスピーカーとしてスペイン語を話します。スペイン代表は当然ですがアルゼンチン代表もスペイン語を話すことは意外にも盲点だったりして、、、、!?
両チームともかつてはチーム内に多くのNBA選手を抱えていた世界的な強豪国だったわけですが現在絶賛世代交代中
スペインの絶対エースだったパウ・ガソルは代表を引退。そして全世界の禿げの希望、アルゼンチンの至宝マヌ・ジノビリは代表だけではなく、NBAからも引退しました
全然関係ないけどサッカーもバスケ以上にそれぞれ強くて、大人気のスポーツです(笑)
彼らが球技が上手い理由はいろいろあるでしょうがそもそもラテンの血がそうさせる説でも爆誕させようかな(爆)
今回の記事のテーマとはあまり関係ないので簡潔にまとめます(正直ハイライトしか見ていない)
*ハイライト動画
両チームのハイライトプレイですごく多かったのがトリッキーなアシスト。マルクガソルのビハインドバックパス。アルゼンチン代表Gのカンパッソの度肝を抜くようなトリッキーなパスと非常に観ていて楽しかった
ただし両チームの地力の差がそのまま点差に出た感じ、いや両チームのNBA選手の数の差かな?(スペイン4人、アルゼンチン0)
前半終了の折り返し地点で31-43でスペインがリード
そしてこのままの点差を終始アルゼンチンは詰めることが出来ず、そのまま95-75でスペインが見事を優勝を飾りましたチャンチャンという話です
管理人はアメリカ以外ならスペイン代表が優勝すると踏んでいたのでこの結果には全然意外性はありませんでした
しかしアルゼンチンは強かった・・・・・NBA選手がロスターに0人ですからね。そういう意味では日本より少ないわけですよ!?
それなのに結果だけ見れば日本はワールドカップ全敗、アルゼンチンは準優勝という圧倒的格差・・・・それに直接対決では強化試合という名目だったとはいえ僅差で敗れています
何はともあれ、スペイン優勝おめでとう!!!
今大会の一番のサプライズはこれでしょう!なんたってバスケのチームUSAですからね、、、、、
実力も他を隔絶しており、国際試合は連戦連勝、直近の2008、2012、2016年のオリンピックで優勝しており国際試合の連続勝利数は58連勝
金字塔とは何ぞやという疑問へのある種の正解でしょう!
そんなアメリカが無残に敗れた姿をこの大会で見ることが出来るとは・・・・・・
*敗れたフランス戦
フランスは多くのNBAプレイヤーを抱えているものの全員がNBA選手というアメリカが圧倒的有利だと勝手に管理人は思っていました
ところがふたを開けてみればフランスの大きさに圧倒されたアメリカ。確かに今回は軽量なウィングの選手が多くてビッグマンよりの選手がマイルズ・ターナー、ブルック・ロペス、メイソン・プラムリーくらいしかいませんでした
しかし最終的にはフランスが大金星を勝ち取ったわけです
更に連戦で迎えた相手はセルビア。セルビアのエースである二コラ・ヨキッチはNBA1多彩なスキルとコートビジョンを持つセンターです
そしていきなり第1Qから圧倒的な攻撃を加えられて(セルビアの3の精度が異常だったことが原因)終了時点で32-7というおおよそアメリカらしからぬ立ち上がりとなりました
その結果、いつまでもその点差を縮めきれずに負けという結果に終わりました、、、、、RIP
*対セルビア戦
この結果が示すことは当然ただ1つです
来年の東京オリンピックではアメリカはフルメンバー、最強の12人を選ぶということですね
そもそも2008年に結成されたチームUSAは「Redeem Team」=再証明のためのチームと言われていました。その理由は2006年の世界選手権でアメリカが敗れたから
その結果北京オリンピックでは見事に優勝を勝ち取ったのがチームUSAなわけです(その時の準優勝がスペイン)
当時の最強メンバーで挑んだわけですがそれから10年以上たって明らかに世界のレベルが上がっているのに代表チームのロスター的には舐めた布陣になったアメリカ
それが再び最強アメリカのDNAを証明する為にやってくると考えたら・・・・・・・ワクワクがとまらんぜよ!!!
ちなみにこんな布陣を2020年東京オリンピックでは見てみたいです
うーん強そう(月並み)
このチームだとゲームメイクをレブロンに託して、ADはひたすらリムへとアタック。カリーはキックアウトスリーを練習通りに決める。ハーデンは自由にアイソゲームでもしてもらって、レナードはNIKEとの訴訟問題でも解決しててください(爆)
ただ弱点として考えられるのがディフェンス。バックコートがちょっとあれだし、レブロンはディフェンス自由人だし(笑)
だからこそ控えのメンツは少し考えました
*ポジションはハンドラー、ウィング、ビッグマン。2020年オフシーズン時点で大怪我を負っている選手(KD、クレイなど)は含まない
デイミアン・リラード、カイリー・アービング
ポール・ジョージ、ジミー・バトラー、ブラッドリー・ビール
マイルズ・ターナー、アンドレ・ドラモンド、ザイオン・ウィリアムソン
やっぱりこうやって見るとウィングのポール・ジョージ、ジミー・バトラーのダイナミックディフェンディングデュオが最高ですね!
あとはシューターとしてブラッドリー・ビールを追加ということで。これも楽しみ
ビッグマンは今回のワールドカップでもスタメンセンターを務めたマイルズ・ターナーに加えてアンドレ・ドラモンドを加えます
今回のアメリカ代表で足りなかった、そしてヨーロッパ系のチームで強いインサイドで対抗するためにはドラモンドのリバウンド力とブロックとスティールの才能がピッタリ
ザイオンはかつてのAD(2012年ロンドンオリンピック)、クリスチャン・レイトナー(1992年バルセロナ五輪)のように将来期待のスター枠です。彼ならフォワードセンターを務めることも可能でしょう!
*ザイオンのブロックハイライト
これが東京で見れるなんてついている以外の言葉で言い表せない(笑)
最後に1つだけ言わせてください
全部管理人の妄想ですから(笑)!
本番(五輪)のための前哨戦感があった今回のFIBAワールドカップ。そしてこの大会で日本代表は今後1年間で徹底して詰めなければいけない課題を見つけました
このことについてはこちらの記事で詳しく書いたので詳細は割愛しますが、基本的に課題はオフェンスで4つ、ディフェンス2つでです
これらが解決することで初めて、本戦へと出場できるレベルとなります。全然優勝とかじゃないです
あとは渡邊、八村がNBAでどれくらい個人技を磨いてこれるか?馬場はGリーグで成果を見せられるか?そして個人突破でオフェンスをクリエイトできる選手をガードに加えられるか?
ここらへんが今後1年間で解決したい課題ですね(お、多い、、、、)
そして東京オリンピックでは地元開催の意地を見せつけて最低でも1勝は勝ち取ってほしいと思います!!!
ここ1か月に数試合の国際試合を見たことで改めて確認できたことが2つあります
「やっぱりNBAはまじもんのバケモンだな・・・・・?!」ってことと「日本代表はスタート地点に立ててない」ってことです
まずどのチームを見ても、当然チームUSAであってもチームの中心選手はNBA選手です。アメリカ代表は当然のこととして、優勝チームのスペインではガソルが、アメリカを破ったフランスではゴベアが、同じくアメリカを圧倒したセルビアではヨキッチがチームの中心にいました
アルゼンチン代表はNBA選手はいないとはいえ、チームの中心はNBAで10年以上活躍したルイス・スコラです
当然日本代表アカツキファイブは八村選手ですね!
彼らが他のチームの非NBAプレイヤーを圧倒することでいかにNBAが人外の領域なのかよく分かります
そして2つめが日本代表は多くの課題を今大会で露呈したことです
やはりいくら八村がNBAに1巡目上位で指名されたとはいえ彼はまだNBAで公式には1試合も出ていません。渡邊雄太がいくらいい結果をサマーリーグやGリーグ(NBAの下位リーグ)で残したとしても、それは人外の領域外です(ガイガイうるさいわ)
それとその他の選手が何とかしてステップアップする必要がある所も多いですし、課題は山積み。例えるなら100メートル走の予選出場前で、なおかつシューズもまだ右足しか履き終わっていない、みたいな感じですね
だだ、これはネガティブなことなのでしょうか?管理人的には全然ポジティブなことだと思います
だって、今までの日本代表ならどうだったのか?そう尋ねられた時、管理人なら「ミニバスをしている」って答えます
高校生に混じって小学生がミニバスをしてもボコボコにされるどころか怪我をするだけですよね??
それが今ようやく同じ【バスケットボール】をプレイし始めた
これからの各選手の成長と来年のオリンピックでの好成績を期待してこのレポートを〆ようと思います!!
それではみなさん、また~
ワールドカップ予選、日本は残念ながら3連敗。アメリカ戦では世界との実力=格の差をまざまざと見せつけられた気がします
ただ負け続けるだけだとあまりにも残念なのですが、どこかのタイミングで公式戦に勝利していきたい、そんな感じのニュージーランド戦です!
果たして日本代表は初勝利をもぎ取ることができるのか?注目の一戦が始まります!!
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さてなんとか初勝利を飾りたい日本代表「アカツキファイブ」、そこに悲報が飛び込みます
日本のエース「八村塁」が怪我のため残りの代表選を離脱!!
八村選手は6月末のドラフト以来サマーリーグ(NBAのシーズン前の調整試合トーナメント。新人はほぼ全員参加)、代表強化試合、ワールドカップ予選とここ3ヶ月、ノーブレイクで全力投球し続けてきました
そのため体での負担が半端なくて、予選の間も発熱などの体調不良に悩まされました…
しかし、もう現在の時点で日本代表がさらに先へと進める可能性は0なので、来たるNBAシーズン2020に向けてベストパフォーマンスを発揮するために休むという判断のようです
この判断について管理人的には以下の2点の理由で賛成です
さて前回のアメリカ戦に引き続いて、しっかりとした目標を各々持って挑んでほしいニュージーランド戦がいよいよスタートします
今回のスタメンは八村とPGの篠山の離脱に伴い多少の変更がありました
やはりこのラインナップで期待したいのは馬場&渡邊
渡邊はこの試合での活躍次第でNBAへの道が開けてくるところですが、ワールドカップではあまりいい活躍をしているわけではないのです。NBAへのプラチナ切符をつかみ取りたかった絶対的な活躍が必須となります
そして馬場雄大はこのワールドカップで一番成長した選手と言っても過言はありません。アメリカ戦では見事18得点、日本代表の中で一番のスコアラーでした
ところで本編とは全く関係ないですがニュージーランドのナショナルチームは何のスポーツでも「ハカ」をやるみたいですね!
体のゴツさとかもあるけどやっぱりラグビーの方が迫力がある、流石オールブラックス(NZのラグビー代表。世界最強と呼び声が高い)
開始3分で9-10というハイペースな試合展開をしていく日本対ニュージーランド。速い展開は確かに日本にとってはトランジッションオフェンス(速攻)が増えて有利と言えば有利そうですが、大きな問題があります
これだけ怪我人が出ていて離脱者が多い状況で、体力の消費が激しすぎないか??
当然速攻が増えれば全速力シャトルランになるわけで、選手たちの体力の消費も増えます。しかし控えメンバーがいつもより少なく層が薄くなっている状況でそれをやっちゃうと面倒なことになりそうな気もします・・・
そんなことを言っている内に渡邊が2本のドライブからFTを4本錬成しました!
このプレイ自体は積極的なアタックでいいんですけど、ものすごく日本代表の問題点というか、渡邊雄太を活かしきれていない部分が強く感じられます
渡邊は根本的にストレッチ4からSFのポジションなわけで言うなれば大きなウィングです
ということで彼の場合ボールハンドラーからのキックアウトパスをキャッチ&シュートで3ポイントシュートを確実に決めていくことがNBAにおいて求められているし、得点源としたい理想の形
ところが日本代表のPGはあまり、というかほとんどキックアウトパスを供給しません(できない?)
そこでどうしても渡邊自身がドライブで切り込む必要があるのですが、彼自身がまだドリブルムーブの多彩さが足りていないです
ということで日本代表的に必要なのはPGの突破力からのアシストできるコートビジョン。渡邊個人として必要なのはドリブル突破からのフィニッシュ力です
*ドライブからのキックアウトの好例
このワールドカップではファジーカスはどうしてもスピードの遅さからディフェンスでは穴になってしまい不要論すら一部で叫ばれる始末
しかーし、この試合ではニックが魅せてくれました!
この試合はとにかくに3ポイントシュートの精度が異常に高かった!!
3分の3でスリーをガンガン決めるとアカツキファイブのオフェンスをまるごとけん引しました(というかいなかったら崩壊してた)
この日も相変わらずスピードのミスマッチはつかれましたが、オフェンスの効率性がめちゃ高くて、2Qの途中ですでに20得点
完全にエース・ファジーカスでした(笑)、、、それをチェコ戦でやってほしかった
このワールドカップではっきり認識しました・・・・・
馬場のスピードは世界(NBA)レベルだと
アメリカ戦からも感じていたことですが、ドライブで強引に中央突破をハーフコートより前で仕掛けていける選手が馬場選手です
でもフィニッシュがどうしても大分精度が落ちてしまうんだよな・・・・・・これは日本代表全員に言えることですが(八村以外)
スピードでどれだけいけたとしてもシュートが決まらなきゃどうしようもない(3年前のディアロン・フォックスみたいに)
やっぱりフィニッシュ力の強化が必須・・・・・・・・
ニュージーランド代表がこんなに強いと思わなかったし、こんなに強いのにやっぱり本選には進めないんだ、、、、世界は遠いぜ、アカツキファイブ
ウェブスター兄弟がとにかく強い。兄貴は非常に優秀なガードだし、弟はクズマ似のイケメンだし(笑)。いや、むしろベン・シモンズか?
問題:誰が誰であるのかを答えよ!
解答< >
解答< >
解答< >
正解は来シーズン(笑)!!
第2Qから既に弱点が露呈し始める日本代表(は、早すぎる・・・・)
ここから先はポジティブなことをほとんど書けないので、読みたくない方は読まなくていいかも
それではまずオフェンスから
トランジッションオフェンスが今の日本代表の一番の得点源になっていることは間違いないです
そこで考えたいのはその時の決定力。どうしても1人で突っ込んだときにフィニッシュの多彩さが無いので攻めあぐねてしまう印象が強いです
ギリギリまで行ってフローターなのか、あえてミドルを打つのか、強引に突撃してファール貰うのか(これが一番楽)、それともユーロステップを使うべきか?
これを鍛えて高い得点効率を実現する=速攻になったらほぼ確実に得点に繋がる、ことこそが今後のオリンピックへ向けての課題です
個人的には渡邊と馬場はユーロステップを体得すること。そして代表メンバーを見てすごく違和感が残ったのが、チェンジオブペースからのビハインドバックドリブルがほとんどなかったことです
あのプレイはすごく意外性があって上手く使えばマークマンとの距離を引き離してジャンプシュートへつなげられる非常に効果的なスキルなんですけどね
セットプレイが起動不能なせいもあるんですが、ピック&ロールを多用しすぎです
けっこうプレイ全体が読まれちゃっているのであっさり止められるパターンが散見されたワールドカップ。それと同時にボールが一切動いていない
あと周りの足が停まっちゃっているので2オン2が基本になっているのも痛いです。基本的に相手チームの方が個の力が上なので2対2をやっちゃうと攻め切れません
困った時の八村がいないぶんそこがより目立ちました
全然見ることが出来なかったセットプレー。あれじゃシューターがいないのと同じではと、、、、
色々見て思ったことはそもそもオフボールスクリーンのフィジカルが紙過ぎる、、、、、
「神過ぎ」たらどんなに良かったことか・・・・・
がちっと止められないので簡単に相手のマークマンが付いて来て、結局ズレを生み出すことが出来ない。ズレが無いからシューターがフリーにならない
セットプレーが役に立たないからピック&ロールに走る。それを読まれてディフェンスには止められる、と負の連鎖で悪循環なわけです
流石にここまでやれとは言わないけど、しっかりとしたスクリーンをかける練習からした方がいい、それが分かっただけですごく大きな経験になったと管理人的には思います!
*ここまで
何度も見られたけどやっぱりスピードが劣るニックが狙われる・・・・・・
それはもう宿命に近いものがあるんですが、少し考えたいのはヘルプDがどこまで寄るのかって話です
あんまり寄りすぎると今の時代センターでも平気で3ポイントシュートをガンガン打つ時代なので普通にワイドオープンになってしまいます
むしろウィークサイド(ボールハンドラーがいない方)のディフェンダーがヘルプでペイントに適宜来たりしてもいいかも
あとはそもそもピック&ロールでハンドラーを2人がかりでしっかり潰すことが基本です
その為には出来るだけ腕の長さを活かしてディフレクション(パスコースを塞いで相手の思い通りにパスさせないこと)なんかを積極的にやるべきですけどそれが出来る選手は渡邊くらいかな・・・・・?
とにかくリバウンドが取れない。相手に競られてしまうオフェンスリバウンドは勿論ですが、そもそも圧倒的にディフェンスリバウンドも取れない
フィジカル問題ももちろんあるんですが、それ以上に1回でボールをしっかりがっちり確保できない感じがはっきり伝わってきます
どうしてだろう?特別コーチでロドマンでも呼ぼうか(爆)??
*1人で34リバウンド取った試合
もしくは赤木をコーチ兼選手として呼んできましょう!
っていうじょーだんは置いておいて、基本的に上手くリバウンドを取れていない原因は早め早めのボックスアウトが出来ていないからです
ボックスアウトを考えたポジショニングと力で押し出すパワーを持っていれば身長とジャンプ力の欠如を補えるはずです!
そこをポジションに関わらず全員が共通認識としてリバウンドを頭に叩き込むべきです!
うーん、正直代表の課題としてこれを挙げるのはあんまり気分が良くない。だって日本代表ですよ?!
それでも全体的に2本安心して決めきってくれると思えるのはそれこそ八村選手くらいです。ミドルレンジが上手いのと関係しているのかな・・・・?
でも本来なら日本代表はこういうところで勝負しなければいけないはずなんですよ!
フィジカルが弱くて身体能力でゴリ押せる化け物が揃っているわけではないアカツキファイブは、絶対に誰にも邪魔されず、毎回定位置から打てるシュートを絶対に外してはいけない!
厳しく言えば、それが今の世界との差。決めきるべきところをしっかりモノに出来ないから1勝もできていない現状だと思います
最低チーム平均で75%、出来れば8割越えを目指したい!
かなり書くことが(欠点)多くなりましたがそもそも嬉しいことが「書ける」(欠ける、掛ける)ってこと
あの日本が・・・・・っと言っても知らない人も多いと思います!それはなぜか?
そう、弱すぎて日本代表の存在すら知らない人が多数だったから
興味すら持たれない弱さって言ったらどう??
かくいう管理人もNBAは大好きだけど、日本代表にもbjリーグにもあんまり興味が無かった。だって弱くて面白くないから
それが弱いってことがメディアに取り上げられるようになった、そのことこそが一定以上の人気と価値を生んでいる、そう感じることが出来たワールドカップ予選でした
*少し前ではこれは考えられなかった
試合自体はまだ残っているので今後どうなるかはまだまだ期待できますけどね!
こんな感じで今回は終了です
それではみなさん、また~
9月1日から始まったワールドカップにおいてトルコ戦、チェコ戦と残念ながら2連敗を喫してしまった日本代表「アカツキ5」。これにより大変残念なことではありますが、本戦出場不可が決定しました
全体としては代表の弱点が洗い出されたと同時に代表の「良さ」もしっかり魅せることが出来た2ゲームでした
あ、両方とも試合レポートを書いたので是非そちらもご活用ください!
さて今宵の相手はあの最強国家アメリカ代表。バスケットボールが生まれた国であり世界最強のリーグであるNBAを擁する、まさにバスケ界の盟主的存在です
そんなアメリカ相手に日本代表がどのような試合展開を見せることが出来るのか、そこが今回の試合の一番の注目ポイントでしょう!
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正直な話をするとやっぱりアメリカ代表に現状の日本が勝つことは不可能です
これはネガティブな話じゃなくて、例えるなら台風に逆行して進む船が沈没するのは目に見ています。だからこそ勝利以外の目標設定が必要です
八村塁選手はこのシリーズにおいて完全に日本代表のエースへと成長しましたが、彼が10月から戦う場所はワールドカップより数倍レベルが高いNBAです
周りの選手はNBAレベル、それどころか今回の代表はアメリカ代表の4軍とさえ言われているわけで、リーグには当然もっとレベルが高いオールスターたちが大勢います
つまりこの代表戦でどれほどの成果を残せるかというのがこれからのNBA生活を占う1つの指標となるのではないでしょうか?
八村は10月からNBAの舞台に立ち、ベンチでの席を確約されています。しかし一方の渡邊は現在2way契約という2軍と1軍を行ったり来たりする非常に身分が不安定な状況です
1軍で出場機会を得たときにしっかりと結果を残れば本契約へと繋がりますが、残念なことに昨シーズンは本契約へと至りませんでした
しかし今回はスタメンで長時間プレイする権利を獲得したうえで、スティーブ・カーやポポビッチ、大勢のアメリカのファンの目の前で、NBA選手相手にプレイするチャンスを掴みました
ここをモノに出来れば、NBAがぐっと近づくはず・・・・!
今回のワールドカップ以上に豪華なメンバーが出場することが予想されるのは、「2020年東京オリンピック」
オリンピックには現役最強選手であるレブロン・ジェームズや史上最高のシューターであるステファン・カリーらが参加を現時点で表明しています
いうなればワールドカップ自体が五輪のための前哨戦。普段はなかなか相手にすることが無い世界レベルのフィジカルを体感して自分たちに足りない部分をしっかり認識するいい機会かと
と、いうことで目標は以下の3点
以下はアメリカ代表のスタメンです
また非常に残念ながら(残念なこと多すぎ)アメリカ代表の中核選手だったジェイソン・テイタムは足首の怪我により数試合離脱しており、この試合にも出られません
当然ながら全員NBA選手なので所属チームでも書いておきました(笑)
しかしこれでもアメリカ代表にとっては4軍から3軍のラインナップということになります。というのもNBA選手の中でも当然レベルに差があるわけです
リーグでトップ15人を決める賞がNBAには存在してその賞を「オールNBAチーム」と言います
オールNBAチームはファースト、セカンド、サードに分かれていてそれぞれが5人選出されます
ということは理論上はオールNBAチーム全員がロスターに入れば最強USAですが、外国人選手も中には含まれているので実現は出来ませんが・・・
次にオールスターがリーグ全体で24人選ばれるので最強USAをつくるためにはオールNBAとオールスターの混合チームです
しかし今回のチームUSAはオールスターが2人のみ。さらにオールNBAに至ってはサードチームが1人のみです
まずチームリーダーであり、今回の代表唯一のオールNBAサードチーム&オールスター選手の「ケンバ・ウォーカー」
もう1人は昨シーズンオールスター初選出された「クリス・ミドルトン」
非常に優秀なサポーティングキャストで、精度の高い3ポイントが持ち味です
ま、って言っても圧倒的な戦力を誇るのがチームUSAなんですけどね、、、、、
アカツキファイブのスタメンは以下の通り
田中に代わって篠山に戻したラマス監督の意図はいかに?管理人的にはオフェンスをクリエイトしていこうという意識が強い田中の方がいいかなぁ~
一方でこの3戦の間に完全に代表のスタメンの座を掴んだのが馬場雄大。彼がスタメンに入ることでトランジッションオフェンスが非常にはかどります
このメンツでどこまでやれるのか、いざ勝負!!!
ケンバ・ウォーカーがジャンプボールからボールを受け取ると開始5秒でいきなりスピンムーブで篠山を交わすとニックをあっさりスピードで抜き去ってAND1!!
このプレイはこれからの日本VSアメリカの試合の流れすべての縮図になっているかのようなプレイでした
このプレイでしっかりFTを沈めて3点プレイを完成させたケンバ&チームUSA
そこから1分半、8-0のランを展開させてしまうアカツキファイブ、、、、、
*これを思い出してしまう管理人。問題:どの試合でしょうか?正解は図中にあり(笑)
ハイライトでは見つけられなかったんですけど、ポストから八村にボールが渡って得意のターンアラウンドフェイダウェイシュートを八村が試みました
ところが何とボールはかすりもせずリングを超えてエアボール。そのままアメリカの速攻へと繋がってしまいます
このプレイが少し気になっていて、八村に対するディフェンダーはハリソン・バーンズでした
体格は同程度で、ポジションも近い2人。むしろそのあたりを目指すべき八村。そんな中でエアボールというのは少し心配です
というのも単純に興奮によりパワーがコントロールし辛くてエアボールならいいですけど、フィジカル負けして打たされたエアボールなら課題は大きい・・・・
さらにアメリカに走られて11-0にまで差を広げられるアカツキファイブ・・・・0はあかんて、、、、
何て言うか速い展開で11点取られることはあり得ると思うんですけど、0点っていうのはバスケットボールっていう競技を考えたとき致命的です
2点何とか奪い取ったのはアップ&アンダーからファールを引き出した渡邊雄太。流石NBAと言いたいところだがまだまだ。ちゃんと2本FT決めてからだ!
決めた、決めたぜ!流石NBA!!!、、、(笑)
でも残り4分半で18-4というプロセス時代のシクサーズを彷彿させる得失点となりました(笑)
NBAのフィラデルフィアセブンティーシクサーズは5年ほど前チーム状況があまりに酷くてシーズン82試合で貫禄の10勝72敗、ぶっちぎりの歴代最低勝率を叩きだしました。その時代をプロセス(過程)時代と呼んでいます
更にミドルトンからプラムリーへのアリウープが重い一撃でアカツキファイブを襲う(ポケモン風)
そんな感じの殴り放題でしたが第1Q終了時点でのスコアは23-9。思ったよりかは開いていないっていうのが管理人の感想
連動性が低いというか、デザインされた、セットされたオフェンスが全然決まらない、そして全然やらないアカツキファイブ
唯一見れる選手というのは「馬場雄大」のドライブ
あと全然試合内容とは関係ないんですが、会場の観客の両チームへの声援の質が完全に違います
日本に対する歓声は「頑張って!!」「いいプレイだ。よくやった!」「諦めるなっ!」的な歓声であるのに対して、アメリカへの歓声は「卍すげえええええ!!!!卍」って感じです
前半終了時点56-23。むしろ23点取れたのがよかった!
*マジのブザビ!
ワタナービーがブザービーター決めた比江島に駆けよるシーン、最高だった!#AkatsukiFive#JAPANMADNESS#FIBAWC #JapanGotGame #日本一丸#brex pic.twitter.com/TeQXBiKLi6
— Kotaro (@Kotaro) September 3, 2019
ここまで1点も手に入れていない八村。全然動けていないというか、得意の1オン1が全然通用しない
勿論今までの相手とはレベルが違います。大学時代はNBAに行ける奴なんて一握り。代表戦でも相手チームには多くて4~5人しかNBA選手はいないわけです
それが見渡す限りNBA選手となると1オン1のディフェンス強度がまるで違うのは当たり前
なーんておもってたらやりやがったぜこの野郎!!!!(歓喜)
そして代表に生気が戻り始める・・・・・・!
Yudai Baba 馬場雄大 18 Pts Highlights vs USA | 🇯🇵🆚🇺🇸#FIBAWC #FIBAWorldCup2019 #FIBAWC2019@babaseyo pic.twitter.com/bZiJEjIWWW
— Dawkins (@DawkinsMTA) September 5, 2019
試合を通じて日本のスコアリングをけん引したのが渡邊でもなく八村でもなく、馬場雄大!
最高の持ち味はハイスピードドライブ!そして強力な体幹を活かしてファールを貰うこと前提でインサイドへとペネトレイトします
ジャンプ力も非常に高く、日本人選手としては珍しく強烈なダンクもしばしば披露しています
その馬場が第4Qの残り5分ごろからエンジンがかかり始めました
まずはトランジッションからのドライブ、ディフェンスからの速攻でリバースレイアップ
極めつけは完全にアメリカ側のパスコースを先読みしてインターセプトをするとそのまま豪快なワンハンドダンク!!
日本に馬場あり!!このワンプレーが植え付けた印象は強烈です!!!
そんな感じで最終スコアは98-45でアメリカが完勝
NBAという異次元の存在を無理矢理上海に召還した結果がこれです(笑)
最初から管理人的には勝つことを期待していたわけではなかったのですが、少し残念だったのが八村選手が4点に留まってしまったこと
マイルズ・ターナー(昨シーズンのブロック王)の上から強烈なダンクを叩き込んだのが唯一のハイライトになりました
疲労や怪我(膝)の影響もかなりあったと思うのでここでのパワーダウン=NBAでのパフォーマンスではないんですけどね
あと渡邊はドリブルムーブをもうちょい鍛えるのとフィニッシュのパターンを増やしてほしいところ。本来ストレッチ4だから3ポイントシュートがメーンだけどね
馬場は3人目のNBA選手になってほしい・・・・・でも現実は厳しいと思います。あちょっとブラウザバックしないで皆さん
厳しいと思う理由は2つ
年齢っていうとまだ23だろって思うかもですが、23はNBAでは中堅選手です!ルーキーで23だと完全にオールド(年寄り)扱いです
今のNBAスターの主流派1年間カレッジでプレイして→中退→NBAという【ワン&ダーン】(コンビ名みたい)というパッケージが出来上がっています
また2、3年生までプレイして→ドラフト→中退→NBAパターンもままあります(八村選手がこのパターン)
それでも21歳なのでそれにプラス2歳。今すぐいかなきゃそれ以上25,26?きついはきついです
それでもポジションによってはと考えてみましたが更に問題があるのが馬場選手のポジション
彼のポジションはいわゆるウィング。SGやSFと呼ばれるポジションとなりますがここは一番オールラウンド性能と器用さが求められるポジションです
身体能力は十分だと実感しましたが(NBAレベルでも)まだまだドリブルムーブの巧さ、ディフェンス強度、そして3ポイントの精度が足りていません
ここをしっかり埋める、しかも若いうちにって考えるとかなりきつい部分があるんじゃないかと思いつつ、NBAで渡邊VS八村、八村VS馬場、馬場VS渡邊なんか実行されたら嬉しくて泣くぞ!
あとは五輪に向けて自分たちはまだまだだ。ミスが多いし、FTが入らないし、チームとしての連動性をもっと高めなきゃだしっていう課題を潰して強みを増やすいい意識改革のきっかけとなったと思います
五輪に期待しましょう!!!
それではみなさん、また~
*あとウィザーズ大好き
We're underway in Shanghai!
日本一丸!頑張れアカツキファイブ!🇯🇵#FIBAWC | @rui_8mura pic.twitter.com/QIUrXaILuP
— Washington Wizards (@WashWizards) September 3, 2019
9月1日に始まった日本代表によるワールドカップの初戦、代表メンバーは弱点もありながら全力で戦いましたが、残念ながら破れてしまいました
上の記事でも既に紹介しましたが、現在日本はグループEに属しており、そのグループリーグで2位以内に入らなければ本選へと進めないというフォーマットになっています
各グループには4か国の代表チームが属しているので、最低でも2勝1敗が本選進出条件となってきます
しかし残念ながらトルコに敗れてしまったことで日本は大分厳しい事態に追いやられました
と、いうのもこちらのグループリーグの組み合わせを見てください
トルコ、チェコふむふむ、、、、、、、、、、、アメリカ?
アメリカ?!
知ってか知らずかアメリカは過去のオリンピックや世界選手権、ワールドカップなど様々な国際大会で負けたことがある回数はわずかに3回
圧倒的なチーム力を誇る背景には選出されるチームメンバー全員がNBA選手という圧倒的な層の厚さがあります
スタメンのみならず、ベンチメンバーまでがNBA選手ですからね・・・・
そんなわけで日本としては2勝1敗を狙いたいところをトルコに負けてしまったためかなりのピンチ!自力での勝ち上がりが少し厳しい状況です
そんなわけで何が何でもの絶対条件として第2戦には勝たなければならない日本の現状があります
ちなみに今回の組み合わせをアメリカ代表として引き当てたの「コービー・ブライアント」だったので、案だけ好きだったブラックマンバをちょっと嫌いになりつつあります(笑)
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さてチェコのバスケについてどれほどのことを知っていますか?
何人NBA選手を輩出しているのか?バスケは盛んなのか?国内リーグはあるのか?管理人は全く知りません!!(いばるな)
でも1人だけチェコ代表で知っているプレイヤーがいました。彼の名前はサトランスキー。現役でNBAのシカゴ・ブルズに所属している選手です
数年間ヨーロッパリーグで活躍した後、NBAへと拠点を移し今や3年間で30ミリオンドル=30億円稼ぐ中堅プレイヤーへと成長しました
ポジションはウィングで、精度の高い3ポイントシュートと意外にも鋭いドライブからのレイアップが武器です
一方の日本代表は先日のトルコ戦とスタメンを大きく変更してきました
具体的には、身長とスピードを優先したよりアスレチックな布陣にするため、バックコートを両方替えるという選択をします
個人的な意見ですがこの布陣が恐らく世界相手に戦うことを考えたとき現在代表メンバーでベストチョイスとなるでしょう!
田中は積極的にシュートを狙えますし、馬場はスピードとジャンプ力を生かしたタテの突破力をチームにもたらしてくれます
さて、この選択が吉と出るか凶と出るか・・・・・・・注目の試合が始まります!!!
運命の1戦がいざティップオフ!!
気合十分の日本代表ですが、一番最初のスコアはやはりエース八村!強引な突破でFTを引き出します
単純に前回のトルコ戦と大きな違いが出ているのは八村に対するチーム全体のディフェンスの強度が低い部分です
もちろん個々人のディフェンスは本気を出しているのは伝わりますが、執拗なダブルチームや、そもそもディナイ(マークマンの前に立ってボールをパスすることすら防ぐディフェンス)は全然やりません
*激しいディナイDの好例
馬場をスターターにした最大のメリットはオフェンスでドライブからの突破力が生まれることです。その期待通りに積極的にドライブに行く馬場!(入らないけど、、、)
やっぱりこれから世界と戦うにあたってどうしてもフィニッシュ力がウィング陣に求められます。そこで馬場と渡辺などドライブできる運動能力があるウィングプレイヤーには是非ともユーロステップをマスターして欲しいところです
そうすることでディフェンスが収縮するし、ファールを数多く引き出すことが出来ます!
*NBAの現役最強スコアラー「ジェームズ・ハーデン」も多用!
篠山に代わってスタメンPGに抜擢された田中大貴がこのQを引っ張ります
篠山との大きな違いはピック&ロールから自分でシュートを狙うという意識の差だと思います!
効果的にミッドレンジやジャンパーを沈めていき、決してチェコには流れを渡さないので日本は前回の試合とは違い、しっかりとくらいついていけています!!
やっぱり誕生日男は一味違う!!
遅ればせながら、誕生日おめでとうーーーー!!!(9月3日)
ドラえもんと田中大貴選手が同じ誕生日だとは(●︎´▽︎`●︎) pic.twitter.com/we7pvCBoV3
— オオハシ@リターンズ (@tweet8toucan) September 3, 2019
前の記事でも書きましたがミドルレンジの八村のジャンプシュートは完全に優秀な武器と化していました!
だからこそというか、ポストプレーでゴリゴリ押し込んでからターンアラウンドシュートでもいいですけど、この高精度のジャンプシュートを活かすセットプレーが欲しい
意外にも「アイバーソンカット」とかが効いてくるんじゃないかな(笑)
八村がスクリーンをかけるんじゃなくて、八村にスクリーンをかける。フリーになったらミドルから高確率のシュートを決めればいいし、追いすがって来たらスピードを活かしたドライブでゴールへ一直線
ダブルチーム気味に来たら、ボールハンドラーがスライドしてきて3ポイントライン付近で貰ってロングレンジシュートに繋げたり・・・・面白い展開を出来そうな予感
実況も言っていたのですが、「バスケはどんなに上手いプレイヤーでも40分フルで出場できない」(例外あり)
ってことは当然八村がいない時間帯が40分間のうち10分程度は発生します
そんな時ディフェンスとそれ以上にオフェンスを誰が引っ張っていくのか?そこが1つの注目ポイント
結論から言うと今回は比江島、渡邊雄太、ファジーカスが頑張ったから離されずに済んだ
けっこう強気のドライブとオフバランスからのシュートが良く決まった渡邊がチームを引っ張りつつ、比江島がうまいことシュートを沈めていく。それで離されずに食らいつくって感じです
さらに八村も戻って1分残しての3点差まで詰め寄ります!!
そして最後にラストプレーを比江島がしっかり決めて40-45で試合は後半へとなだれ込みます
ワタナービーがブザービーター決めた比江島に駆けよるシーン、最高だった!#AkatsukiFive#JAPANMADNESS#FIBAWC #JapanGotGame #日本一丸#brex pic.twitter.com/TeQXBiKLi6
— Kotaro (@Kotaro) September 3, 2019
後半全体を通してよくよく考えてみると一番印象に残ったのがとにかく八村無双
ポストプレーさせればダブルチームだろうと無理矢理ねじ込み、味方がドライブしてフローターやレイアップを外せば、オフェンスリバウンドを確保してゴール下でこれまた強烈なフィジカルを活かしたダンクと&1!!
さらに最高にセクシーなノールックパスから味方への綺麗なアシストを演出します
とはその直後に速攻に走られて2点返されたんで±0なんですけどね、、、、
しかし一方で第4Qの序盤1分30秒
ただ残りの時間とを考えていくと苦しくなっていく日本・・・
更に勝負どころの残り3分ラインでチームの大黒柱でインサイドを支え続けた「ニック・ファジーカス」が残念ながらファールアウト
今日の試合ではディフェンスとフリースローが不調で足を引っ張った印象でしたが、高さが欠けてしまうのは非常に痛い、、、、
そして残念ながらまたまた10点差以上離されて負けてしまった日本代表、、、、、、
最終スコアは76-89でチェコの勝利となり試合終了しました、、、、、、、、、、、(最終スコアはこちら)
残念ながら、最終クォーターで追いつくことが敵わず10点以上の点差で敗れてしまった日本!
これにより本戦出場の望みが完全に断たれてしまいました。もちろんまだアメリカ戦は残っていますが、、、
しかし歴代最強と言われた日本代表がある程度見れるゲーム内容になったことで現実的に解決しなければならない課題もハッキリしたと思います
管理人としては以下の4つを大きな改善点として挙げたいです
もちろん一気に全部改善することは難しいですが順位をつけるとした上からこうなるかと
特に気になったのはフリースローの正確性です。日本代表はまだまだここが不安定なうえ、チームとしてしっかり得点源にするという意識統一が非常に重要です
また3ポイントシュートを上手くディフェンスした後に高く跳ねるボールをいかにしっかり抑えるかが勝負を握るカギになると思います
これは身長の問題ではなくどちらかというとポジショニング(ボックスアウト)とハッスル(気持ち)の問題です
例えばNBAのスーパースター「ステファン・カリー」はこの手のボールのリバウンドがかなりうまいです
あとはのぞみと言えば、八村がポストでゴリゴリ強力なアタックを出来るぶん他の選手があまりオフェンスに参加しない場面がところどころ見られました
そこでオフボールで動くのも重要ですが、ダブルチームを仕掛けられて八村からパスを貰った選手が、しっかりドライブなりぺリメーターのミドルレンジゲームをものにしたりと、得点をクリエイトできる選手が欲しいところです
個人的にはドイツ代表で活躍中のデニス・シュレーダー、テリー・ロジアータイプのガードが欲しいと感じました
実際日本代表でそれが出来そうなのは今回出ていなかった富樫勇樹選手かな?
あとは渡邊が個人技を磨くことに期待しようか!!
セットプレーに関しては有効にシューターをフリーにするようなハーフコートでのセットプレーが殆ど見られなかったのが気になったので書いてみました
実際八村頼りにならないってそういうことだと思う・・・・・
とにかく次のアメリカ戦は勝敗をそこまで気にせずに見ることが出来るので、八村がNBAで通用するかどうかの試金石になるのは間違いないです。なんなら今からワクワクが止まらねぇ(笑)!!
それではみなさん、また~
*NBAの用語解説はこちら!